24/6/12水17hNY4h 明日備えて 帰ります 明日 何時か不明<宅配者が決める
AVGO1479$ 出来高26株 買気配1477$
以下買気配のみ出来高無<
BLK756.39$
BX117.6$
MCHP91.5$
24/6/12水17hNY4h 明日備えて 帰ります 明日 何時か不明<宅配者が決める
AVGO1479$ 出来高26株 買気配1477$
以下買気配のみ出来高無<
BLK756.39$
BX117.6$
MCHP91.5$
横浜西口店には、「都心型価格」が適用されており、通常価格の東口に比べて高いのはそのためだ。とはいえ、西口と東口との違いだけで、なぜ価格がこうも違うのだろうか。 ■「それなら、東口の店へ行ったと思います」 「知らなかったので、びっくりしています。それなら、東口の店へ行ったと思いますよ」 横浜西口店を訪れた40代の主婦は2024年6月11日、J-CASTニュースの取材に、こう答えた。
この女性客は、850円の旨辛チーズてりやきバーガーセットを持ち帰っていたが、東口の店なら770円だった。バーガーだけなら50円の価格差だが、セットなら、その差は80円になる。娘の学校に近いので西口に来たといい、「高いのは嫌ですね」と漏らした。 店を運営する日本マクドナルドでは、23年6月19日付ニュースリリースによると、都心部に立地する184店舗について、7月19日から「都心型価格」を適用している。賃料、人件費などの負担が特に大きい東名阪エリアの一部の店舗で、運営コストが上昇したため踏み切った。 184店舗のリストも明かされており、都心店、準都心店、空港や遊園地内などの特殊立地店の3タイプがあった。その中には、横浜西口店も「都心店」に含まれている。一方、横浜駅の東口にある横浜ベイクォーター店は、都心店などに含まれておらず、通常価格の設定だ。 このことについて、西口店は徒歩5分、ベイクォーター店は駅直結にもかかわず、なぜ西口店の方がハンバーガーなどが高いのかと、X上で7日に指摘され、1万件以上の「いいね」が集まる反響を呼んでいる
「店舗で値段違うのは知らなかった」「これはいいこと聞きました」と価格差に驚く声が上がるとともに、その理由についても、様々な推測が出た。「多分店舗のお家賃」「搬入のしにくさですかね...?」といった指摘があったほか、西口が駅前のメインの商業地になっていることを挙げる向きもあった。 横浜西口店の前での取材では、訪れた客7人に聞いたところ、うち6人が価格差について「知らなかった」と答えた。 ハンバーガーが高いことに抵抗感を示す客はいたものの、実際は、価格差に対して理解を示す客の方が多かった。会社員男性(28)は、「高いのは知っていました。ただ、仕事場に近いので、こちらに来ています。集客があるのでしたら、高いのは仕方ないと思っています」と話した
一方、横浜ベイクォーター店では、店の前で客4人に取材しても、全員が価格差を知らなかったと答えた。こちらも、それに理解を示す方が多く、無職男性(80)は、「店の戦略があり、それぞれの考え方だからいいのでは」と答えた。ただ、大学生男性(25)は、「西口の方が近いのでよく使いますが、物価高ですので、その違いは地味に大きいですね」と明かした。 公式サイトによると、西口店は、繁華街にあるためか、225席あり、24時間営業している。サイトでは、アルバイトの時給は1150円以上だが、深夜は25%割増の1437円以上だった。一方、ショッピングモール「横浜ベイクォーター」内にある東口の店は、その半分近くの130席で、7~22時の営業になっている。アルバイトの時給は1200円以上と、昼間は東口の方がやや高かった
西口店が「都心店」とされるのは、座席数分の維持費や深夜コストなどが理由かもしれない。西口店もベイクォーター店も、6月11日の午前中に取材したときは、まばらに客がいる状態で、客層もそれほど変わらなかった。 西口と東口の違いでハンバーガーなどの価格差があることについて、日本マクドナルドの広報部は12日、取材に対し、「詳細は価格戦略にも関わりますので、回答を差し控えさせていただきます」として、その理由は明らかにしなかった。現在は、全国約3000店舗中の約240店舗で、その他の店舗とは異なる価格設定をしているという。 商品によっても価格差は異なるとし、シンプルな「ハンバーガー」については、通常店、準都心店、都心店は170円、特殊立地店は210円となることを明らかにした。基幹商品のため、都心店も通常店と同じ価格にしている可能性がある。 ハンバーガーに、一部を除いて50円の価格差があることで、集客や客層などに影響は出ているかについては、「それほど影響は出ていないと認識しており、お客様のその時々のご都合に合わせてご利用いただいているのではないかと考えております」と述べた。
