2024年10月14日、月曜日、晴。黒部の道の駅から日の出を見る。朝日岳と雪倉岳の間から顔を出す。
陽が昇り1時間ほど過ぎた所で山並みを撮る。朝日から右へ
その右に剱。
今日は予定通り白川郷の合掌造り集落の観光に行くのだ。道は簡単だ国道8号と156号を走ればよいのだ。黒部から1時間ほどは広い道で快適な走りだ。黒部から20分ほど滑川に走ると、剱などの山が大きくなる。毛勝、大日、薬師は分かるが、剱と立山がどれかな?
高岡に入ると路面電車が走っている。路面電車が走る街は今は数少ないですよね。長崎、熊本、鹿児島、広島、富山、東京、北海道では見たが。
南砺市に入ると庄川沿いの片側一車線の曲がりくねった山腹にへばりついた道になる。苦手な道だ。時に高い橋も渡る。
道の駅「上平」を過ぎると緊張感が和らぐ道になり、13時過ぎに白川郷に着く。
駐車場に車を止めて先ずは絵になる写真を。
集落の中心に入って行くと、笛や太鼓のお囃子の音が聞える。訊けば今日は白川八幡神社の「どぶろく祭り」だと。ラッキー。境内は奉納踊りを見るため人波だ。奉納舞は14時40分からだと云う。1時間近くあるからその間に集落を散策。
どぶろく祭りは500円で杯を買うと、奉納舞の後に境内でどぶろくが飲み放題だと。奉納舞見学とその後のどぶろくを楽しみ訪れる人が多いのだと。
それでは合掌造りの観光に。家々の玄関に国旗掲揚と祭提灯が飾られている。
水が澄んで冷たい川に50㎝を超えるであろうマスが泳いでいる。
水で米をつく小屋だ。
神社の神事で見かけた巫女さんのお帰りだ。そろそろ奉納踊りが始まるのだろうと見学を切上神社へ。展望台は後で登ろう。こんな提灯を飾っている家もあるね。
これはどぶろくを売っている店の提灯かな。
道脇の所々に、手が洗えるところがある。冷たくて気持ちがいい。
関係者の詰所脇に祭の進行予定があった。祭は今日あすの2日間行われる。
闘鶏楽から始まるようだ。子供たちによる鉦と太鼓の踊りだ。
続いて、本命の獅子舞奉納。これは獅子と闘うような物語風の舞だ。得物をとっかえひっかえ、演者も変わる。
奉納演目が終わると、どぶろく祭りの準備に入り、境内には座って飲めるように川の字に敷物が引かれる。これからが本当の祭りの本命だ。これが始まる前に展望台へ行く。西日で少し雰囲気が変わる。
展望台からの眺めはよくニュースなどで出る風景だ。
展望台から戻ると、郷土芸能を見ながら、宴もたけなわだ。運転なので眺めるだけ。
お世話になる道の駅白川郷も合掌造り。神社のお祭り重なったのは偶然とはいえよかった。どぶろく祭りが目当ての人も多いようだ。