弱者救済プロジェクト・和の心

この混沌とした世界を生き抜く勇気と力。
真の成功と幸せは”与える”事から始まる。

< 第2087 回 >想像もできないような事に直面し、不可能なことを試みる覚悟をしなければならない。

2013-02-15 22:29:59 | 奇跡を呼び込むS氏の能力開発!記事紹介

        『奇跡を呼び込むS氏の能力開発』

        < 第2087 回 > 

     ────成功者が導く超簡単な成功法────

  著者へのご意見・ご質問 → sansei3@cello.ocn.ne.jp

   http://www.mag2.com/m/0000115502.html 

    2013 年 2月 15  日 発行
    

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★★☆★☆

  皆さん、こんばんは。

  今週も色々ありましたが、あっという間に過ぎてしまいま
した。

 歴史上に於いて、何かが劇的に変わろうとしている分岐点を
目撃できる人は限られていると思います。

  歴史を変えるXディは、今日か、明日か、と、毎日、毎日
思っていると、時間とは、人間が考えている概念で、本来は
時間など存在しないのではないか?と、思ってしまいます。

 望ましい未来を出現させるのは、自分自身なのです。

 U理論を提唱しているオットーシャーマー氏は、新しい学び
方は「出現する未来から学ぶ」と言っております。

 出現する未来から学ぶには直感が必要で、イノベーションには
不可欠である。曖昧さを許容し、失敗を恐れないことが求められる。

 想像もできないような事に直面し、不可能なことを試みる覚悟
をしなければならない。

 恐怖と危機を感じつつも、これから出現しようとする極めて
重要な何かに貢献しているのだという気持ちになって前進を続ける
ことができる。

 と、オットーシャーマー氏は書いていますから、今の私の心境に
シンクロしています。


 直感と言えば、米アップル社の創業者、故・スティーブ・
ジョブズ氏は、彼の有名なスピーチの中で、次のように語っています。

「他の人の意見という雑音に自分自身の内なる声をかき消されない
ようにしよう。そして最も重要なことは、自分の心と直感に従う
勇気を持つことだ。心と直感は本当になりたい自分をどういう
わけか既に知っている。その他のことはすべて二の次だ。」

 彼は、自分自身の内なる声を聞くことが大切であり、自分の心と
直感に従う勇気を持つことが最も重要なことである!と、教えて
くれています。

 
 U理論は、このメルマガでも何度も書いてきましたが、それは
Uの底での「本来の自己」に至ることが、内なる声を聞くことであり、
「本来の自己」は、未来のことも知っているし、あらゆる問題の
解決をしてくれるのです。

 Uの底では魔法が起きて不可能が可能になるのです。


 U理論の内容です。

//////////////////////////////////////////////////////////

 社会、経済、環境、精神性など至るところで人間が健全に生活を
営む上での基本的な基盤が揺らいでいます。

 より意識的に、意図的に、そして戦略的なアプローチでこれらの
課題に取り組むためには、新たな集合的な意識とリーダーシップが
絶対不可欠です。

 そしてそのような能力を開くことが、私たち人間がより大きな
可能性に満ちた未来を生み出すことを可能にすると、U理論は伝えて
います。

・何が望む変化をもたらす上での盲点なのか

 なぜ私たちはこのままではいけないとわかりきっているのに、
それに対してなかなか変化をもたらすことができないような状
態に陥ってしまうのでしょうか。

 それは、より深いリーダーシップと変化について私たちに
盲点になっている要素があり、それは行動が生みだされる内面の
「源(source)」であるとオットー・シャーマーは語ります。

 リーダーが何をするか、どのようにするか、については実に
数多くの研究がされていますが、変化をもたらすリーダーたちが
内面の「どのような場所から」行動を起こしているのかについて
ほとんどわかっていません。

 U理論が探求しようとしているのは、この「源」にあります。

 
 ・Uプロセスとプレゼンシング!

