2024年12月7日、土曜日、晴。納山会で多良見の里山縦走後、鍋会。集合場所は虚空蔵山公園9時。自宅から歩いて行けるので6時50分自宅出発。
7時20分国道に出る手前のミカン畑に入る所で、雲仙岳の方向から朝日が昇って来る。
のぞみ公園をすぎて、農道に入ると収穫を待つミカンが鈴なり。枝が地面につかんばかりに腰を折る。
歩き始めて1時間ほどの7時55分、市道を離れ虚空蔵山への枝尾根に適当に入り込む。ここまで来れば集合時間の9時に間に合うだろう。林の広い所を気ままに歩いたら、進む方向を間違え2,3分で方向修正。
8時18分、登山口からの主尾根道に合流。
5分ほど登って8時22分虚空蔵山(地元では中里虚空蔵山と呼ぶ)に着く。目の前に東長崎の矢上普賢岳(右)だ。
祠の裏に回ると、大草(東園)の集落だ。正面の鈍頂が今日の縦走目的地、三角点小太郎だ。
小太郎の先に長崎空港だ。
多良山系も望める。
虚空蔵山から林道を1㎞ほど歩いて、8時40分西川内虚空蔵山公園に着く。皆さんはまだ着ていないから展望台へ登る。
これから歩く、多良見の里山縦走路の峰々だ。左中央が鎌倉山、小ピーク、少し低くなった長いピークが普賢岳、右端が水洗山。
右から長い鈍頂の小太郎、左中央水洗山、左が普賢岳。
9時近くになると皆さん集まって来て、9時3分小太郎に向かって縦走組は出発。今日は12時30分の納山会開始までに公園へ戻る制約がある。半分を往路に割当、1時間45分後の10時45分までに小太郎に着かなければ戻ることにした。小太郎まで行きたいから少しばかり速足で歩く。
9時18分三叉路から鎌倉山への林道へ。
少し急な林道を上り詰めて、9時26分鎌倉山への山道へ入る。
植林を歩いて、9時29分鎌倉山山頂着。頂から進む方向を間違いやすいが、多数の目ですんなり先へと進む。
9時55分多良見普賢岳へ着く。このペースで歩けば何とか10時45分に小太郎へ着けそうだ。
10時12分水洗山(標識は岳とあるが地形図は山だ)着。間違いなく小太郎まで歩けるだろうと確信。
三角点小太郎への登り返しは道が少々心もとないが、尾根を外さぬように歩いて、10時40分到着。
戻らずに、先へ抜けて、植林を東園側へ下って、ミカン畑へ10時53分出た。左側の山並当りが、これから戻る西川内虚空蔵山公園だろう。
ミカン畑を抜けるのが先ずは先決だ。道と思って進むと鉄柵で行止りになるから農道を確実に進まなければ。道脇の山茶花がいいね。
間違うことなく農道を進むこと30分の11時31分。道は徐々に藪と化して来た。山地図を確認すると道からずれている。少し戻って道を探すが地形図の1車線道路の道はない。あと100mほど進めば市道に出るのに、ラスト100mが消えた。仕方がないから方向を定めて植林を越えて、道の名残がある藪に出て、2、30m歩いて、11時52分市道に出た。
市道に出れば、公園へと歩くだけだ。
道が消えるハプニングはあったが、12時26分皆が集まる公園へギリギリ間に合って着く。(数年前にここを歩いた時に同じ経験をしたことを思い出した、そのときはソロで手探りで歩いていたので道を間違えたと思っていた。)
鍋会の始まり始まり。いえいえ納山会でした。
調理班が縦走中に料理を作ってくれていたので、12時40分にはイモ煮にありつく。自宅からここまで歩いて来て、鎌倉山から三角点へと歩いたので、お腹と背中っがくっつきそうな空腹。イモ煮の他に大好物のお餅、おにぎり、うどん他、皆さんが持ち寄った沢山のご馳走をたらふく食す。
餅焼番がいない。小生が食べながら焼く。
10分も経たぬうちに鍋底が見え、うどんをぶち込む。
14時に宴は終わり散会。14時7分公園から帰路に就く。最短の長正寺へと下ルートを取る。下りだけなので膨れた腹を抱えてポテポテ歩く。師匠が途中藪っているよと教えてくれたが、三角点141の所が10mほど藪になっていたほかは、
道は荒れているもののそれほど支障はなかった。
14時57分長正寺まで下ると、シーサイド西入口の小山の紅葉が西日で鮮やか。こんな身近にも紅葉があったのだ。15時28分自宅に戻る。夕食時になっても腹は空かず夕食抜きで済む。こんな会は年1回と云わず毎月あって欲しいものだ。