私個人の考えとして、今は「パワーシフト」が起きてるんじゃないかと思います。
今まで、西欧諸国やアメリカが握っていた様々な「力」が徐々に徐々に、アジア、インド、東南アジア、ロシア、南米へと進んでいそうな気がします。
きっかけは幾つかあると思います。一つは9.11のアメリカ同時多発テロ事件。亡くなられた方への哀悼の意を表しますが、これで、アメリカはイスラムと戦うことを選らんだわけです。これが、正しいかどうかは分からないでしょう。(もっとも、今語れるかというと、難しい所だったりします)一つのパワーシフトの原因になったかと思います。
もう一つは、これもまたアメリカ発の経済危機で、リーマン・ショックから端を発したサブプライム問題だったりします。
そして、おまけにギリシャから端を発した欧州経済危機があるかと思います。
で、なんで、パワーシフトと言う言葉を勝手に言ってるのかというと、単純に何か良い言葉が見つからなかったからです。
と思ったら、アメリカの未来学者アルビン・トフラーさんが書かれていた本「パワーシフト」と言うのが今、グーグル先生に出てきました。
トフラー先生が「パワーシフト」をどう言ってるかというと、「財力や権力から知識や筋力、情報力が経営の課題として大切になること」を言っております。
パワーシフト(コトバンクさん)
私の場合は、「世界経済や力の中心となる地域が移動すること」と定義しようかと思います。
考えて見れば、今から800年前、モンゴル帝国がユーラシア一帯をほぼ手中に収めていましたが、その後、15~6世紀には、崩壊して欧州に力の源泉が移っていきます。
で、更にその前には紀元前のローマ帝国が担い、東西分割などで弱体化して、オスマントルコに滅ぼされました。
更には、7世紀後半に現れて、北アフリカからイベリア半島からパキスタン辺りまで勢力を誇ったイスラム帝国があったりするわけです。
欧州が握っていた力を第二次大戦後には、アメリカが担うこととなります。最も、ほとんどの植民地を失った欧州諸国にそれだけ力があったかというと難しい所ではありますが……。それに対抗するために、EC(欧州共同体(今のEU:欧州連合))
で、20世紀末には、経済だけ日本がある程度顔を出すようになったところで、今度は、BRICSと言う事で中国、ブラジル、ロシア、インド、そして南アフリカがひょっこり顔を出すわけです。
最後に、今のような状況になり、アメリカはあちこちで戦争をしつつ、日本は、政権がめまぐるしく変わるため、内向きになってしまってるような気がします。
これから、100年~200年というすごい長い時間軸の中でこのことが起こっていくでしょう。
そういう意味では、国際関係を、もうちょっと長いスパンで見られないものかと……。小一時間話したい部分があったりします。
因みに、昔、欧州を歴訪した昭和天皇に対して「恥を知れ!」とプラカードを掲げたり、昭和天皇のパレードで旧日本軍が第二次大戦中の捕虜への行為に対して抗議するため、わざわざ背中を向けたりしたそうですよ。
今はないっぽいですが……。
(昔、テムズの川霧が消えたと言う本を読んだことがありまして、そのことが妙に記憶に残ってて書いた次第です。)
今まで、西欧諸国やアメリカが握っていた様々な「力」が徐々に徐々に、アジア、インド、東南アジア、ロシア、南米へと進んでいそうな気がします。
きっかけは幾つかあると思います。一つは9.11のアメリカ同時多発テロ事件。亡くなられた方への哀悼の意を表しますが、これで、アメリカはイスラムと戦うことを選らんだわけです。これが、正しいかどうかは分からないでしょう。(もっとも、今語れるかというと、難しい所だったりします)一つのパワーシフトの原因になったかと思います。
もう一つは、これもまたアメリカ発の経済危機で、リーマン・ショックから端を発したサブプライム問題だったりします。
そして、おまけにギリシャから端を発した欧州経済危機があるかと思います。
で、なんで、パワーシフトと言う言葉を勝手に言ってるのかというと、単純に何か良い言葉が見つからなかったからです。
と思ったら、アメリカの未来学者アルビン・トフラーさんが書かれていた本「パワーシフト」と言うのが今、グーグル先生に出てきました。
トフラー先生が「パワーシフト」をどう言ってるかというと、「財力や権力から知識や筋力、情報力が経営の課題として大切になること」を言っております。
パワーシフト(コトバンクさん)
私の場合は、「世界経済や力の中心となる地域が移動すること」と定義しようかと思います。
考えて見れば、今から800年前、モンゴル帝国がユーラシア一帯をほぼ手中に収めていましたが、その後、15~6世紀には、崩壊して欧州に力の源泉が移っていきます。
で、更にその前には紀元前のローマ帝国が担い、東西分割などで弱体化して、オスマントルコに滅ぼされました。
更には、7世紀後半に現れて、北アフリカからイベリア半島からパキスタン辺りまで勢力を誇ったイスラム帝国があったりするわけです。
欧州が握っていた力を第二次大戦後には、アメリカが担うこととなります。最も、ほとんどの植民地を失った欧州諸国にそれだけ力があったかというと難しい所ではありますが……。それに対抗するために、EC(欧州共同体(今のEU:欧州連合))
で、20世紀末には、経済だけ日本がある程度顔を出すようになったところで、今度は、BRICSと言う事で中国、ブラジル、ロシア、インド、そして南アフリカがひょっこり顔を出すわけです。
最後に、今のような状況になり、アメリカはあちこちで戦争をしつつ、日本は、政権がめまぐるしく変わるため、内向きになってしまってるような気がします。
これから、100年~200年というすごい長い時間軸の中でこのことが起こっていくでしょう。
そういう意味では、国際関係を、もうちょっと長いスパンで見られないものかと……。小一時間話したい部分があったりします。
因みに、昔、欧州を歴訪した昭和天皇に対して「恥を知れ!」とプラカードを掲げたり、昭和天皇のパレードで旧日本軍が第二次大戦中の捕虜への行為に対して抗議するため、わざわざ背中を向けたりしたそうですよ。
今はないっぽいですが……。
(昔、テムズの川霧が消えたと言う本を読んだことがありまして、そのことが妙に記憶に残ってて書いた次第です。)