AVGO1062.9us$ BX120.07$ MCHP84.17$24/1/11木

米国株BX119.62us$ AVGO1065us$ MCHP84.06(24/1/10水:現在

25/3/4火12;52資さんうどん「610円モーニング」に度肝抜かれる朝 身体にも心にも、お財布にも優しい神チェーン

2025-03-04 12:52:29 | 米国株

資さんうどん「610円モーニング」に度肝抜かれる朝身体にも心にも、お財布にも優しい神チェーン25/03/01 6:40大木奈 ハル子様記事抜粋<

資さんうどん両国店の朝定食は510円〜(筆者撮影)/配信先では画像をすべて見ることができません。本サイト(東洋経済オンライン)内でご覧ください
『マツコの知らない世界』(TBS系)にも出演した、チェーン店の外食モーニングをこよなく愛するライターの大木奈ハル子さん。毎週土曜日更新の連載「チェーン店最強のモーニングを探して」では、さまざまなチェーン店のモーニングをご紹介しています。
第114回、ご紹介するのは「資さんうどん」です。

飲食チェーンが密かにしのぎを削っているジャンル「モーニング」。午前中の集客が弱い時間帯の売り上げを強化すべく、朝の数時間だけ提供される限定メニューの数々は、コスパ抜群かつ店の特色が強く表れ、どれも魅力にあふれています。

今回ご紹介するのは「北九州のソウルフード」の異名を持つ、「資さんうどん(すけさんうどん)」です。九州を中心に展開する人気うどんチェーンが両国にニューオープン。

初の東京23区への進出ということで、オープン当日は170人の行列ができるほどの大盛況となり、さまざまなWEBニュースで大きく取り上げられました。

そんな話題沸騰中の「資さんうどん」には、朝限定のお得な定食メニューがあるということで、さっそく食べに行ってまいりました。

(今回は記事に掲載しきれなかった写真もたくさんあるので、画像ページもお見逃しなく)

お手頃価格のうどんチェーンだけど、フルサービス

「資さんうどん」の味については後ほど詳しく書き記しますが、東京初出店ということで、まずはざっくり概要をお伝えさせてください。

【画像27枚】土日の朝に並んででも食べたい!「資さんうどん」のお得で満腹なモーニング「資さんうどん」は1976年に福岡県北九州市にて創業。現在の店舗数は76店舗、うち九州が62店舗(43店舗が福岡県)にあり
資さんうどん両国店は、2025年2月24日グランドオープン。初日は100人以上の行列ができたそう(筆者撮影)

長らく関東には未出店だったのですが、2024年9月に外食大手であるすかいらーくホールディングスの傘下となり、12月に八千代店(千葉県)、2025年2月24日には両国店と、関東に新店舗を立て続けにオープン。快進撃が始まりそうな気配がプンプン漂って

店内入り口には食品サンプルが並ぶ。看板メニューは肉ごぼ天うどん(筆者撮影)

メニューはうどんのほかに、丼やカレー、おでんにおいなりさんにミニぼた餅など、子供の頃に近所の商店街にあったうどん屋さんのメニューのようなラインナップ。

お値段は、最安値のかけうどんが税込390円、看板メニューの肉ごぼ天うどんが税込790円と、「丸亀製麺」や「はなまるうどん」「つるまる」などのお手頃な価格帯のうどんチェーンと大きな乖離はありません

105席の大型店。入店したらまず入り口の機械で受付を済ませる(筆者撮影)

大きく違うのは、フルサービスだったところ。

リーズナブルなそば・うどんのチェーン店って、セルフサービスがほとんどで、出来上がるまでカウンターの前で待たなくてはいけないというイメージがあったのですが、「資さんうどん」は、各テーブルに設置されたタブレットでオーダーするだけでOK。退店時も返却口に戻す必要はありません。

資さんうどんの朝限定メニューは4種類

「資さんうどん」両国店の朝限定メニューは4種類。

メニュー表の写真とともに見ていきましょう。

メニュー
資さんうどんの朝限定メニューは4種類(筆者撮影)
・肉うどん定食 税込560円
・かしわうどん定食 税込540円
・大海老天うどん定食 税込610円
・きつねうどん定食 税込510円
※ホームページに掲載されている朝定食とは、一部メニューが異なります
ミニうどんに、中ライスと、辛子高菜・明太子・卵焼きが乗ったおかずセット(筆者撮影)

ミニうどんに、中ライスと、辛子高菜・明太子・卵焼きが乗ったおかずセット、味付けのりが付いています。提供時間は朝5時から10時まで。

ミニうどん・ミニ丼・甘味を自分で組み合わせる、資さん選べるしあわせセット(1030円)は終日販売中です(筆者撮影)

ほぼ500円で北九州の味を堪能 きつねうどん定食510円

きつねうどん定食
モーニングメニューの最安値は、ほぼ500円のきつねうどん定食510円(筆者撮影朝定食で一番安いメニューが「きつねうどん定食」税込510円です。ほぼ500円で、きつねうどんと、白ごはんと、ごはんの友4種類がセットになっているうえに、天かす・とろろ昆布・つぼ漬けが無料で取り放題。言わずもがなのお得さです。資さんうどんのうどんは、太めの麺を柔らかくゆがいたやわもち絶妙食感

まず驚いたのが麺の太さです。九州と言えば、柔らかい細めの麺を使用した、博多うどんをイメージする人も多いはず。「資さんうどん」のうどんは、コシがあるさぬきうどん系の太麺を使用しています。

