大自然がキャンバス

自然の中で野鳥の生態を学び写真というキャンバスの中に表現する楽しみと間伐材を利用してインテリアを手づくりしております。

6月の北海道(道北と道央)の鳥撮旅行

2011年06月23日 | 野鳥の写真

6/16日天気も良くわくわくしながら羽田に向かった、手荷物預け所で大勢並んでいたので後に続いた我々の順番が来たので荷物を差出すと、只今管制塔とJALとの交信システムの故障で本日は欠航になるかも知れませんとのこと、仕方なく様子を見る事にした。どうやら一時間遅れで出発出来る事になりホットした。千歳空港に着きいよいよ北海道の旅が始まったレンタカーを借り目指すは250キロ先名寄近くの湖畔である。その前に札幌の野幌森林公園にフクロウを撮るために寄ったのでしたが、生憎昨年の餌場には姿を現しませんでした。仕方なくあちこち歩いていると目の前にクマゲラの♂が突然現れました、葉っぱが邪魔で残念ながら撮れませんでした。札幌は諦め旭川に宿を取ってあるのでそちらに向かいました。朝4時起きで名寄に向かって出発現地に6時50分ごろ着きました、既にクマゲラが出現最中でした。カメラを用意していたらすぐ近くにヤマゲラが現れたのでこちらから撮影開始、時々長い舌を出すのですが撮れませんでした。巣も近くにあると教えられクマゲラ班とヤマゲラ班に自然と分れてお互いに来たら教えてあげる、そんな感じで撮影を楽しんでいました。クマゲラの巣は昨年の40メートルだったのが今年のは約80メートルととても遠くでした。午前中に6回程クマゲラは給餌のため巣穴に戻ってきて餌を与えていましたが、6回目の餌やりの後大声を発して何時もと違う行動を取り悲鳴とも聴こえる鳴き声を出していました。そして飛んで行ったきり午後は姿を現しませんでした。翌朝も姿を見せませんでした。二日後にレンジャーの方に電話して様子を聞いたのですが残念ながら現れないとの事でした。写真を現像していて気がついたのですが、体に何かヘビ見たいな物が絡み付いている様な写真が何枚かありました。

ヤマゲラ子育てで疲れたのか一時の休息

 

ヤマゲラの♂

地上に降りて餌を探している時が一番隙の出来る時でテンやキツネなどの動物に狙われやすいとの事でした。

ヤマゲラの雛、後数日で巣立ちする様ですね。

ヤマゲラの♂

地上に降りて蟻の巣のアリやシロアリの卵などを食べるようです。

ヤマゲラの巣穴

クマゲラ♀親と四羽の雛

今年のクマゲラの巣穴は80メートルの距離でしかも日差しが左横と右横から射して来るので立体的な表現が出来ず色も綺麗に出ないのでがつかりでした。

四羽の雛がお腹を空かして、待っていました。

♂親は怪我をして居なくなったそうです、♀親だけで四羽の雛を育てるのは大変な事でしょう。

これは昨年に撮影した物です距離が近くしかも森の中だったので日差しが邪魔をしないので、綺麗に撮れました。

メス

オス

はい!・・・ポーズ

熊の爪痕

右から今年の巣穴は丸く、昨年の巣穴は空洞を利用し、2年前の巣穴は家の屋根の様な形といろいろな形ちをしていました。

ハヤブサが湖面を飛んで小鳥でも探しているのでしょうか。

次の瞬間に釣り人がリリースしたのでしょうか、魚を銜えて飛んで行きました。チゴハヤブサが魚を食べるなんて図鑑にも載っていませんね。しかも3つに千切って。画像はハッキリしませんが証拠写真として掲載しました。

 


 

石狩川河口、はまなすの丘公園に帰りに立ち寄りノゴマ、ノビタキ、ホオアカ、コムクドリ、カッコウ、ヒバリなど間近で撮影出来満足しました。もう一カ所帰りに立ち寄りました、そこではアカゲラが営巣中でやはり雛が巣穴から顔を出していました。とても暗くて1600に感度を上げてやっと撮れました。今年のクマゲラ鳥撮旅行こんな旅行でした。

カッコウ 廻りに高い木が無いので

コムクドリのホバリング

コヨシキリとハマナスの花

コヨシキリの独唱会

ハシブトガラ

ハシブトガラ

ヒバリ

ホオアカ

ホオアカ

ノゴマ夏羽

ノゴマとハマナスの花

はまなすの枯れ枝で囀ノゴマ棘がいたくないのでしょうか。

だあ~れも居ない所でのんびりシャッターチャンスを

 


 

札幌市内の北海道神宮ではアカゲラが巣作り中でした。

アカゲラの♀

アカゲラの雛

美味しいステーキを運んで来た様です

何の鳥かお分かりの方教えて下さい。ニュウナイスズメの♀でしょうか。

ご覧頂き有難うございました。

 


趣味の手づくり工房

2011年06月11日 | 野鳥の写真

日本全国まではいきませんが、せっかく撮った野鳥の天然記念物や珍鳥等の写真をそのまゝにして置くのは忍びなく、何とかインテリア風に表現して見たくなりこの様な作品が出来上がりました。富士山の五合目、奥庭荘様で取扱って頂けることになりましたので富士山の野鳥観察に行かれた折には是非覗いて観て下さい。一部を掲載致しますのでご鑑賞頂ければ幸いです。

写真の材質は全てポリプロピレンの合成紙にプリントして、表面にUV加工を施して少しでも永く持つ様に心がけました。テカリが無く何処から観ても目に優しく落ち着きのある素材です。 木枠作品は私の工房でしか扱っておりません。

作品にした野鳥の名前を一部記載しますと、アカショウビン、クマゲラ、ヤマゲラ、ホシガラス、シマフクロウ、イスカ、アオゲラの柿の木レストラン、ヤイロチョウ、チゴモズ、フクロウ、友達から提供の有ったフクロウのつがい、アカヒゲ、ノグチゲラ、アオバズク、アカモズ、カケス、ヤマセミ、キクイタダキ、クロツグミ、オオコノハズク、オオマシコ、ヤブサメ、サンコウチョウ、その他いろいろとあります。

   

クリックすると拡大表示します。