花の細密画 山根悦子ボタニカルアート

季節の植物や植物絵本、ボタニカルアートについて

ヘタのある実とない実

2023-09-05 10:55:38 | 日記
今年の夏は酷暑が続きました。

それでも何とか
我が家のアマナツもヒメリンゴも、青い実をふくらませてくれています。









小原流挿花9月号「植物画家のまなざし」のテーマは『へたのある実とない実』、普段は食べ物として手に取っている実を植物の観点から綴りました。

🍊萼の上に実をつける甘夏と🍎萼の下に実をつける姫リンゴを例に、花から実への移り変わりを絵にしています。




甘夏に於いてヘタは維管束を分岐させ、維管束は実全体を包み、一房一房に養分を行き渡らせます。
ヘタは枝と実をしっかり繋ぐ「力ボタン」のような役目をしているように感じます。 



一方ヒメリンゴの方は、実のおしりに萼の裂片を見ることができます。

甘夏は我が家の庭に地植えで10年、姫リンゴは盆栽で30年以上になります。😊

#アマナツ #ヒメリンゴ #ボタニカルアート #挿花 #EtsukoYamane


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