2019年11月27日、曇。2週間ぶりの水曜登山だ。多良山系と呼んでよいのかわからぬが、経ヶ岳の北、浄土山(標高500m)に行く途中から左に折れて林道を進むと岩屋観音がある。ここのイロハモミジの紅葉が見ごろではというので行く。
国道から浄土山への道に入り、岩屋観音の道標を見るがこれは以前登った時の道ではないと経験者が言うので探すが他に道は無い。岩屋観音の道標から少し先にある林道からが直線的に近そうだからとここから9時38分出発。
(戻ってきたときに撮る)
数分林道を歩くと、
鋭角に右にカーブする。右手に何やらアンテナが立っている。
曲がり終わると、林道が細くなる。
左に林、右は耕作放棄地らしいのを見ながら進むと、樹林の中の古い荒れた林道にまた入る。
GPSで確認しながらすすむが、林道も心細くなり無くなると、10時左手の植林の中に赤いテープがある。
GPSで確認すれば植林帯を下れば岩屋観音への林道に出られそうだ。赤テープの下りは灌木が切り払われており、作業道か何かだろう。
3,4分下ると林道に出合う。この道は紛れもなく岩屋観音への林道だと経験者曰く。以前この林道をマイクロバスで走り脱輪した騒動があったそうだ。
イノシシが荒らした林道を10分強歩き、
10時18分、正面に大きな石塔をみて、岩屋観音に着く。
右手にモミジに覆われた石の鳥居(と呼んでいいのかわからぬが)を見るとその先が岩屋観音のお堂だ。
鳥居をくぐる前にその右手にある岩屋観音の案内板を熟読。正しくは岩屋山興法寺というお寺なのだ。平安時代に開かれたそうだ。浄土山も仏教に関係ありそうなそれらしい名前だ。
鳥居をくぐると正面に大きなイロハモミジの大木が紅葉している。
右手に岩壁をくり貫いて石像が40体ほど安置されている。
石像の左に並んで岩壁にはめ込まれたように本堂がある。山中にもかかわらず手入れが行き届いている。
この岩壁の上が岩屋山だ。境内を出て登ること2,3分で頂に着く。頂には薄く消えかかるも岩屋山の文字が書かれた小さなプレートが括りつけられていた。
頂から見下ろすイロハモミジ。
11時過ぎに岩屋観音を後にして、素直に林道を戻る。
11時33分舗装道になると、
すぐに、来た時に見た岩屋観音の道標のところに出た。時として記憶とは怪しいものだ。
車道を戻る道すがら、黄色く色づいた銀杏を見て実を拾い、スタート地点に11時55分に下山。