県内の桜前線は・・・

天気予報通り、各地で「春の嵐」　東京でも１９年ぶりに「４月の雪」となったそうですね・・・
三春も　　　　　　　　と、めまぐるしい一日でした。
ようやく中通りを南下し始めた「桜前線」も、またまた足踏み状態

実は・・・
福島県は、南から北へつらなる阿武隈高地と奥羽山脈によって、
太平洋側から「浜通り」、真ん中が「中通り」、日本海側が「会津」と、縦に３つの地方に分けられていて、
気候も、かなり違っているのです。
「冬」を例にとってみても、
いわき市などのある「浜通り」は、暖かく、雪はほとんど降りません。
（でも、きょうの夕方は、満開近くなった桜に突然の雪が降ってニュースになっていました・・・　）
その反対に、「会津」は、雪も多く、気温もかなり低くなります。
そして、県庁所在地の福島市や三春町がある「中通り」は、その中間の気候になっています。

この気候の違いによって、日本列島を北上してくる「桜前線」も、一番最初に浜通りに到達。
その後、今度は、中通りを北から南へ、つまり、福島市から郡山市、白河市へと南下し、
会津地方へと移っていくのです・・・
ですから、浜通り中通り会津と、「桜前線」を追いかけていくと、
福島県内だけでも、長い期間（約１ヶ月くらい）桜を楽しむ事ができるんですよ

三春は、郡山より少し標高が高いので、郡山の桜より、２～３日遅れての開花となります。
でも、きょうの寒さで、福島から郡山へバトンタッチされる予定だった桜前線も、少し遅れそうですから、
三春桜の開花も、やはり来週になりそうですね・・・