2017年9月29日、晴。この年は4月から自治会の班長が回ってきて、毎月広報を配布しなければならないから、一月以上の旅ができず山陰から東北の山に登る。先ずは島根県の大田にある三瓶山に登る。
どうしてこの山かというと朝日新聞が出版した、続日本百名山から選んだからだ。
前夜は江津(ごうつ)の道の駅に泊まり、7時に駅を発ち、大田で案内に従い右折し三瓶山に向かい8時過ぎに登山口の青少年の家の駐車場着く。
ルートは名号登山口、男、女、孫、子、男三瓶(おさんべ)とお鉢りから、姫逃池登山口に下る予定で出発。
ところが、スタートから直ぐに名号登山口の先の登山道を登ろうとして見つからず戻る。さらに名号登山口の所でまた間違う。怪我の功名か間違えた道には山栗がたくさん落ちており、登山は一旦休止し栗拾い。
名号登山口に戻る途中で栗拾いの方に会い気の毒な事をしたと反省。登山口から樹林の中を進みながら、男三瓶への分岐を注意しながら登るが標識を見落としたのか、分岐はあるがそれらしい名称の標識がない。女三瓶(めさんべ)に登り、孫、子、男の順に登ることにする。臨機応変。
緩やかな登りを1時間ほど歩き、急登をこなし電波塔に出合うとすぐに女三瓶の頂に9時55分に着く。
子三瓶への登りから望む女三瓶は、男三瓶からの南東尾根のピークだ。窪地(火口跡?)右の池が室内池だ。
女三瓶から大平山に下り、10時13分着く。
孫三瓶(左)、子三瓶が並んで見える。右に延びる稜線は男三瓶だ。
大平山から下って、孫三瓶へ登り返す登山道は山栗の宝庫だ。落ちている栗は大方虫食いだ。11時1分孫三瓶に着く。
三瓶山は火口のお鉢に男、女、子、孫とぐるりあるが、孫三瓶からは、子三瓶や
男三瓶への展望が良い。
孫三瓶から下降、登り返しとも急坂で子三瓶に向かう。子三瓶の山頂手前はなだらかなススキの原のようだ。
子三瓶への登り返しから孫三瓶を望む。
11時48分子三瓶の頂に着く。頂は周回道からわずかに外れた所にある。
子三瓶から男三瓶への樹林の中の登り返しは、急坂とガレだ。上り下りの繰り返しの最後の登りと思うと更にきつい。頑張ろう。樹林を抜けたところで孫(左)、子を眺め一服。
きつい登りを終え13時42分山頂手前のススキの原に着く。
13時48分男三瓶山頂。
山頂一帯は広大なススキの原だ。
下山路を間違わぬように、姫逃池登山口を確認する。道標には65分とある。
15時2分姫逃池登山口に下山。
アップダウンの繰り返しの山であったが、景色も堪能でき良い山行であった。
三瓶山の行程、
名号登山口8:35-9:55女三瓶-10:13大平山-11:01孫三瓶-11:48子三瓶(昼食)12:08-13:48男三瓶13:55-15:02姫逃池登山口
下山後、出雲市の道の駅「湯の川」に泊まる。次は鳥取側から氷ノ山に登ろう。