おでんといえば懐かしい風景が浮かびます。
小学生時代に母からお父さんを迎え行ってねと頼まれ、地図を渡され、
迷いながら 見つけた店が飲み屋街の一角。
赤提灯と訳の解らない匂いとそしてアチコチの店から聞こえる楽しそうな声が
小さな心になぜか解らない冒険心が。
メモ見ながら見つけた店の中にカウンターに親父の姿が。
家では見たことのない笑顔でカウンター奥の女性と話をしてる姿が。
恐る恐る店の中に足を入れ、親父に声をかけた。
「お母さんに言われてきたのか。解った帰るよ」
お酒の匂いと、騒がしい声が響き渡る狭い店で親父がニコニコ笑いながら
「ママ、坊主に おでんの食べさせてよ」
其のときの帰り路、包んでくれたおでんの匂いが鼻先をくすぐり、思わず親父に
「食べていい?」
初めて外で食べたおでんが記憶の中に浮かんできます。
この店は

おでんの文字が、
おでんの匂いと懐かしい親父の記憶が浮かび、


なんでも四国のおでんらしいです。
出汁はお酢と醤油を混ぜて食べるとのこと、

ちょっとした食べ物から昔の思い出が浮かんできますね。