4904230073536 雨宮音楽通り店 レジ2-9221 純ALC19.6g/350ml 無糖ジン 税込168円 24/6/12水14:46
ロレアルの株価は、同社が4月に発表した第1四半期の売上高が予想を上回ったことを受けて急騰し、1日で5%以上も上昇した。これにより、ベタンクール・マイヤーの資産は1000億ドルの大台に迫っていた。ロレアルは、メイベリンやキールズ、ランコムなどの30以上のブランドから、2023年の収益として440億ドルを稼ぎ出していた。 ロレアル創業者のウージェンヌ・シュエレールの孫娘であるベタンクール・マイヤーは、2017年にロレアルの筆頭株主で社交界の著名人であった母親のリリアーヌ・ベタンクールが死去した後、2018年に初めてフォーブスの世界長者番付に登場した。それ以来、彼女の資産は約580億ドル増加した。 しかし、彼女は、長年にわたる世界の富豪としての地位にもかかわらず、目立たないことを好み、パリの自宅で執筆やピアノ演奏に没頭している
フォーブスが毎年発表する世界の富豪ランキングで、センチビリオネアの数は、4月に前年の過去最高の14人から16人に増加した。この16人の資産は2023年との比較で約40%増加しており、彼らの総資産2.2兆ドルは、世界中の2781人のビリオネアの総資産の15%を占めている。今年は過去最多の9人がセンチビリオネアの仲間入りを果たしていた。 ロレアルの美容帝国を率いるベタンクール・マイヤーは、マーク・ザッカーバーグやセルゲイ・ブリンといったテック業界の大物が大半を占めるグループの中では異色と言える。消費財で巨万の富を築いた他の大富豪には、同じフランスのLVMHのベルナール・アルノーや、ファストファッションのザラの生みの親であるアマンシオ・オルテガなどがいる。 1000億ドルの大台は、1999年にビル・ゲイツがマイクロソフトの株価の急騰によって一時的にその数字を達成するまでは、手の届かないものに思われていた。その後、ジェフ・ベゾスがこの数字を達成したのは、20年近くが経過した2017年のことで、ベルナール・アルノーがそれに続いていた。ゲイツは、2021年にセンチビリオネアに復活し、イーロン・マスクも同じ年に、そこに加わった
24/6/12水12:26AVGO1416.35$ MCHP92.58$
4902056012722ちょうした さんま蒲焼 100gx15缶3,528円+ 送料870円(神奈川県)
4902201420907マギー 無添加コンソメ 4.5gX8 x10 3,100円税込(8%)送料無料{1袋36g310円・39円/4.5g}
24/6/11火21:32 202号室ネパールぽっちゃり女 背中にリュックサック+右手にドデカイ鞄+左手で1F干してた洗濯物 持参してゆっくり階段上って来た 帰宅。6/12水8:30同女 出勤。同室ネパール男8:32出勤。
イモトアヤコ氏語る:子供 産んでから 旦那の事が より好きになった^^芸能入る前に 安室奈美恵様憧れて^^
バービー氏語る:インドネシア語 勉強している
伊藤 比呂美{(いとう ひろみ、1955年〈昭和30年〉9月13日 - )詩人。東京都板橋区出身}様語る:会いに行く=介護です
岡野 雄一(おかの ゆういち)様語る: | |
生誕 | 1950年1月11日(74歳) 長崎県長崎市 |
---|
岡野氏/母を描く<長崎は造船の街で 人が近い<嫌って出ていく<逆に好きになる。母がグループホーム入って(認知症)さっきまで 父ちゃん おったよ。弟とビートルズ聞いた。8コマ漫画 描いてますが=短歌。父は短歌 作ってた。母が 胃瘻{迷った私}<後悔 多い話 伺い。体重34kg未満で<大分県施設者の手紙 キッカケ 決めた<旨い物(アイスクリーム)あげて 口腔ケアすればいい^^
10年後 太陽光パネルの廃棄物 増加する<跡地 どうするか?
