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登山と車旅

多良山系 2022.05.07 御立目尾根から五家原岳へ

2022年5月7日、土曜日、曇。歩いてみたいと思っていた御立目観音から五家原岳に延びる御立目尾根(勝手に呼称)を登る。中央やや左のピークから右下に延びる尾根だ。

一般的な登山ルートは仏の辻へ出て車道を五家原岳に登るのだ。

9時42分水神駐車場を出発。9時52分御立目観音に着く。ここで道は3方向に分かれる。右は御立目分岐から金泉寺。左は仏の辻から五家原岳に。真ん中の道が御立目尾根から五家原岳に登るルートであるが途中で行止りになる道だ。

3,4分も登ると左手にモミの大木を見るようになり、道はピークに出るから、適当な所から左の尾根に入る。この先特に登山道は無く尾根を登るだけだが、歩く分には支障は無く、伐採の跡や先人の踏み跡らしきものがある。

やや急坂を2分ほど登ると、緩やかな登りとなり、さらに5分も歩かないうちに、平坦な所に出る。
青葉が茂り先が見えないが1分も進めば岩場の前に出る、10時10分。
左を巻くように登ると岩場は終わり、赤いテープも目に付く。

間もなく石が目立つ登りとなるが、全く支障なく登れる。点々とシャクナゲの花が残る。右側は恐らく先ほどの岩場からの低い崖なのだろう。
10時16分目の前に尾根の変わり目現れる。
10時17分登り上がると、なだらかな広々とした尾根だ。
尾根を2分ほど登ると、ピンクリボンの巻かれた立木に出合う。左側が進む尾根方向だが、

右側に先が見通せる道らしき踏み跡が。
ここはGPSで地形を確認して左に進む。一見茂みのように見えた左側も1分も進まないうちに、落葉が覆う雰囲気のよい雑木林だ。
少しばかり枝葉が茂る所の岩に、おそらく人が置いたと思われる目印のような石が。
通過するとすぐにまた歩き易い森林浴を味わえる雑木林となる。

雑木林の登りはやや急勾配となって来た。地形図から判断するに車道が近づいて来たのかな。
3,4分も登った10時31分車道の縁石を見る。先日見た縁石の上に石が置いてある所だ。予想した場所に出た。
前回はこの車道を下って五家原岳に向かったが、今回は電波塔跡地まで登って稜線を歩いてみよう。
電波塔跡の前で行止りとなり、ここから稜線に取付く、10時34分。取付きは薮なので、稜線の藪漕ぎを覚悟する。
分け入って10mも歩くと、それほどの藪ではない、助かった。踏み跡もあり藪漕ぎにはならぬようだ。
稜線は木々に覆われているけど痩せ尾根だ。

5分も歩かぬうちに電波塔の前に出た、右に行けば電波塔の取付道路だが、稜線にこだわり、左の電波塔下を歩く。
10時43分五家原岳山頂へ続く車道に出る。

車道を歩いて10時48分五家原岳に着く。経ヶ岳が見えるのみで他は雲に覆われていた。

山頂にはヒカゲツツジのような白いツツジと、

これは成長したら何の花?
4日の逆を辿って金泉寺へ。中岳を下って御立目分岐を過ぎると茎が20㎝程に成長したホウジョウソウが道脇に目立つ。上から見ると同じユリ科のナルコユリと葉が似ている。
12時、金泉寺に着いて昼食。テント泊時のお賽銭を入れる。
山小屋の前にこんな花が咲いていた。
戻りは、中岳の東側を巻いて、コケイランの様子を観て、御立目観音へ。12時44分御立目分岐に着いて御立目観音へ。

大キツネノカミソリの葉も枯れ始める。この後芽が出るのだろう。
ギンリョウソウも山歩きで見かけるようになって来た。途中の沢でエビネは無いかと探したが見当たらず。

4日には一株一輪しか咲いていなかったコケイランは、みな開花して奇麗に咲いていた。残念なのは多くが踏まれて花の部分がない。エビネと比べると控えめな花が上品でいい。
こんな花もありましたね。
14時10分水神駐車場に戻り、車道から御立目尾根を眺める。

今日の行程、
水神P9:42-9:58御立目観音-10:31電波塔跡下車道(縁石)-10:34電波塔跡-(稜線)-10:40電波塔-10:43車道-10:48五家原岳10:55-11:19中岳ー11:31御立目分岐-12:00金泉寺(昼食)12:21-12:44御立目分岐-13:57御立目観音-14:10水神P


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