2022年5月8日、日曜日、晴。今年になって初めてのバスハイクだ。山行先は黒髪山系で、有田ダムから英岩、英山、黒髪山、後黒髪をピストンして、後の平に戻り竜門ダムへ下る縦走だ。
蓮花石山中腹から眺めるとこんな景色だ。右端が英岩、中央の山塊右端が天童岩。左から2番目が後黒髪東峰だ。
9時34分竜門ダム駐車場を英山へ向け出発。
出足はツツジが咲く坂道をジグザグに登る。
山道脇にはシダが目立つ。有田周辺の山はシダが多いな。有田ジャンダルム、蓮花石山も然り。
9時45分鎖の手摺場に着く。
左手に有田ダムが望める。後方は後黒髪か。
10時2分天狗谷窯登山口からの道を右から合わせる。
黒髪山は標高500m強の山だが、登山道は急峻だ。風がなく蒸し暑さも相まってもう汗だくだ。
急勾配のロープ場を登り上がり、10時13分小ピークに立つと、英山下の岩場が展望できる。中央のピークが英山展望岩だろう。
ピークから一旦下り、
年木谷分岐から、やや急勾配の登りが始まる。
分岐から登り始めて20分弱で岩場の登りにかかる。
展望の広がる岩場途中で一服。
蓮花石山(右)と金山岳の眺めが良い。
眼下に有田ダムも。
さらに岩場を登る。
続いて急勾配を登り、
さらにロープの張られた急坂を登ると、10時50分英山と英岩の分岐に出て英岩へ。
1分も歩くと、石塔のある展望所に着き、
ここからさらに緩やかに下りながら300mほど歩くと、
10時57分、忽然と視界が開け英岩に着く。50mの絶壁からの眺めは絶景だが怖いです。
こんなところに座って怖くないのですかね。
緩やかに分岐まで登り返して、そこから1分ほどで英山展望岩に11時17分着く。こちらも高度感があってさらに恐怖。
有田のジャンダルムも見えますね。
展望岩から30秒で英山山頂に着く。木に覆われて展望が利かないから山頂標識をみて、東側展望所から眼下に広がる山内町を望む。
小さな登降を繰返しながら、
展望のない本城岳(前黒髪)に11時45分着く。
ここから2分ほど進むと、視界の広がる岩場に出る。黒髪山、蛇焼山、後黒髪東峰の展望地だ。後方に青螺山、牧ノ山。
12時13分黒髪山まで500mの地点から、やや急勾配の登りが始まる。
3分ほど登ると白山神社の前にでる。
この先が黒髪山の難所だ。足を滑らせれば滑落だ。
天童岩の下に12時32分登り上がり、さらにこの鎖場を登って、
12時35分黒髪山(天童岩)着く。日曜日と昼時が重なってこの人出だ。
北に青螺山、
南眼下に有田ダム。
西には指呼の間にこれから登る蛇焼山、後黒髪東峰だ。
天童岩下に下り、昼食。
天童岩からはほぼ下りばかりだ。先ずは蛇焼山へ下る。
13時19分蛇焼山に着く。登る感じがしないので、うっかりすると気付かづに通過してしまうピークだ。
ここから木に掴まりながら急勾配の下りだ。
勾配が緩やかになると13時33分後の平に着く。
黒髪山をピストンして、
13時55分に後の平に戻り、二俣に下る。
なだらかな下りは、鬼の岩屋までだ。
14時8分鬼の岩屋に着いて、
その先は石がごろつく急な谷を下る。
14時32分、見返峠への分岐、二俣に着く。黒髪山からの下りは低山とは思えぬほどの急な下りであった。
50mほど下ったところで沢を渡ると、
清流を見ながらの緩やかな下りとなる。
14時52分堰堤上に出て、舗装道を下ると、
14時55分竜門ダム駐車場に無事下山。黒髪山系は低山とは思えぬ岩場と急峻さを楽しめる山だ。
今日の行程、
有田ダム9:34-9;45鎖手摺場-10:02天狗谷窯分岐-10:13岩場展望地-10:32岩場-10:50英岩分岐-10:57英岩11:08-11:17英山・展望岩11:25-11:45前黒髪-12:35黒髪山(昼食)13:14-13:19蛇焼山-13:33後の平(後黒髪東峰往復)13:55-14:08鬼の岩屋-14:32二俣-14:55竜門ダム駐車場