あべっちの思いをこめた雑記帳

新米に想いを馳せる

 9月になるやいなや毎年ある知人から電話がかかる。
「今年はどうだい?」
 彼の名を聞けば、それだけで電話の内容は事足りる。
「5つお願いできるかな?」
「わかった」

 ほんの短い電話ではあるけれど、なんのことはない。今年も新米が収穫できたので何袋いるかという電話の主旨だ。

 その彼の善意の電話のお陰で今年もいつものようにおいしいコシヒカリにありつける。
 ガーガーガーガー。
 自宅にある精米機で今はその新米を挽いている。ほんの少しだけ彼に感謝しながら。

                  「つれづれ(165)新米に想いを馳せる」

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