世界2.6%成長(米国2.5%) 24年 日本0.7%<内需弱い
森永康平様語る:運転しません 怖いので-
森永卓郎様語る:47%メガ盛りローソン社 昨日 行って全て売切れ。かみさんはTシャツ着用 私ジャンバー着用。utube依頼5万円<出演<払わない<約束違うことを怒る
課税口座 | 評価額 合計 | 2,918,114 | 円 |
---|---|---|---|
評価損益 合計 | +1,150,308 | 円 | |
非課税口座 | 評価額 合計 | 12,980,818 | 円 |
評価損益 合計 | - | 円 |
銘柄 | 市場 | 口座 区分 |
保有株数 売却可能数量 注文済数量 |
概算簿価単価 (参考値) |
直近株価 株価日付 |
概算評価額(円) | 概算評価損益(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
AVGO BROADCOM INC |
米国 | 特定 | 7 7 0 |
127,695.4285 | 1,440.47US$ 2024/06/10 |
1,583,479 | +689,612 |
AVGO BROADCOM INC |
米国 | 非課税 | 46 46 0 |
- | 1,440.47US$ 2024/06/10 |
10,405,724 | - |
BLK BLACKROCK INC CL A |
米国 | 非課税 | 3 3 0 |
- | 766.17US$ 2024/06/10 |
360,958 | - |
BX BLACKSTONE INC |
米国 | 特定 | 71 71 0 |
12,309 | 119.7US$ 2024/06/10 |
1,334,635 | +460,696 |
BX BLACKSTONE INC |
米国 | 非課税 | 117 117 0 |
- | 119.7US$ 2024/06/10 |
2,199,328 | - |
MCHP MICROCHIP TECHNOLOGY INC |
米国 | 非課税 | 1 1 0 |
- | 94.3US$ 2024/06/10 |
14,808 | - |
24/6/12水11:45[157.16]
AVGO1416.35$ 出来高25万株 %R97.55
MCHP92.58$ 19 18.52
BX117.35$ 18 24.46
BLK752.76$ 3.8 8.43{超不人気株!!
NVDA118.75 2889{断トツ!!} 85.53
MSTR1486 14 38.77
CRWD370.16 87 99.51
LLY852.02 51 81.16
URI623.89 5.2 13.88
SOXL51.7 546 93.72
TSLA167.41 828 19.52
INTU562.51 7.8 7.68
EME373.86 2.9 35.2
6/10(月)、エヌビディアの株式は1株→10株に分割されました。1株を購入するために必要な資金は、約19万円→約1万9,000円(6/10時点、1ドル157円で計算)となり、株価水準が下がり、購入しやすくなりました。 |
|
直近の株価の上昇を受け、2024/6/10現在の世界の時価総額ランキングでは2位のアップルに迫る水準となっており、このまま株価が上昇すれば、エヌビディアが時価総額世界No.1となる日が来る可能性もありそうです。 |
銘柄 | 口座区分 | 為替レート | 保有数(口) 発注数(口) 移動数(口) |
平均取得単価(円) | 評価額(円) | 評価損益(円) | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
日興MMFUSD | 特定 | 157.33 | 557,543 0 0 |
146.23 | 877,182 |
+61,887
|
シンボル
銘柄名
|
口座区分 | 保有数量 |
参考取得単価(US$)
現在値(US$)
|
一株当たり評価損益(US$)
評価損益率
|
約定金額合計(US$)
時価評価額(US$)
|
|
---|---|---|---|---|---|---|
AVGO
ブロードコム
|
課税 | 7 |
875.24
1,473.00
|
597.76
68.30
|
6,126.70
10,311.00
|
|
BX
ブラックストーン
|
課税 | 71 |
86.27
119.00
|
32.73
37.94
|
6,125.23
8,449.00
|
