時代の流れでしょうか、我が家の近くでも空き家が年々増えて来ました。
高齢の夫婦の場合は息子さんや娘さんが就職や結婚を機に家から出られて、夫婦二人で暮らしていたのがどちらかが亡くなったり
老人施設に入られたりで空き家になっていきます。今家余りの時代だからなかなか売りに出しても売れないし、家を壊すにも大きな費用がかかります。
子どもたちは別の土地や県に住み、また自分たちで家まで建てている場合も多くあってそのままで空き家として残っています。
たまに息子さんや娘さんが帰って来られて草取りなどをされているようです。
空き家が増えていくと景観が悪くなったり治安面も心配になりますね。
現代は子供たちは親から独立して別所帯を持つのが多くなって家を継がない時代ですね。
中には片方がいなくなり高齢の奥さんのみが一人暮らしをされている家も何軒かあります。
皆さん元気なようで80代前半から後半の年齢だと思いますが、時々息子さんや娘さんが様子を見に帰って来られます。
動けなくなるまでそこに住むつもりらしいです。中には施設に入る予定の人もいるでしょうね。
昔に比べて子供の数が減って来たのと家を継ぐ慣習が昔に比べて殆どと言っていいいほどなくなって来たことから家余りの時代になって来たのでしょうか。
家継ぎが減って来た背景には、親世代の嫁姑の苦労を見て来た現代の姑側もお嫁さんに気を使いながら暮らしたくないし
お嫁さんにもそういう苦労はさせたくないという思いなどで別で暮らす習慣がついて来たかも知れません。
若夫婦は別世帯で暮らしているうちに、年数が経てばお嫁さんなどは夫の実家に帰りたくないでしょうからね。
これだけ空き家が増えて来るとまたこれがなかなか売れないみたいですね。売りたくて苦労されているお宅もおられますが
お値段どうのこうのより買う人がいないようなんです。特に今コロナでそれどころじゃないですから余計に売れないのではないでしょうか。
(過去画像 姫路好古園)