 リーダーが「源」に近づくという能力を開くとき、「生まれよう
としている」未来を体験します。

 この状態をプレゼンシングと呼んでいます。その経験は問いと
して抱え続けていた課題へのアイデアや、そのひらめきなしでは
絶対不可能な未来を生み出す種をもたらします。

 U理論はこのプレゼンシングの能力がどのように開かれるか
を示しています。

 ・エゴを手放し、「大いなる自己」を迎え入れる!

 Uの谷におけるこの関門を通るプロセスは、古いエゴ・アイデンティ
ティーとなっている自己を「手放し」、同時に起こる「大いなる自己」
を「迎え入れる」という体験になりますが、これによって私たちの
内面の奥深いところにある知との微細なつながりが生まれます。

 このとき、それは既に知っているという感覚を覚えることがあります。

 エゴの私(self)と「大いなる自己」につながっている私(Self)が
出会うところがUの谷であり、この2つの自己はUの谷でお互いを聴き、
共鳴し合います。

 集団としてこの地点を越えると一人一人が、そして全体が高いエネル
ギーレベルと現れようとしている未来の可能性の器として機能し始めます。

 

 「U理論」の生みの親であるマサチューセッツ工科大学 スローン校
経営学部上級講師であるC・オットー・シャーマー博士は、画期的な
イノベーションや、劇的なパフォーマンスの向上を生み出すための
「てこの支点」は、「何をどうやるのか?」という「やり方」自体に
あるのではなく、「その行動をどこからやるのか?」という
「行動の源(ソース)」にあると言及しています。

 この「何をどうやるのか?」ではなく、「その行動をどこから
やるのか?」という着眼の転換そのものがU理論の独自性であり、
革新的で重要なポイントとなります。

 「U理論」は、画期的なイノベーションやパフォーマンスの向上を
もたらすプロセスをアルファベットの「U」になぞらえてモデル化して
紹介しています。

 また、そのUプロセスは、「行動の源(ソース)を転換するプロセス」
「出現する未来を迎え入れるプロセス」、そして「その出現する未来を
具現化、実体化するプロセス」のという3つに大別されます。

 その3つのプロセスを更に、詳細化し、下記の7つのステップと
して提示しています。

 1、ダウンローディング(Downloading):過去の経験によって
  培われた枠組みを再現する

 2、観る(Seeing):判断を保留し、現実を新鮮な眼で観る

 3、感じ取る(Sensing):場から感じ取る

 4、プレゼンシング(Presensing):源(ソース)につながる

 5、結晶化(Crystalyzing):ビジョンや意図を明確化する

 6、プロトタイピング(Prototyping):実行、実験によって未来を探索する

 7、実践(Performing):新しいやり方、仕組み、習慣として実体化する

/////////////////////////////////////////////////////////////////////

 <目に見えないことを認知し言語化する力>・・・そもそも、U理論の
ように目に見えない概念を理解することを、日本の学校では訓練していません。

 現実には、3つのレベルがあると言われています。健在化している現実、
夢として存在している現実、うずきのように知覚はできても、言語化され
ていない現実です。

 そのうち、目に見えるものは健在化している現実のみです。しかし、
価値創造や未来を創造するプロセスにおいては、まだ、世の中に存在しない
何かを生み出すために、健在化していない現実に目を向ける必要があります。

 U理論は、価値創造に新しい視点をもたらしました。

 誰もが、ガンジーになることはできません。しかし、U理論を多くの人々が
共通言語として理解するようになれば、イノベーションを共同で作り上げる
ことが可能になります。

 U理論は、1人の人生から社会変革まで、幅広く応用をすることが可能です。

 これまでのやり方では、ものごとがうまくいかなくなった時、ぜひ、皆さん
もU理論を活用してみてください。

 その活用の方法は過去のメルマガに何度も何度も繰り返して書いてあります。

 
  ありがとうございました。

/////////////////////////////////////////////////////////////////////////////// 

弱者救済プロジェクトでは、第二ステージに進みます。

 弱者救済のプロジェクト、第二ステージをご希望する方には、
案内のメールを差し上げますので、こちらからお申し込みください。

 ◎弱者救済プロジェクトの第二ステージの案内はこちら。