|
AVGO
ブロードコム
|
NISA | 46 |
725.07
1,473.00
|
747.93
103.15
|
33,353.04
67,758.00
|
|
BLK
ブラックロック
|
NISA | 3 |
780.15
757.54
|
-22.61
-2.90
|
2,340.45
2,272.62
|
|
BX
ブラックストーン
|
NISA | 117 |
82.75
119.00
|
36.25
43.80
|
9,682.12
13,923.00
|
|
MCHP
マイクロチップ・テクノロジー
|
NISA | 1 |
80.70
93.53
|
12.83
15.90
|
80.70
93.53
|
日経平均株価は、3月22日に史上最高値を一挙に更新、終値で4万0888円をつけた。その後は4月中下旬までの調整を経て、3万8000円~3万9000円台を中心としたレンジ(範囲)で方向感を欠いた推移となっている。
一方の米国株は、6月に入ってもS&P500種指数が最高値を更新するなど好調だ。他の主要市場と比較しても、最近の日本株の値動きはやや鈍いようにみえる。
だが、TOPIX(東証株価指数)となると話は別だ。同指数のパフォーマンスは円安の追い風もあり、米国株(S&500種指数)を依然として上回っている(6月7日時点)。
また、TOPIXは7日現在で2755ポイントと、3月22日につけた今年の高値2813ポイントに再度接近しており、日経平均株価の値動きとはやや異なっている。これは日経平均株価の上昇ペースが3月までかなり急速だった分、その反動があらわれたということだろう。日本株の4月以降の相対的な弱さの多くがこれで説明できる。
一方で、5月後半には日本の長期金利が1%の大台を超えて上昇するなど、金利上昇が5月以降の日本株市場で嫌気されているとの見方がある
確かに日本銀行は、3月にイールドカーブコントロール(YCC)を含めた「異次元の政策手段」をとりやめる政策転換に踏み出した。市場では、その後も円安基調が続く中で、日銀が「円安の行きすぎ」に配慮して、追加利上げや保有国債残高を減らすなどの政策対応を前倒しするとの見方がくすぶっている。
この思惑の前提には、「円安の行きすぎには日銀が対応するはずだ」という考えがあると筆者はみる。支持率低下に直面している岸田政権が、経済メディアなどで論者が批判する「円安・物価高」に神経質になっており、「政治への配慮」から日銀が引き締め政策を前倒しするのでは、との思惑が働いている。5月7日に岸田文雄首相と植田和男日銀総裁が為替動向などについて議論したことも、こうした疑念を強めている
ただ、そもそも、為替変動に直面して、金融政策の判断が大きく左右されるのは妥当とは言い難い。過去を振り返ると、1985年のプラザ合意後の円高、1998年半ばまでの日本の銀行問題への懸念を背景とした円安など、為替市場が大きく動く場面は複数回あった。
だが、これらの為替変動に対して、当局による金融政策や為替介入が成功したとは言えない。というのも、変動相場制のもとで為替レートをターゲットにして強引に制御しようとして対応しても、機能しないからである。
仮に、最近の円安を理由に日銀が引き締め政策を強めれば、経済活動やインフレを不安定化させるだろう、と筆者は考えている。もちろん、植田和男総裁をはじめ、日銀はこの弊害を理解しているとみられる。もし、1ドル=160円を超えて投機的に円安が進むといったことなどがなければ、日銀が夏場にかけて金融引き締めを強化する可能性は低い
2023年4月に就任した植田総裁は、黒田東彦前総裁の政策姿勢のかなりの部分を引き継いだと筆者は位置付けている。「アベノミクスの継続」である拡張的なマクロ安定化政策へのこだわりが、最近までの円安の長期化をもたらしている。円安がインフレ期待を高めて2%インフレの定着を後押ししている。こうした意味で、もし植田総裁が円安容認姿勢を変えるならば、黒田路線からの転換を意味するだろう。
実際には、植田総裁がこうした政策転換を年内に踏み出す可能性は低いだろう。日銀が再利上げに踏み出すとすれば、物価と賃金の好循環が強まっていることを見定めてからでも遅くはないからである。
また、先述のとおり、日本の10年物国債金利は一時1.1%台にまで上昇したが、筆者は、このことは経済実態に応じた金利上昇だと位置付けている。中立金利を意識して利上げしていくという日銀の考えは明確であり、その意味で避けられない金利上昇であり、緩やかな金利上昇であれば経済成長にブレーキをかける可能性は低い
