「て」の絵本2巡目はすべて外国人作家のものを借りてきました。
テスの木 ジェス・M・ブロウヤー 文 ピーター・H・レイノルズ 絵 なかがわ ちひろ 訳 主婦の友社
木の寿命は長い。何百年も生きている木もある。そんな木と、小さな女の子の心のつながり。
人間より寿命が長い木と言えど、長年の風雪に耐え、ついには一生を終える時が来ます。
女の子(テス)は木のためにお葬式を行う。。。大切な存在をなくしても、心の中に、思い出は永遠に。
てっぺんねこ C・ロジャー・メイダー作 灰島かり 訳 ほるぷ出版
原著のタイトルと、「てっぺん」という語感が似ていて良いと思う。
主役はハチワレの猫ちゃん。
漫画のような小さなコマでの構成で、いろんなシーンの動きが楽しめます。
かと思うと「てっぺん」のシーンなどは大きな見開きの絵で迫力あり。
猫好きな人には猫の習性や体の動きなどが魅力的な絵本だと思います。
でんごんでーす 文 マック・バーネット 絵 ジェーン・カラーチー 訳 林木林 講談社
鳥たちの伝言ゲーム。ゲームではないのだけれど、伝言なので当然、徐々にメッセージが変わっていく。
ポップスター、ポスター、トースター、ハムスター、ステキなステッキ、ステーキ、などなど。。。
原著ではどんな文なのかが気になります。
最後は、鳥たちの中でのいかにも「知恵者」な、落ち着き払ったフクロウのおかげでめでたしめでたし。
次は「と」の2巡目です。