今はりんごの季節。
みかんも柿もうれしいが、秋の果物といえばやっぱり即座にりんごを思う。
10月くらいから11月には、青森や秋田、岩手。
岩木山のあのりんご園の女将さん、鹿角のあのりんごの社長さん。それに山形にも何度行ったやら。そして、福島のあのりんご畑。
そういえば長野でもいろいろ数え切れないくらいりんごの畑を見ている。近くでは群馬や栃木と、りんご場所を思い出したらきりがない。わが県では大子でもお目にかかっている。
今朝起きてみたら、りんごの花が一輪だけちょこんと咲いていた。4月20日くらいにいつも満開に咲くのに、どうしたことだろうと、喜びのなかにも考えてみた。おそらく暑かった日が何日か続き、その後寒くなり、また数日前に暖かい日が続いているので、りんごもいよいよ春から初夏になったのだろうと勘違いしたのだろうか。
そんなことを勝手に想像してみた。
りんごの花の脇ではしっかりとりんごが成っている。
花と実が一本の木から見えるとは、いくら自然の間違いとはいえ、まことに面白い。
「季節の花(13) りんごの花がポツンと一輪」