山口建設

社長の独り言

あなた、家賃が、、

2014年09月11日 10時19分23秒 | 日記

               

            仕事に出かける前に妻からの一声

「管理人さんから、「山口さん、間違いだと思いますが、家賃が2ヵ月入金がないんですが、、」

言われちゃつた、、、遠慮がしな妻の声が小生の心に響きました。

当時、子どもたちも 小学生後半の時、、、

今から、25年前の出来事です。

当然、小生にすべての責任があります。結婚と同時に会社をやめて、自分の可能性に

挑戦して海原に漕ぎ出しましたが 当然、あらゆる大波が小生の体を弄び、沈んでは浮かび、

浮かんでは沈む日々でした。

そんな日々の中の妻からの一声でした。

社員がいなくなった部屋で、債権者に囲まれて、ただただ、頭を下げるだけのシーンが

今でも浮かんできます。

持ち家を手放して、誰も居ない中での出発、、

当然、賃貸の4畳半が事務所、当然 妻が電話番です。

全ては小生の責任です。

倒産した原因はなにか。

答えはただひとつ。

今までの考え方を変える。つまり、今となれば当然ですが

    社長が先頭になって、小生の後ろ姿にすべての答えがある。

それまでは、社員に働かせて、後ろの作戦陣地で指示を出していただけです。

よく、仲間に 「やまちゃん、その年まで頑張るね、社長となれば社員に指示さすれば

いいんだよ」

アドバイスを貰った友の会社は当時 小生の会社より5倍の売上。当然、業界仲間との

付き合い、そして現場に出ることなく、社員に任せぱなし、、

それから まもなく 倒産、、

67歳の今、今までの経験を活かして、売上の名前には当然 小生の 名前があります。

社員と同じ目線で 考えて、行動。

特に リフォームは既存の住まいの施工、お客様がいままで住んでおられた愛着ある

建物に明日への新しい命を注ぐ仕事です。

たくさんの社員を抱えて年間何百億売上の社長さんは建物の後ろにおられるお客様の

顔が見えるんでしょうか。

小生には自信がありません。

それから 25年、考え方を変えることにより、15年前に本社ビル、そして 最近、本社ビルの

隣接の九州電力の社宅を購入出来ました。その建物はリフォームするお客様に無料で

提供してます。

おかげさまで、山口建設はお客様からの素敵な声、応援を頂いて、年内の大型物件の

新規の受注はストップとなりました。

すべては 正しい考え、正しい行動、そして 山口建設の存在は、、

      すべてはお客様のために 社長自ら第一線で行動することですね