国際刑事裁判所まで動くかぁ…。

北朝鮮の韓国攻撃　国際刑事裁が「戦争犯罪」予備調査(朝日新聞) - goo ニュース

　国際刑事裁判所（ICC）は、2003年に国連の組織として設置されたもので本部は国際司法裁判所（ICJ）と同じくオランダのハーグに置かれています。
　日本でも2007年にこの組織に参加するために条約に批准しているのですが、米中露と国連の安保理の常任理事国の過半数が参加していないと言うところがちょっと厄介な問題であります。

　で、この国際刑事裁判所ですが、何を裁くのかというと、集団殺害行為や侵略行為、戦争行為などをした個人を裁く裁判所だったりします。
　因みに、国際司法裁判所は、国家間の争いを国際法などで裁く裁判所というになります。で、皇太子妃の雅子様のお父様である小和田恒さんがここの所長をしています。
　さて、一番最初の英略字で態と青と緑にしたところがあるのですが、おわかりいただけましたでしょうか？
　じつは、ここが一番大切なポイントで、CはCrimalと言う事で犯罪を意味し、JはJusticeと言う事で正義、正直、公正を意味します。
　略すとややこしいこの2つの組織、この単語で切り分ければ結構憶えやすい組織かも知れません。

　さてさて、北朝鮮による韓国砲撃が戦争犯罪に当たる可能性があると言うことで、国際刑事裁判所が調査に乗り出すかもしれないと言う事です。最も、これは韓国が2002年にこの裁判所に加盟していたと言うところもあります。
　朝鮮戦争終結後初めて民間人に被害が出たこの事件、司法上でどんな結末を見せるのでしょうか？
　そもそも、あの国のお偉いさんが司法の場に出るかという所があるのですが…。スルーで終了の予感がしますが…。