2023年9月13日、水曜日、晴時々曇。先週中山越から下ってしまったから続きを歩こうと、それと山友の情報でウスキキヌガサタケが観られる頃だと云うので、ウナギテ沢を登って中山越へ。
10時4分駐車場を出発。10時25分八丁谷へ着いて、
左に目をやると、ここでもヤマホトトギスだ。
八丁谷からウナギテ沢のルートを登って中山越へ向かう。
10時51分滝に着く。
ここから先は沢沿いを歩いたり、沢の中を歩いたりとなる。
沢を抜け出し、急坂を登ると11時26分中山越に着く。
赤いリボンの所に行くと、お目当てのウスキキヌガサタケに幸運にも出会えた。大きさは握り拳大だ。反対面は網が崩れかけていた。
すぐ隣にこれからのものが1つ。
他にもないかとあたりをぐるりと回ると、道の反対側に薄黄衣笠茸の名にふさわしい形のものが。色が白いのを単に衣笠茸と云うようだ。黄色いのが珍しいようだ。
反対面もしっかりしている。
もう一度大きくぐるりと周囲を探したが見当たらなかった。帰ってから調べたらスギの林に生育するようだ。梅雨明け頃と今頃の2回見られるようだ。次の機会にはスギの林も探してみよう。
少し曇って来たから、笹岳へと向かう。途中形の良い、見た目美味しそうなキノコ。
笹岳へは何時もの登り口でなく、北側から登ってみようと挑戦。
登り始めて直ぐに岩壁の下に12時27分出る。これを登るのは無理だ。
左に巻くように歩いて、何とか登れそうな急斜面を、木や、根に掴まりながら登る。
12時40分尾根のようなところに出る。何となく踏み跡らしきものが。
1分ほど登ると、確実に踏み跡だ。徐々にはっきりして来たのは様子見で下ったが戻ったためだろうか。それとも下までルートがあるのだろうか?
さらに1分登ると、12時41分笹岳山頂に着く。五家原岳も経ヶ岳も曇天の下だ。
昼食後、笹岳鞍部に下り笹南峰に13時6分登り、
西岳鞍部まで下ると、ツリフネソウ(釣船草)と、キバナアキギリ(黄花秋桐)が観られた。
鞍部から急坂を登って西岳に13時43分着く。
多良岳に登るつもりはないが役行者まで下る途中は木の実が秋の色だ。
金泉寺に下る坂道にツチアケビの実。
そして、一面ツリフネソウ(釣船草)の群落だ。花の中央から茎が出て天秤状に吊られているのが興趣だ。横から撮った写真が無いのが残念だ。
14時12分金泉寺に着く。平日の金泉寺は静かなものだ。
14時22分西野越から八丁谷へ下り、
15時7分八丁谷へ着いて、15時27分駐車場に戻る。ウスキキヌガサタケに出会えた幸運と、小さな虫が目に入るのに悩まされた一日でした。今回も五家原岳までは行きつけず。そもそも出発が遅すぎだ。