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登山と車旅

多良山系 2019.07.07 岩屋越 経ヶ岳 中山越 ウナギテ沢 八丁谷 縦走     

7月7日、薄曇。会の山行で恒例の多良岳縦走です。日本アルプスの夏山に行かれる方のためのアップダウンの訓練だ。
ルートは黒木の岩屋登山口から岩屋越、つげ尾、経ヶ岳、中山越、ウナギテ沢を八丁谷に下り、黒木の駐車場までの10km強、5,6時間の行程だ。



八丁小屋の駐車場に8時過ぎに車を止めに行ったら満車であったから、黒木バス停上の駐車場に駐車。そこからサポート役を買って出てくれたK氏の車で登山口に向かう。

総勢20人をa、b、cの3グループに分け、岩屋登山口を8時50分に出発。cはゆっくり登りつげ尾からバス停上駐車場に下りるショートカットコースで歩く。



10分も歩くと大ケヤキまで800mの道標を見る。岩屋越への登りは大ケヤキまでは楽な登りだ。


道標から2,3分で枯れ沢のガレ場を渡る。



登山口から30分ほど登ったところで衣服調整の休憩をとる。梅雨なので少し動いただけで汗が噴き出してくる。ゆっくりcが追い付いてきた。


歩き出すとすぐに枯れ沢のガレ場をまた渡り、


また2,3分登ると、大ケヤキまで100mの道標を見る。以前は500m、300mの道標もあったように記憶しているが朽ちて無くなってしまったようだ。


9時30分大ケヤキに着く。先を歩いていたaが観賞し続いてbが。


2,3分遅れて、cが到着。


我等aは見学場所を譲り、岩屋越に向かう。岩屋越への道はここからがガレと、急坂になる。
先ずはガレの登りだ。



ガレの登りからジグザグの急坂を4,5回折れを繰返し、



落ち葉のなだらかな上りになると岩屋越も近い。



10時3分、経ヶ岳から郡岳への縦走路の岩屋越に出る。大ケヤキから30分の登りであるが思った以上にこたえる。汗の噴き出た体に風が気持ちよい。


後続のbが5分ほど遅れて到着。



bが到着したから、aは休憩を終え縦走路を経ヶ岳方向に狸だまりに向かう。狸だまりまでは30分ほどだ。

小ピークを1つ越え、次のトンネル上ピークに10時25分に着く。ここにはオレンジが設置した道標がある。



続いて808m峰のピークに数分で着く。ここから急坂のロープ場を下るのだが、
今は佐賀県側に数m寄った斜面を下れるようにもテープが巻かれている。どちらを下っても良いだろう。



ロープ場を下り終え、小さなピークを越えると左手に平谷キャンプ場への道標を見て、すぐに狸だまりに着く、10時40分。後続を待つ間に記念写真。aは笑顔で元気です。地図を掲げて写してと云っている人もいますが、判読は無理でしょう。



10分遅れてbが到着。徐々に間が空いてきたのでa,b集合写真。まだまだ笑顔で、狸のような人もいません。


十分休憩をとったので、次のつげ尾に向かう。つげ尾までは1時間強だがアップダウンは今までより大きくなるので徐々に効いてくる。

狸だまりから小ピークに登り、急斜面を下り、





釜伏山西峰へ少し長めのロープ場を登る。



西峰の頂手前で木間に狸だまり方向が見わたせるポイントがある。経ヶ岳に至るまで唯一の見晴らしポイントと思う。大きく並ぶピークは岩屋越の先の826m峰(左)左端が遠目山だろうか?


登り終えると、RP010(レスキューポイント010)の標識を見て、



すぐ先に釜伏山西峰の標識を見る、11時8分。


西峰からロープが張られた急斜面を下り、


登り返しながら大きく左に折れるポイントで一休み入れる。


11時28分、釜伏山の頂に着く。頂の標識は無いがRP011の標識が目印だ。
皆さん立止りもせず素通り。あまりにも冷たいんじゃない!


