2024年10月15日、火曜日、晴。朝起きて改めて見渡すと、道の駅白川郷の目の前の神社でも「どぶろく祭り」があるのことに気付く。各地区の神社にどぶろく祭りは有るのだろう。白川神社のものが人出と奉納踊りが集落の規模から賑やかなのだろう。
今日は山中温泉まで行こうと出発。ルートはカーナビ任せだが、一つだけルート上で見つけた金沢カツカレーの店に寄ることだ。10分ほど走ると合掌大橋を渡り岐阜県から富山県に入る。川が蛇行しているから7つの橋が架かっている。川を渡るたびに県が変わる。実に興趣がある。
道の駅下平を過ぎて間もなく、沿道に国重文岩瀬家の合掌造りを見る。
その隣に行徳寺。山門の中に鐘が吊るされている。
10分ほど走ると、道の下に菅沼合掌集落を見て観光。
先ずは道から見下ろす眺め。
下へ降りて集落内を散策。白川郷と比べると山間での生活を感じる風景だ。
かんこうを終え道を下って感じるのは、ダムを所々で見る。川沿いを下っているというよりダム湖の縁を下っている感がする。これも急な下りと豊富な水だからであろう。
またしばらく下ると、沿道にこれも国重文の村上家の合掌造りを見る。岩瀬家同様大きな立派な造りだ。
道には「こきりこの里」のアーチがかかっている。こきりことは下の楽器の事だと知った。
ここを過ぎると往路の156号を左折して304号へと入る。すると間もなく相倉合掌集落の案内を見る。数百mほど道から外れが、ついでなので観光する。
先ずは5分ほど登った展望台から集落の全景を見る。
下って、集落内を散策。
こちらは屋根のカヤを葺き替え中。
家の隣にそば畑。ここも山間での生活感があるね。共に規模が小さい集落だから観光客も少ない。こんな所にずかずか訪れて本当にいいのだろうか。
観光から戻って、304号を走ると、思っていたより道は広く、カーブは少なく、怖い橋もなくとても走り易かった。富山から石川金沢に入り、金沢大学を過ぎて、市街地に入る。13時を過ぎ腹も空いているのでカツカレーの店は何処か。ゴーゴーカレーを見つけました。
金沢カツカレーは千切りキャベツが添えられているところだ。カレーの味は甘口でレトルトカレーの味とあまり変わらない。レトルトカレーが美味しすぎるのか。カツは薄すぎず厚すぎず丁度よい。残念なのは米が美味しくなかったことだ。前回食べたチャンピオンのカレーの味は覚えていないがこんなものだったのだろうか。
そして、今日の宿山中温泉に行くと休館日。しかたなく30㎞弱離れた永平寺町の禅の里にお世話になる。隣に立ち寄り湯があり、田園の中の実に落ち着いた駅だ。しかたなくは取り消し、まさに望む駅であった。明日は何処まで行けるやら。