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登山と車旅

福岡・佐賀の山 2024.05.14-17 脊振山地全山縦走(荒川峠・羽金山・井原山・三瀬峠)

2024年5月15日、水曜日、晴。縦走2日目、2時半に寒さで目が覚める、6時間はぐっすり寝たろう。が体が寒いのでなく、寝袋で蒸れて汗冷えのようだ。3時まで頑張ったが起き出して湯を沸かして朝食。水分を十分に取っていないからカップ麺が食べたくなった。そしてロールパン2個。ヘッドランプを点けて歩くには道が不案内だからまだ行動できない。眠気を催してきたから、寝袋を被って5時まで横になる。
5時過ぎに明るくなって来たからテントを撤収。今日は井原山までだが昨日稼いだのでもっと先まで行きたい。先ずは羽金山だ、5時25分出発。


1時間ほど樹林の中を歩くと伐採で視界が広がる所に出た。糸島市が見える。
1時間30分ほど歩いた6時50分P776に着く。
植林の縦走路に咲くのはホウチャクソウばかり。
7時9分、樋の口ハイランド?の道を左に見送るが、道はあまり歩かれていないように見えた。
7時18分三角点のある桃子(ももず)に着く。岩が重なるだけだ。
10分ほど歩くと左(福岡側)に白糸の滝の道を見送る。
縦走路は植林から樹林へ変わった。自然林の中の道が良いですね。
8時4分河童山への分岐に着く。羽金山の眺めが良いと云うので寄り道。
この分岐からは浮嶽(左)と女岳の眺めがいいね。十坊山からの眺めとは反対だ。

分岐から3分、8時7分河童山に着く。目の前に羽金山に建つ高さ200mのアンテナだ。
分岐に戻って鞍部に下り、登りにかかると右に標準電波送信所の金網ヘンスが続く。8時34分坂を登り上がるといきなり送信所の門前だ。
羽金山の三角点は送信所内なのだ。中に入るにはインターホンで連絡した上、指示に従ってくれとある。立ち入りは原則9時30分からだ。普段なら困らぬのだが、1時間も待たねばならぬ。これは痛い!ダメもとで連絡したがやはりだめ。はてどうする、全山縦走でなければパスしたいところだが、朝食が早かったから門前で軽い食事。
9時30分中に入って、9時36分山頂に着くと係りの人が待っていて用紙に住所氏名電話番号を記入。山頂気温19度と日向は暑い。そして門を出たら退所した旨をインターフォンで連絡。
門前道路反対側の道標に従って、右手のフェンス沿いを長野峠へと下る。急坂を20分ほど下って白糸の滝分岐へ着く。水場5分の標識もあるが、登りがあるから先で補給しようとパス。
ここまでの道すがらよく見たサイハイランが此処でも群れる。
急坂を下り終えて11時32分車道に出た。
車道反対側に雷山登山口は右(佐賀県側)に300mとあるから、車道を歩いて、
11時38分雷山登山口が有りました。地形図ではこの辺りが長野峠のようだ。
ここからの登りは、急坂を下り続けて来たのと、山肌に沿った小さなアップダウンの繰返しと、暑さもあってか、もうカメの歩みだ。層増岐野(そそきの)手前で13時3分平坦部に出た時には一息付けた。
雷山山頂まで30分とあるが、この登りを見るととてもとても。

3分ほど歩くとこの辺りは層増岐野と云うらしい。
カメの歩みで進むこと間もなく、階段状の登りになる。カメの登りが出来無いからこれはきついのだ。この時ばかりは本当に全山縦走出来るのだろうかと頭をよぎるものがあった。何とか登り続けて13時40分雷山山頂に着く。ここでアップロードすると90-110で歩けていたので、そう捨てたものでもないと気持を切り替えられた。井原山まで2時間、さらに三瀬峠2時間と見て18時には着けるだろう。
エネ補給などで少しゆったりしすぎて14時10分出発。10分ほど下って古場への道を右に見送る。ここを5分下れば水場だが井原山からの下りで補給(水場は無いのだがそう思い込んでいる)しよう。
登山道は樹林と笹原で明るくて心地よい。
14時49分富士山(ふじやま)、道標に井原山まで50分とある。
15時16分本富士山(もとふじやま)。
アンの滝への道を左に見送ると井原山の山頂は近い。
10分と歩かずに16時4分井原山山頂に着く。

進む方向に脊振山が見えて来た。
振り返れば雷山と羽金山。

福岡市街地から玄海灘
ここから先は三瀬峠へ下るだけだ。急坂は落葉で滑るから用心用心。下り始めて10分ほどで水無登山口への道を左に見送る。この道のオオキツネノカミソリは見事だ。ここで地図を確認すると、あると思い込んでいた水場は無いのだ。2Lはまだ持っているので何とかなるだろう。足らないようなら新村(しんむら)側に降りて三瀬峠に向かおう。
16時48分新村分岐。水は足りるだろうと判断して右に見送る。
17時30分野河内への分岐で、GPSを見ると近くに三角点がある。寄ってみようと10mほど進むと、

三角点の所に往還の標識。昔山道でもあったのだろうか?
そろそろ今夜の寝場所をと、三瀬峠の手前辺りから平らな所を探しながら下ると、17時50分峠手前300mぐらいの登山道上に、手ごろな平坦部を見つける。
もうこの時間だから歩く人は居ないだろうと、
テントを張る。18時2分完了。テント右側に見える棒は十坊山の登山口にあった竹杖で、急登で助けられ大活躍だ。この縦走にはポールは必要と思った。
水は2Lまだあるので、夕に500mⅬ、朝に500mⅬとして、明日の水場(金山)までの行動に1L。夕食は水が230mⅬで作れるカレーメシ。残りは水分補給。
起きていれば喉も乾くので早々に寝る。今日もすぐに寝入ってしまった。夜中何時か知らぬが強風とテントを叩く雨の音で目を覚まし、明日雨ならどうしようかなどとぼんやり考えているうちにまたすぐに寝入ってしまった。本当にお疲れの様子だ。

今日の行程、
荒川峠5:25-8:07河童山-8:34羽金山(開門待ち)9:44-11:38長野峠-13:03雷山観音分岐(層増岐野)-13:40雷山14:10-16:04井原山-17:50三瀬峠手前(泊)


(余談)縦走出発前夜に洗面化粧台のフレキシブルホースから水漏れが発生しているのに気付いたが、栓を閉めて出かけた。帰宅後、部品を買って修理しようと悪戦苦闘して、部品さえ手に入れば修理可能な所まで来たが、20年も経った製品なので部品がなさそうだ。ついに諦めて修理屋さんをコール。明日には来てくれるそうだ。素人でも簡単に修理できるように単純な製品にしてほしいね。
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