釜伏山を緩やかに少し下り、



次のRP012(860m)に向かって標高差70mを登り返す。この登り返しが10分ほどであるが、10日間何もしないでいた体にはこたえる。皆さんきつくないのかな?ここで1人弱音を吐くわけにはいかず頑張る。11時41分RP012にようやく着く(本当に長く感じた)。



わずか下り、次の865m峰にロープの張られた斜面を登り、


11時48分着く。一休み。ここまで来ればつげ尾は近い。よく頑張った!



少し下って緩やかに登りつげ尾に向かう。


12時、つげ尾に着く。ここで昼食をとりながら後続のbを待つ。食事をしながら後続が何分後に着くか予想する。5分1人、他は10分であったが、結局20分後に現れた。全員外れ。


後続が到着したから我等aは12時35分経ヶ岳に向かう。食事後の歩き始めはきついぞ!



緩やかな登りながら休憩で強張った体は動きが鈍い。前が見えない、追いつかねば。


ピークを過ぎた山アジサイが、今日初めての花だ。


足場の悪いガレの急登を抜け、経ヶ岳への尾根急登ににかかる。ここを登れば山頂だ。


13時に経ヶ岳に着く。梅雨の中休みの休日とあって山頂は大勢弁当を広げていた。



五家原岳は雲に覆われ今にも雨が降り出しそうなのだが薄日が差す始末だ。ザーと雨でも来てくれれば気持ちが良いのだが。風がないから近くで雨が降っている所も無いのだろう。



経ヶ岳から急坂の尾根を中山越に向かう。下り始めてすぐに今日2つ目の花、ギボウシ。



続いて垂直の岩場を下る。



足場の悪い急坂を通過して、13時23分、舞岳への分岐に着く。


分岐から落ち葉に覆われた滑りやすい斜面を下る。落ち葉の下の木の根に用心だ。


13時37分中山越に着く。小休止。


ここから多良岳への縦走路から分れて、右のウナギテ沢に入り、八丁谷へ向かう。
下り始めは、曇った日はうす暗い、踏み跡が幾筋もあるガレの下りだ。滑らぬように注意して下る。


中山越から10分も下ると沢沿いを下るようになる。梅雨時なので沢にわずか流れを見るようになる。


梅雨前には見ないションベン小僧のような流。



14時7分渡渉が始まる。


沢の水量も徐々に増す。


本流から離れ、14時11分枝沢を渡る。


枝沢から2、3分下ると、先ほどの本沢が滝となって落ちるところで枝沢が合流する、14時14分。
梅雨時ならではの水量豊かな滝となる。


滝を見てから数回渡渉を繰り替えす。





渡渉の次は、岩壁のクサリ場「サワガニの横這い」を慎重に通過。


続いて片側が谷に15m近くスパッと切れ落ちているスリリングなロープ場を本当に本当に注意して通過。


増水した最後の枝沢を渡れば、中山越からの下りも終わりだ。



八丁谷手前の林道は目の前だ。



14時33分、八丁谷へ着く。


濡れた舗装道で滑らぬように、駐車場へ下り、aは14時52分無事下山。計画より1時間早い。早さはF氏によるところが多。bは16時5分にこの駐車場に無事下山。


小生は黒木バス停上の駐車場に車を取に向かい、13時7分に着く。
駐車場隅の山水で、顔、体を拭き、駐車場へ戻る。

ゆっくりcは15時15分頃、このバス停上駐車場につげ尾から無事下山。


色々反省させられる山行であった。40年も続く山の会なのに何故だろうか。

今日の行程、
登山口8:50-9:30大ケヤキ9:35-10:03岩屋越10:00-10:25トンネル上-10:40狸だまり10:55-11:08釜伏西-11:23左折点-11:28釜伏山-11:41RP012-11:49 865m峰-12:00つげ尾(昼食)12:35-13:00経ヶ岳13:05-13:23舞岳分岐-13:37中山越13:44-14:14滝-14:33八丁谷-14:52駐車場14:56-15:07バス停上駐車場
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