■源義経黄金伝説■第2回
作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・Manga Agency山田企画事務所
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明治元年(1868年)よりさかのぼる事、690年前
1180年(治承4年)四国白峰。
老僧が荒れ果てた神社の鳥居の前に佇んでいる。鳥居から見える四国瀬戸の荒
海はひゅひゅうと音を立て . . . 本文を読む
源義経黄金伝説■第1回
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京都市上京区今出川通り飛鳥井に京都市上京区に白峯神宮はある。
祭神は崇徳上皇(すとくじょうこう)。日本の大魔王といわれている。
幼き帝の手を外祖父、中山忠能がかしづき、新しく出来た神社に詣でている。
「さあ。御君 . . . 本文を読む
ロボサムライ駆ける■第62回
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■第七章 血闘場(9)
『それは、私が解決しよう』
空洞にいる人々の心に心柱の声が響き渡った。
「おお、心柱さまがしゃべられるぞ」
居並ぶ人々は、古代都市にいる全員が耳を傾ける。
クルトフ、シュタイフの聖騎士団。
山本の率いる反乱ロボット。
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ロボサムライ駆ける■第61回
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第七章 血闘場(8)
「よいか、反乱ロボットの諸君。今回は大目に見よう。首謀者を出せば全員を許そう」水野が言った。
「そうだ、その通りだ」斎藤が続けた。
「貴様たちも我々人間がいなければどうにもならんのだぞ」
斎藤は憎々しげに言う。
主水は反乱ロボットた . . . 本文を読む
ロボサムライ駆ける■第60回
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■第七章 血闘場(7)
「反乱ロボットの諸君も鉾を納めていただきたい」
反乱ロボットの方へ向き直り、徳川公は語り掛ける。
「なぜだ」
「君たちの目的は自らの身分制度打破であろう。ゲルマン帝国との戦いが目的ではないはずだ。今のままではゲルマン帝国との戦いになっ . . . 本文を読む
ロボサムライ駆ける■第59回
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■第七章 血闘場(6)
地下大空洞に声が響き渡っている。
「皆、剣を下げよ。これ以上の戦いは無用だ。シュトルフ、全員に命じろ」
意外なことにクルトフが命令していた。
「しかし、クルトフ様」
シュトルフが抗弁しようとする。
「だまれ、シュトルフ。ロセンデール . . . 本文を読む
ロボサムライ駆ける■第58回
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■第七章 血闘場(5-2)
「リキュール、何をしておるのじゃ」
怒りの声が女に飛んでいる。
リヒテンシュタイン博士は、自分の実験室で資料をまさぐっている我が娘を発見していた。
リヒテンシュタイン研究所は、博士がロボットでありながら、新しいタイプのロボット . . . 本文を読む
ロボサムライ駆ける■第57回
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■第七章 血闘場(5)
主水は過去を思い出していた。
三年前、主水は大帝の前に膝を屈していた。
「そちが早乙女主水か。日本からの留学ロボットか」
ルドルフが尋ねた。
「さようでございます」
側には心配そうな顔をした、マリアが佇んでいた。
「本来ならば、 . . . 本文を読む
ロボサムライ駆ける■第56回
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■第七章 血闘場(4)
「今頃気がついたのですか。そうよ、私はルドルフ大帝の秘密兵器。三人の流体ロボットの一人です」
「ロセンデールの頭脳さえあれば、私たちのグループは再建できる。油断大敵よ、主水」
「くっ、マリア=リキュール、最後の最後まで私に逆らうのか」
「流 . . . 本文を読む
ロボサムライ駆ける■第55回
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■第七章 血闘場(3-2)
「それではお相手申す。ロセンデール殿」
夜叉丸の姿が急に大きくなったような気がした。
「あやつは、霊人間、このおはしら様より預かった人じゃ」
レイモンが小さく呟く。
「ロセンデール、もう後がないぞ」
夜叉丸が呻いた。
「まだま . . . 本文を読む
芥川賞作家 吉村萬壱先生 ボラード病
新作がでました
http://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163900797
書店にて御覧ください。
実弟は、マンガ家 セイジ先生。
「マンガ家になる塾」の添削を、お願いしてます。
http://www.knowledge.ne.jp/lec1379.html
. . . 本文を読む
ロボサムライ駆ける■第54回
作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所
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■第七章 血闘場(3)
「マ、マリア」
主水は倒れて身動きできない。
「ああ…、マリア…」
「ねえさん」
思わず、鉄が倒れたマリアの方に走っていく。
マリアの体に触る。
その時、鉄の脇腹に何かが突き刺さった。
電磁ナイフである。
そのナイフは、マリアの手 . . . 本文を読む
ロボサムライ駆ける■第53回
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■第七章 血闘場(2)
「この古代の神殿祭壇の上が勝負どころぞ」
主水は叫んでいた。
「舞台にとって不足なしですね。わたしはこのゲルマンの剣で戦います。我が神に祝福あれ」
ロセンデールの顔も晴れ舞台での戦いであり、上気している。
青い目がキラリと光る。
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ロボサムライ駆ける■第52回
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■第七章 血闘場(1-2)
「クサナギの剣じゃ。あれを持つ者は、この国の歴史を変革できると言われておる」
落合レイモンが唸った。
「心柱があれを出現させよったか」
レイモンはしきりに感心している。
「クサナギの剣をつかうのは、ロボットでも構わぬのでございま . . . 本文を読む