■ガーディアンルポ01「最終列車」■第1回
作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所
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■第1回 ■
サイトウはいつものローカル線に乗り込んだ。まだはっきりとは目がさめていない。い
つものことだ。頭がはっきりするまで一時間くらいかかるだろう。
サイトウの住んでいるX市からO市 . . . 本文を読む
■ロボサムライ駆ける■第七章 血闘場(8&9&10)
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(8)
「よいか、反乱ロボットの諸君。今回は大目に見よう。首謀者を出せば全員を許そう」水野が言った。
「そうだ、その通りだ」斎藤が続けた。
「貴様 . . . 本文を読む
■ロボサムライ駆ける■第七章 血闘場(6&7)
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(6)
地下大空洞に声が響き渡っている。
「皆、剣を下げよ。これ以上の戦いは無用だ。シュトルフ、全員に命じろ」意外なことにクルトフが命令していた。
「しかし、クルトフ様」
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ロボサムライ駆ける■第七章 血闘場(5)
■ロボサムライ駆ける■第七章 血闘場(5)
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http://ameblo.jp/yamadabook/ (5)
主水は過去を思い出していた。三年前、主水は大帝の前に膝を屈していた。
「そちが早乙女主水か。日本からの留学ロボットか」
ルドルフが尋 . . . 本文を読む
■ロボサムライ駆ける■第七章 血闘場(4)
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(4)
「今頃気がついたのですか。そうよ、私はルドルフ大帝の秘密兵器。三人の流体ロボットの一人です」
「ロセンデールの頭脳さえあれば、私たちのグループは再建できる。油断大敵よ、主水」「 . . . 本文を読む
■ロボサムライ駆ける■第七章 血闘場(3)
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(3)
「マ、マリア」
主水は倒れて身動きできない。
「ああ…、マリア…」
「ねえさん」
思わず、鉄が倒れたマリアの方に走っていく。マリアの体に触る。その時、鉄の脇腹に何かが突き刺さった。電磁ナイフである。そのナイフは、マリアの手か . . . 本文を読む
■ロボサムライ駆ける■第七章 血闘場(2)
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■第七章 血闘場
(2)
「この古代の神殿祭壇の上が勝負どころぞ」 主水は叫んでいた。
「舞台にとって不足なしですね。わたしはこのゲルマンの剣で戦います。我が神に祝福あれ」
ロセンデールの顔も晴れ舞台での戦いであり、上気している。青い目がキラ . . . 本文を読む
■ロボサムライ駆ける■第七章 血闘場(1)
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■第七章 血闘場
(1)
「だんな大丈夫ですかい」
なつかしい声が主水の耳元に響いた
びゅんびゅんの鉄が急に現れていた。
「ありゃ、殿様もおられる。これりゃ、殿様誘拐されたんじゃなかったんですかい」
「今、解放されたのじゃ」
「じゃ、 . . . 本文を読む
■ロボサムライ駆ける■第六章 古代都市(5)
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■第六章 古代都市
(5)
「ええっ、足毛布博士とおっしゃいましたか。博士はご無事でございましたか」
「無事も無事よ。主水も知らぬらしいのう」 いい澱む落合。
「が、いたしかたがない。教えてやるか」
「何でございますか、そのような奥歯に . . . 本文を読む