仮に、日銀が政治への忖度などから利上げを急ぐことになれば、長期金利は一段と上昇することになり、政策ミスの可能性が高まる。
というのも、エネルギーと食料品を除いたコアCPI(消費者物価指数)などは2024年に入ってから年率2%以下のペースで推移しており、落ち着きつつあるからである。なおも総需要不足が完全には解消されていない中では、今の円安を許容して、企業・家計のインフレ期待を高める余地がまだ大きいとみる。
以上を踏まえると、日銀は、家計の実質所得が持続的に高まることを可能にする「持続的な賃上げ」が起きるまで金融緩和を続けるのではないか。夏場に利上げを急ぐ可能性は低く、「引き続きインフレ期待の定着と名目経済の拡大を促す」と日銀執行部は判断するのではないか。なお筆者は、10月会合(30~31日)での利上げを予想しているが、引き続き緩和的な姿勢をとることに変化はないとみている。
一方、こうした筆者の考えとは異なって、国内の経済メディアなどでは「今は円安が行きすぎている」という論調が目立つ。ただ、アメリカやヨーロッパのように2%を明らかに超える高インフレではない日本において、たとえ1ドル=160円に近づき円安が進んでも、経済へのネガティブな影響は限定的
ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン氏(現ニューヨーク市立大学教授)も6月2日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで「円安は日本にプラス、パニックの理由でない」と述べているように、現在の円安を懸念する必要はないのだから、われわれはもっと冷静になったほうがよい。
こうした最近の円安進行に対する行きすぎた懸念について、筆者は1990年代後半から2000年代まで金融緩和強化に強硬に反対していた論者の声と似ていると感じている。1990年代半ばから、マクロ安定化政策の失政が続き脱デフレとインフレ安定に失敗した歴史を、われわれ日本人は真摯に振り返るべき
弁護士?語る:暗号資産で送金=犯人 捕まえ無理
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生成AIの時代においてアップルは、新たなテクノロジーイノベーションの波に乗り遅れたーー。そうした声は、OpenAIとマイクロソフト、それにグーグルが生成AIの覇権を争う中で少しずつ強まっていた。
この見方はアップル自身が「われわれはこれまで(AIという言葉は使ってこなかったが)デバイス内のAI処理においてリーダーシップを発揮してきた」とするステートメントを披露するたびに、その意図とは逆に“王者の焦り”のように捉えられる側面もあった。
しかしアップルが開発者向け会議「WWDC 2024」で披露したAI機能「Apple Intelligence」は、そうした声を払拭するだけではなく、生成AIの時代で先端を走っている企業に追いつき、ある側面では追い抜くための立ち位置を確保したように見える
少なくともクラウドへの依存度が極めて高く(消費者向け/企業向け問わず)、個人向けに高性能なAIモデルをフリーミアムで提供できない企業に対しては強みを見せた。大規模言語モデル「Gemini 1.5」の性能が評判のグーグルだが、アップルの展開を受け、事業モデルに関して根本的な練り直しが必要になるかもしれない。
アップルは、同社が持っている独自性と強み(GAFAMなどと呼ばれる中で唯一、高級ハードウェアを事業の中心に据えていること)を活かし、ライバルが追従することが難しいパーソナルな情報を扱う端末の中に、プライバシーを保証する生成AIシステムを統合した。そうすることで、AIトレンドを同社の新しい強みとして組み込もうとしている。
つまり、「弱み」だと見られていた生成AIトレンドを、自らの「強み」に変換した
Apple Intelligenceはアップル製デバイスで利用できるAI機能で、AIアシスタントとして呼び出せるだけではなく、各デバイスで動作するアプリの中からも利用可能だ。
その中には、MicrosoftのAI機能、Copilotのような使い方もできる。例えば、文章の清書をしてくれたり、文章のトーンを変更したり、あるいは目的に応じて定型の文章を生成するといったことも可能だ。もちろん、各種言語を翻訳したり、長い文章を要約するといったこともできる。
このような機能は、ChatGPTのような質問を入力しての単独アプリケーションとしての使い方だけではなく、デバイス上で動くアプリケーションの1つの機能として利用することができる。
