ロボサムライ駆ける■第61回
作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所
http://www.yamada-kikaku.com/
http://9vae.com
http://visitjapan.info
youtube manga_training
第七章 血闘場(8)
「よいか、反乱ロボットの諸君。今回は大目に見よう。首謀者を出せば全員を許そう」
関西都市連合の水野が言った。
「そうだ、その通りだ」
斎藤が続けた。
「貴様たちも我々人間がいなければどうにもならんのだぞ」
斎藤は憎々しげに言う。
ロボサムライ主水は反乱ロボットたちを助けようと
「いかん、ロボット旗本の方々、存分にお味方くだされい」
主水は、徳川空軍飛行船で到着して傍観していた徳川空軍・旗本たちに言った。
「いかん。主水、止めるのじゃ。やめるのじゃ」
徳川公があわてて制した。
「なぜでございます。お上」
「よいか、我々は西日本を征服するのが目的ではない。我々東日本と西日本は政治体制が異なる。
この西日本の制度、壊すこと、相成らぬ」
徳川公のきつい怒りの言葉であった。
「さようでございます。さすがは徳川公」
関西都市連合の水野が喜んで言う。
「主水殿、お恨みもうす」
反乱ロボットの指導者、山本が言った。
「主水のおじさん、肝心のとき、役にたたないねー」
知恵がいう。首をうなだれる主水。
反乱ロボットは、西日本都市連合政府軍によって収容されそうとなる。
反乱ロボットは、軍に収容されるため動きはじめる。
(続く)20210715改訂
■ロボサムライ駆ける■第七章 血闘場(8)
作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所
http://www.yamada-kikaku.com/
http://9vae.com
http://visitjapan.info
youtube manga_training