大自然がキャンバス

自然の中で野鳥の生態を学び写真というキャンバスの中に表現する楽しみと間伐材を利用してインテリアを手づくりしております。

道東羅臼、野付半島の野鳥写真紀行

2011年03月28日 | 野鳥の写真

東北地方太平洋沖地震で被災された皆様にお見舞い申し上げますと共に亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また福島の原発事故と三重苦に遇われた方々に心よりお見舞い申し上げます。被災された皆様のご健康を考えると少しでも早く復興し、原発事故の処理が進行する様に切に願っております。頑張れ東北、関東、日本。

                                                                                                          
早いもので三月も後数日で終わろうとしていますが、なかなか暖かくなりませんね、二月に北海道の羅臼、野付半島へシマフクロウ、オオワシ、オジロワシ、コミミ、ベニヒワ、ユキホオジロ等狙いで鳥撮旅行に出かけてきましたが残念ながらベニヒワ、ユキホオジロには遇えませんでした。それ以外は略大満足の旅でした。今年はヨーロッパの外国人が多く、野鳥の探鳥会でしようか野鳥にカメラを向けて頻りにシャッターを切っていました。その内のお一人と仲良くなり私のレンズ500ミリをお貸しして20~30分シャッターを押し続けておりました。大喜びで握手してその後お別れしました。国際親善の一コマでした。

  [拡大写真を解除するには上のタイトルバーの大自然がキャンバスをクリックしますと元の画面に戻ります。]

羅臼岳とワシの木この廻りの木々が休息の場所になっています。

羅臼岳とワシの木 この辺りの木々が休息の場所になっています。

オオワシの休息

オオワシの休息 

シマフクロウが夜になると現れる川

サケも登るし熊やエゾシカも出て来ます。夜になるとシマフクロウがこの川に餌を求めて出没します。

シマフクロウが夜8時ごろになってやっと現れました。

シマフクロウ側に観光バスが止っているのでじっと様子を伺っています。

朝四時に砕氷船に乗る為港に行きました。-15度の寒さでしたがそれほど寒くは感じませんでした。

日の出前からかもめ類やカラス、オオワシ、オジロワシと次々に飛んで来ます、国後島から羅臼まで流氷で覆われてしまいました。この日は港から船は出る事が出来ませんでした。                         

羅臼岳と羅臼港に朝が訪れ様としています、鳥達はもう流氷の上で餌を探し始めています。

後方は国後島で霞んで見えます、羅臼港内まで厚い氷で閉ざされてしまいました。やっと出港したのですが2~300メートル程で船が壊れてしまうのでこの辺で野鳥の観察、撮影をして下さいと言う事になってしまいました。  

オオワシとオジロワシが餌を探しています。とても大きいですね。オオワシ95㎝、オジロワシ89㎝だそうです。

オジロワシの飛翔

オオワシの飛翔-2 羽を広げた大きさは2メートル程でしようか。

オジロワシの飛翔-1

オジロワシ獲物を狙って急降下中、果たして獲物にありつけたのでしようか。

コミミズク野付半島にて、流氷の上を餌を求めて飛ぶ姿、何とも言えないシーンでした。漁師小屋があるのでネズミが多い様ですね。   

            ・・・・・次回はどんなシーンがご覧頂けるかお楽しみに・・・・・