ヨコシマな備忘録

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漫画家の横嶋やよいです! 

ベルセルクの三浦健太郎先生

2021年05月21日 00時21分00秒 | 雑記
今日の昼頃、TwitterのTLに
「三浦先生」「ベルセルク」という単語が並んでいて、
「あ!もしかして最新刊の発売日が決まったのかな?」と思って
TLを遡っていたら…

まさか三浦先生のご訃報にふれるとは思いませんでした。

何年か前にベルセルクについて書いたような気もするんだけど、
こちらでも改めて書き記しておきます。



私がベルセルクを知ったのはアニメ1期(1997年~)からでした。
原作は1989年から続いてたんですね。

キャラデザや作画がとっても素晴らしくて、
特に幼いキャスカが貴族に買われそうになる回は本当に神作画で、
これは原作も読まなければ!と思ったんですよね。

アニメはスタリッシュな線だったけど、
原作はかなり重厚な線でそのギャップに驚いたけど、
お話の面白さに夢中になって読みました。

アニメ1期は1997年10月8日から1998年4月1日までの放送で、
この頃は私が一番”サッカー日本代表”を追いかけていた時期でした。
もちろん、岡野選手の応援です!

海外遠征するときは絶対録画を忘れないように
慎重に予約してから出かけたものです。

そこからもう20年以上追いかけていた作品でした。

妖精島に着いてガッツやキャスカがどうなるのか、
魔術師と少年と少女が加わったバーキラカの一団がどうなるのか、
そしてファルコニアの人々は…
予想もつかない壮大な物語をどうたたむのか本当に楽しみで、
何年でも待っていられる作品でした。

それがまさかこんな形で未完になるとは…

ご逝去のニュースを知ってから、
本当に半日ほど呆然としてました。

今日(もう昨日か)は編集さんから業務連絡があったのですが、
挨拶もそこそこに「三浦先生が…」という話になり、
お互い出る言葉は「どうして」「なんで」とため息ばかりでした。

単行本派なので、今お話がどこまで進んでいるかわかりません。
40巻で終わりなのかそれとも41巻はでるのか…

どちらにしても、ベルセルクは未完のまま終わりです。

本当に本当に残念です。


三浦先生のご冥福をお祈りいたします。



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