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登山と車旅

雲仙の山 2022.12.15 今季初めての霧氷観賞

2022年12月15日、木曜日、晴。仁田峠の最低気温がマイナスになって来たから今季初の霧氷観賞登山に行く。手っ取り早く第2吹越から稜線を目指す。
第2吹越から眺めると国見岳の頂あたりに霧氷が付いている。8時15分出発。気温マイナス2度。風が無いから寒くはない。
稜線への登山道にはまったく霧氷は観られない。
地面はしっかり凍ていて霜柱だ。歩き易い。ザクッザクッと心地よい音とともに歩く。
木々はすっかり落葉したから九千部岳から諫早の眺めが良い。
9時15分稜線に出る。

国見岳への道にも全く霧氷は付いていない。
今朝方、長い時間雲が山を覆うことが無かったのだろう。それでもかろうじて地面に僅か粉雪の跡が。
木の芽にわずかに霧氷の跡が。

国見岳の山頂部と国見分れのあたりにはうっすら霧氷が見える。
普賢岳には雲がかかる。あの雲がかかった辺りは霧氷が成長するだろう。
振返り妙見岳を眺めるとこちらも山頂部に霧氷が付いている。今日は標高1300m以上でないと霧氷が付かなそうだ。
9時25分国見分れに着く。大きなエビの尻尾が出来る、国見岳入口の風が吹き抜けるところは霧氷が付いている。木の枝部分のみにだ。この標高では貴重な霧氷だ。

国見山頂の霧氷は期待するほどでないから、鬼人谷の氷柱を見ようと鬼人谷口へ向かい、9時38分に着く。
鬼人谷へ入るとお目当ての氷柱が出来ていた。まだ細くて、下までつながるほどでない。
吾輩は、細い枝に付く鬼人谷の霧氷が好きなのだが付いていない。冬枯れのこの景色、一見霧氷が付いているように見えませんか。
北の風穴を過ぎてオオヤマレンゲの所まで行くと、凄いですね、もう芽吹きの準備ですよ。
10時7分鳩穴分れに着く。九千部岳、吾妻岳、多良山系の眺望がよい。

立岩の峰を見上げると見事に霧氷が付いている。気が逸る。
急坂を登り上がるところに霧氷は全く見られないが、

標高50mを登った道標の後、平成新山の陰になるところは霧氷がびっしりついている。
立岩の峰までのわずかな間の霧氷。
エビの尻尾になっていない霧氷は先ほどの雲でできた霧氷か。
10時22分、立岩の峰から眺める霧氷の原。

立岩の峰展望台から眺める霧氷沢と普賢岳。
立岩の峰から少し下れば霧氷は無くなり、登山道脇から出る噴気の所に霧氷が見られるのみ。
10時40分霧氷沢に着く。
期待していた霧氷沢に霧氷がわずかしか見られない。やはり朝方この標高には雲がかからなかったのか。それとも朝日で溶けたのかな。
霧氷沢から普賢岳までの間にも霧氷は付いていない。日向で気温が上がり消えてしまったのか。10時56分普賢岳に着く。眺める山に霧氷は観られない。
普賢岳の霧氷は山頂部のみ。ここから眺めると北西斜面には霧氷が残っているから、陽が昇る前は霧氷が付いていたのではないだろうか。また立岩の峰の霧氷が見事だったのは噴気の蒸気のなせる業か。
怪獣の口にもわずかに霧氷がついている。

11時22分紅葉茶屋に下り、仁田峠から妙見岳に登り返すのはきついので、国見分れに戻って妙見岳に向かう。妙見岳霧氷のトンネルの手前まで来ると、日が当たりながらも北斜面に霧氷が残っている。
トンネルに入り下から眺めると枝先に霧氷が付いている。
11時56分妙見神社に着く。さすがに東側には霧氷は観られない。

神社の御手水は凍っていて解けた様子もない。この辺りの気温は零下なのだろう。
ロープウェイ駅近くまで降りて、展望台を眺めるが霧氷なし。
稜線を戻り、第2吹越への下り口に戻る途中から眺める国見岳山頂西側にも霧氷がまだ観られる。

吹越へと下る道の霜柱は解けもせずあったから安心して下れた。一方凍っているので2,3回滑るが、転がることは免れた。

13時15分下山。吹越の気温2度。幸先の良い今季初の霧氷観賞登山が出来た。贅沢を言えば未明から早朝の天候が良すぎたことだろう。

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