ただし、ゆで時間がかなり長めのようで、うどん自体はかなり柔らかめ。そのため、口当たりはふんわり、噛むと中がもっちり。絶妙な食感のコントラストが楽しめます。

天かす・とろろ昆布・つぼ漬け
セルフサービスで天かす・とろろ昆布・つぼ漬けが無料で取り放題でした(筆者撮影)

スープも薄味の博多うどんとは一線を画す、しっかりしたお味。お店で毎日何度も仕込んでいるというこだわりの出汁は、鯖節や昆布、椎茸で丁寧にひいているそう。

色は薄めながら旨みが強く、輪郭がはっきりした味わいです。体にも、心にも染み入る味です

油揚げは厚みもしっかり。ハーフサイズながら、食べ応えバッチリです(筆者撮影)

うどんのトッピングは、甘く煮た三角のおあげに、かまぼこ2枚と、青ネギ。厚みのあるおあげは、噛むと甘辛い煮汁がじゅわりと口の中に広がります。

スープに溶け出した油揚げの油分と煮汁が出汁に加わり、スープの味も徐々に変化していきます。

揚げたてサクサクの、大海老天うどん定食610円

大海老天うどん定食
朝定食のお得さをひしひしと感じる、大海老天うどん定食610円(筆者撮影)

朝定食で最もお得感が強いのが「大海老天うどん定食」税込610円です。

単品だときつね(ハーフ)は税込70円、大海老天は1尾230円なので、差額は160円なのに、プラス100円で注文できるというのは、ありがたい限りです。しかも大海老天は、あらかじめ揚げたものではなく、揚げたての海老天が別添えで出てきました。そのまま食べて衣の歯触りを堪能するもよし、うどんに乗せて出汁の染みたふわふわの衣を味わうもよし、1尾で2度おいしいうえに、財布には優しい。

大海老天・天かす・とろろ昆布を乗せた、贅沢うどんの完成です(大海老天の名に偽りなしの立派な海老天をみてください!)(筆者撮影)

衣はサクサクで、海老はアツアツでプリプリです。衣の中には、大海老の名称に偽りなしの立派なエビが入っていました。

お世辞ではなく「敷居の高い蕎麦屋さんの海老天ですよ」と言われてもわからない品格で、スーパーで買うアルミの鍋焼きうどんのような、衣だらけの偽装海老天とはまるで違います。

九州の味を東京で楽しめる、ごはんの友たち

辛子高菜と明太子をご飯に乗せて、高菜明太ごはんにしていただきます(筆者撮影)

嬉しかったのがおかずセットと味付のりです。

おかずセットは、角平皿に乗った辛子高菜に明太子、お砂糖が多めに入った甘い卵焼き。さらに味付けのりは、福岡県行橋市の田中海苔謹製。高菜と明太子をご飯に混ぜて、味付けのりで巻いて食べれば、東京にいながら九州の朝ごはんを食べている気分に浸れます。

天かす・とろろ昆布・つぼ漬け
無料トッピング3種。天かす・とろろ昆布・つぼ漬け(筆者撮影)

無料トッピングのとろろ昆布は、ごはんに乗せて食べるとふわふわ、うどんに乗せて食べるとスープに旨みととろみを与えてくれます。

とろろ昆布はおいしいけれど高いため、日常的に食べることは少ないので、ここぞとばかりに食べたくなりますが、「とろろ昆布は入れすぎると出汁が辛くなります」という入れすぎ注意のポップがあったため、踏みとどまり、適量をおいしく食べることができました

味付けのりは福岡県行橋市の田中海苔のもの。たっぷり5枚入り(筆者撮影)

天かすは店内製造で、スーパーなどで手に入る市販品よりも大粒でカリッと揚がっています。

塩をかけてそのまま食べても、良い酒の肴になりそうな香ばしさ。とろろ昆布と天かすをうどんにトッピングすることで、味に深みが加わって、そのままでもおいしいスープがますますおいしくなり、最後の一口まで飲み干してしまいそうになりました。

資さんうどんブーム到来の気配!?

九州ではお馴染みの「資さんうどん」ですが、東京では目新しく、価格帯も手頃、そして何よりおいしい。「ちょっと遠くてもわざわざ行きたいお店」という印象を持ちました。

店頭のガチャガチャは、ファミリー向け店舗の証。大人も欲しくなる、資さんうどんオリジナルアクリルキーホルダーガチャです(筆者撮影)

店舗のつくりは回転寿司店に似ています。入り口には待合椅子が並び、客席はカウンターとテーブル席を組み合わせたレイアウト。

カウンター席はサッと食べたい人にぴったり、テーブル席はベンチシートになっており、ゆっくりしたいファミリー層にぴったり

大きく掲示された、資さんうどんの歴史。すかいらーくホールディングスのM&Aについては記載なしでした(筆者撮影)

昨年「資さんうどん」をM&Aした、すかいらーくホールディングスは近年、「何でも食べられるファミリーレストランを減らして、その店でしか食べられないメニューがある専門店を増やす」という戦略にシフトチェンジしているのですが、「資さんうどん」はその戦略にドンピシャです。

もしかしたら、日本中のロードサイドにある「ガスト」の店舗跡に「資さんうどん」が続々とオープンする未来が近いうちに来るかもしれません。

隣で肉ごぼ天うどんを食べている夫婦の「ふわふわしていておいしいね」という会話に聞き耳を立てて、次は肉ごぼ天うどんを食べるぞと、心に誓う朝です。

【記事中で紹介できなかった画像も】土日の朝に並んででも食べたい!「資さんうどん」のお得で満腹なモーニング


最新の画像もっと見る

コメントを投稿