例えばメールアプリケーションの中で、相手に伝えたい文章を粗くてもいいので書き込んでおき、その清書を依頼すると、エレガントなビジネスメールとして通用する文章に仕上げてくれたりする。いくつかの候補が出てくるので、その候補から選んだり、あるいは文体のトーンを変更することも可能
メールの場合、冒頭の何行かがプレビューとして表示されることが一般的だ。しかし、必ずしもメールの冒頭部分に核心となる内容が書かれているわけではない。
Apple Intelligence に対応する新しいメールアプリでは、メッセージの内容を把握したうえで、要約をプレビューとして表示するようになっている。これによって実際にメールを開く前に、その内容が優先順位として高いのかどうかを自分自身で判断することが可能だ。
現時点のデモンストレーションでは、アップル純正アプリからの利用方法しか提示されていないが、APIで提供されているため、さまざまなアプリがこの機能を利用し、今後より賢く使えるようになっていく。
ただし、お伝えした機能はApple Intelligenceのごく出発地点でしかない。OS全体がAI対応となり、より賢い機能を実現できる。それがSiriの進化にも見られる。
これまでのSiriは、言葉の文脈をたどることが苦手だった。しかし、新しいSiriはApple Intelligenceを用いることで、その弱点を克服している。
具体的には、アップルのデバイス上で動作するさまざまなアプリケーションが取り扱う情報を組み合わせ、複合的に判断し、最終的に答えを生み出す仕組みになっている。例えば、次のようなことだ。
「娘の演劇を観に行くには何時に出発する必要があるか?」という質問に答えるためには、娘が誰なのかを特定し、そのうえで娘とのやりとりの中から予定を決めるためのやりとりを探し、さらに道順を検索しなければならない
スケジュールはもちろん、移動手段や交通状況などの推測や検索が必要だが、一般的なチャットサービスではこれらを行うことは不可能に近い。
しかし、新しいSiriならば、 やりとりの中からあなたの娘が誰であるかを把握し、娘とのやりとりを識別しながら、その内容について把握して、最終的に必要な情報を引き出すまでの一連の作業を行ってくれる。
しかも、情報を探す手段は必ずしもメールだけではない。
メールを探しても、特定のやりとりを見つけられなかったという経験は、誰しもがあるはずだ。どこかのSNSで会話をしたのか、あるいはSMSでそのやりとりを行ったのか、本人はメールだと思い込んでいるだけで、ほかの方法で連絡を取っていた可能性もある。そのような場合でも、新しいSiriは該当する情報を複数の場所から見つけ、連絡を取り合った内容について把握することができる。
こうした機能を実現するためには、デバイス上にあらゆる情報が入ってこなければ行うことができない。例えば、Google Workspaceを使っていた場合、グーグルは他社のツールでローカル処理している情報までは探すことはできない。
一連の機能は、今年後半(おそらく9月以降に提供される各OSの定期アップデート)で北米市場で英語対応のみで導入され、来年以降に各国言語へと対応幅を広げていく。利用可能なデバイスはiPhone(15 Pro以降)およびApple M1を搭載したiPadおよびMacだ。
Apple IntelligenceとほかのAIソリューションの違いは大きく分けると4つある。
1つ目は前述したように、端末に集まる情報を活用した利便性を提供できること。iPhone、iPad、Macという3種類のパーソナルコンピューティングデバイスで扱っている情報を、デバイス内でフルに活用できるということだ。これらのデバイス、特にiPhoneに集まるユーザーにとって最も身近な情報を基にしたAI機能を実現できる。
Apple IntelligenceはアップルのOSに統合されているため、その上で動作するあらゆるアプリケーションと連動する。そして、それらのアプリケーションで扱う情報をApple Intelligenceの中で分析できる。複数のアプリケーションをまたいで連携し、複雑な機能や情報抽出を実現できるのは、Apple Intelligenceがあなたのことをよく知っているからである。
2つ目は“プライベートクラウド”とアップルが呼ぶ、新たな仕組みを用いることで、デバイス内のエッジAIとクラウドの大きなパフォーマンスを用いたAIをシームレスに統合していることだ。
