◆五湖の断崖、この上には有名な知床五湖があります。流れ込む小川も只ひとつ無く、流れ出すのも同じようにありません。すべてこの断崖から浸み出すことで水の量が調整されています。季節によりその浸み出す流れを見ることも出来ます。水そのものは知床連山に降り積もった雪が、数年を経て伏流水となりこの湖に辿りつきます。
象の鼻に似ているのでそう呼ばれています。その他にも獅子岩、観音岩、タコ岩など目印として漁師が名付けたものや、観光船が走り始めて呼び始めたもの等色々な奇岩があります。いろんな滝や動物達とならんで被写体としては魅力に溢れています。
◆クンネポール、先住民族アイヌ語で“黒い穴”と云う意味です。
ウトロ港から知床岬までの航海中、オホーツク海の激浪は断崖絶壁をうがち、数々の奇岩奇石を創りました。なかでもこのクンネポールはそのダイナミックな景観と共に美しい藍色の海を堪能出来るポイントです。
ウトロ港から知床岬までの航海中、オホーツク海の激浪は断崖絶壁をうがち、数々の奇岩奇石を創りました。なかでもこのクンネポールはそのダイナミックな景観と共に美しい藍色の海を堪能出来るポイントです。
断崖絶壁の上から(正確には絶壁の間から)流れ落ちる滝で有名なのがこの“男の涙”とフレペの滝とも呼ばれる“乙女の涙”です。ふたつの滝はすぐ近くにあります。その他にも時期によってはゴーゴーと音をたてて流れ出す滝もあり、名前はありませんが人が入り込めない秘境知床の魅力です。