相互乗り入れの切り替わり～日比谷線と副都心線

東急東横線と東京メトロ副都心線　相互直通運転の開始日が２０１３年３月１６日に決定！（2012/7/24）｜ニュースリース｜東急電鉄

　昨日から、東急、東京メトロ、東武、西武の4社のプレスリリースで、来年3月16日から副都心線と東横線が相互乗り入れすることになることを発表しました。
　また、これに併せて東横線の急行、通勤特急、特急の10両運転を始めることも併せてリリースされています。
　これに関して言えば、前々から言われていたことなので、気になるというわけではありません。
　湘南新宿ラインと埼京線の抜本的な見直しをJR東日本側はしなければならないかもしれません。この辺りは、結構面白くなりそうな所であります。横浜から、川越、所沢、飯能までが1本で結ばれることとなります。
　また、これにより、東横線と日比谷線の乗り入れを終了することを発表しました。
　車両の規格が全く違う両線が乗り入れていたのですが、これで、東急側は20m4ドア車に東横線を統一させることが出来ます。
　しかし、東武伊勢崎線（東武スカイツリーライン）側は嫌な負担を負ってしまったような気がします。
　東武は、18m3ドアという日比谷線の規格の車両を更新し続けなければならなくなると言うことになります。
　現状、半蔵門線と乗り入れてるため、結構な輸送量を日比谷線から、半蔵門線にシフトさせています。これが進めば、日比谷線の相互乗り入れが完全に終了してしまう気がします…。

　ただ、東横線側のダイヤは菊名折り返しが2本残ったりするみたいなので、日比谷線乗り入れ時代のダイヤを若干残しつつ、渋谷止まりを1時間に4本しか設定しないという感じになります。
　完全に副都心線シフトと言っても過言ではないでしょう。

　あと、現在東急で使っている1000形という日比谷線乗り入れ等の電車の後の利用先がどうなるのか気になります。

　ともあれ、首都圏の鉄道が大きく変わる来春になりそうです。