アップルのAIソリューションは、基本的にはデバイス内で完結するエッジAIで処理される。デバイス内で処理される言語モデルのパラメーター数は30億。この規模はクラウド上で提供されるLLMに比べれば1桁少ないが、デバイス上で処理される質問に絞り込んでおり、個人的なタスクの多くはこなせる。
ちなみにマイクロソフトがCopilot+ PCに搭載するデバイス処理用の小規模言語モデル(SML)「Phi-Silica」は33億パラメーターだが、アップルはその原型となっている38億パラメーターのPhi-3-miniよりも文章生成において良い成績を挙げているという。
これだけでも、自社の持つ強みをうまく使っているが、4つあると書いた残りの2つもライバルが追従しにくい要素だ。
3つ目の違いは、クラウドに接続しながらもプライバシーを守るというiPhoneの理念と同じアプローチが言語モデルの中でも徹底されていることにある。 プライベートクラウドという技術を用いると、ユーザーはそれと意識する必要なく、デバイス内でのAI処理で不足する内容の処理を、アップルが設置するデータセンター内で動作するAIプロセッサーで実行させる。いわゆるクラウドAIである
デバイス内の処理とプライベートクラウドへの拡張はシームレスに行われ、ユーザーはいっさいそこに関与する必要はない。プライバシーデータはクラウドで処理を行ったとしても漏れることがないように設計されている。
データセンター内で実行される大規模言語モデルのパラメーター数は発表されていないが、その性能はGPT-3.5-Turboなどと遜色ない性能を、より高いエネルギー効率で実現しているという。
では、どのようにしてプライベートクラウドを機能させるのだろうか?
プライベートクラウドの詳細は極めて複雑だが、ここでは可能な限りシンプルに説明する
クラウドでの処理が必要な場合でも、デバイス上のAIによって送信する情報を細分化して送り、その結果をデバイス内で再構築する。例えば「娘の演劇を観に行くには何時に出発する必要があるか?」という前出の質問では、必要なスケジュール情報や位置情報を送信するが、その前に匿名化され、IPアドレスもたどれなくなる。
最後4つ目の違いは、サーバーを用いたクラウドAI規模のサービスを無料で提供できることだ。米ビッグテックの中で唯一、本業がハードウェア販売にあることも一因だが、自社開発のAIプロセッサーで構成するクラウドを運用するデータセンターが省電力設計で、それを100パーセント再生可能エネルギーで賄っている。デバイスとAI処理を分業することで負荷も下げることができ、結果として自社ハードウェアに内蔵する無料の機能として一体化できた。
ほとんどの機能をクラウドに依存し、無料モデルが中心のGoogleは論外としても、マイクロソフトのようにOffice 365という大きなの収益をもたらす製品を持つ企業でも、大規模なパラメーターのAIモデルを無料で組み込むことはできない。それゆえ、それを継続的にデバイスに付与する機能として使い続けられるというのは、大きなアドバンテージに
もっとも誤解してはならないのは、生成AIにおいてアップルがライバルに「宣戦布告」をしたわけではないということだ。彼らが開発しているのは、すべて最終製品であるiPhone、iPad、Macの機能を高め、使いやすくするためのもの
例えば新しいSiriでは、リクエストされた処理を行うためにオープンAIのChatGPTを用いたほうがいいと判断した場合、ユーザーに同意を求めたうえでChatGPTに質問を送信する。ユーザーは自身のデータがChatGPTに送信されることを納得したうえで利用でき、また有料サービスに契約している場合は、最新モデルのGPT-4oも利用できる。
また、特定の医療知識、特定の国の法律に基づいた文書作成や手続き、規制などに特化して学習したモデルなど、カスタムAIモデルや今後登場する未知のAIモデルに対応できるよう設計されている。したがって、グーグルのAIモデルもいずれは利用可能になると予想される。それらは競合するものではなく、アップル提供の端末所有者を支援するための極めてパーソナルなAIだからだ。
例年以上に大きな注目を集めた「WWDC 2024」。そこでアップルが明確にしたのは、将来的に他社が提供するAIサービスと同社デバイスが連携することがあったとしても、競合することはないという立ち位置だった
(基準時点:2024年06月12日09時00分)
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