シャオさんのつれづれ思う故に(BLOG版)

私、シャオが日々の移ろいの中で、感じたこと、思ったことを書きためていく所です。

予算が通ったし、久々に政治のことを話そうか?

2010年03月24日 23時26分36秒 | 日常のつれづれ
 今晩、鳩山政権初の予算である。平成22年度予算が成立しました。

 その中で、私が気になる話をしておこうかと思います。
 まずは、子ども手当の話。
 ツイッターでちょこっとツイートしようと思ったのですが、日本に出稼ぎに来ている海外の人達には給付して、日本国外に親がいて、国内にいる子供には給付されないというのは妙な話だったりします。
 もう一つ問題があって、
 この辺りで、憲法14条、89条との兼ね合いが出てくるかと思いますが…。どうなんでしょうか?

 ひっくり返せば、優秀な人材を海外から日本に呼び込むための策の一つと見ても良いかもしれません。これ以外の政策が無いので、そんなわけ無いと思うのですが…。もうちょっとマシな政策があるはずですものね…。その前に、国民に金を使わせる方法を考えた方が良いかと思うのですが…。

 で、一番納得行かないのが、高校無償化の方です。
 それと、これには、憲法14条、26条の1項、89条の兼ね合いもあるわけです。
 ただ、89条に関しては、限りなく黒に近いグレーと見ております。
(憲法20条の問題もありますが、これをあげると、ミッション系の学校に通っている学生に給付金を渡してはいけないのか?という問題もはらんできます。)
 まぁ、朝鮮学校の問題を含めた上で、問題があるわけです。

  1. 在外邦人の子息について
    これは、海外にいる邦人の子供が日本人学校で勉強する子女にちゃんと無償化の給付が行き渡るのかどうか。渡さないなら、憲法14条、26条に引っかかる可能性があります。
  2. 外国籍を持って日本の学校に通っている人について
    外国籍を持っていて、日本のカリキュラムに従っている人について、この人の扱いをどうするのか。気になる所ではあります。これも渡さないなら14条、26条に引っかかる可能性があります。
  3. 日本人だけど、外国のカリキュラムに即した学校に通っている場合
    朝鮮学校の問題とほぼ似た話ですが、要は日本人だけど、インターナショナルスクールに通っている人の話です。
    これも、ダメなら、憲法14条、26条に引っかかる可能性があるのですが…。
  4. 在外邦人の子息で現地の学校に通っている場合
    これは、1のケースと似たような物で、在外邦人が海外の学校に通っている場合はこれも支給しないと日本の憲法で引っかかるんじゃないのかな?

 資格の勉強で憲法をもう一度かじってる人間がここまで指摘できるざる支援ってなんだろ…。
 多分、在外邦人とかで、一度裁判して、違憲立法審査権を行使させないと無理なのかも…。

 で、高速道路無料化実験の話。
 どう転んでも、選挙目当てです。本当にありがとうございました。
 元々、回収困難な地域をぶつけてる所もあるので、何とも言えないのですが、神奈川の路線を考えると、どうしても、こいつ視線なんですよね。
 高速道路を無償化する前に、公共交通機関をどう扱うのかが議論できない時点で、ダメなのですが…。麻生さんのETC1000円もほぼ似た考えなので、個人的にはダメだと思うよ?

 さて、自分も言いたいことを話したので、少し頭を冷やそうと思います。

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