2023年11月26日、日曜日、晴。以前から登ってみたいと思っていた白岳が車旅の途中にあるので、前夜田平の駅に泊まり午前中に登る。朝から冷えこみ車中は7度。白岳登山口まで15㎞弱、9時前に登山口のある白岳原の広い駐車場に着く。駐車場から望める白岳。中腹にある岩の帯が凄いですね。
駐車場を8時55分出発。遊歩道を歩く。
100mほど歩いて車道を横切り数十m進むと、白岳神社の大きな鳥居が現れる。
右横に白岳の説明板がある。
鳥居をくぐると石段が神社まで続く。
100mほど石段を登った所で、白岳神社祠の前に9時10分出た。
山地図に寄ると、山頂への道はここで左右に分かれる。右への道はっきりしているが、左への道はあまりはっきりしない。右回りに登りたいので左へ。歩き始めの数十mは踏み跡もあったが、そのうちに不明瞭になる。
山地図を見ると、神社から数十m山を巻くように歩いてから、右斜面を登るようになっているので、斜面を2，3分も登ると、目の前に岩尾根のようなのが見えて来た。
9時19分岩の上に出ると、踏み跡らしきものが上へと続く。
歩き易い所を選んで１分ほど登ると、岩が目立つようになる。
さらに1分登ると、ごつごつした岩場が見え、その上に林が見える。岩の帯に出たようだ。
9時24分岩場の上部まで登ると、一気に視界が広がる。駐車場の隣に池があるのは地図から分かっていたが、ここに登るまで見渡すことはできなかった。左端下が駐車場だ。池中央に橋が架かっているようだ。
さてこの先山頂への道はと、先ずは山に向かって左方向を探すがすぐに岩場は終わり、山頂への道らしきものはなし。では右へと岩と山頂側林との境を歩く。薄っすらと踏み跡はある。
右下に池を眺めながら歩く。
何の花か分からぬがまだ観られる。
先の方に別の山が見える。その右に見えるのはゴルフ場のようだ。
9時33分、山に向かって踏み跡を見つける。ピンクリボンがある。山地図で確認すると、ここが山頂への道のようだ。
眼下の眺めもいいね。
岩の帯は先まで続くので少し先まで行ってみる。ゴルフ場が良く見える。
戻る時に眺める平戸方向。澄んでいれば志々伎山なども見えるのだろうか。
ゆったり景色を眺めて、9時45分山頂への道へ。取付きは細い道だったが林に入ると広い道だ。間もなく虎ロープが現れる。
林を数分も登ると9時52分山頂へ着いた。左奥に白い標柱が見える。
標柱の白岳と三角点の文字は、陽射しで光って写真では確認できない。樹木に囲われ展望は無い。
山頂を抜けて下山にかかるとこちらは広い道だ。
山頂から10分強下った所で、山側斜面（右上）に真直ぐ延びる道のようなものを見る。
左下にも植林の中に明瞭な踏み跡が有る。ここは四辻のような場所だ。
時間もたっぷりあるし、神社から真直ぐに岩場に登れないものかと考えて下りて来ていたので、これ幸いとこの斜面を登ってみる。3分ほど滑り易い急坂を登ると、10時14分岩が現れた。
取付き易い所から岩場に入って行けば、いい具合いに足場が確保できるようなルートがある。急な斜面であるが、足元も手掛かりもしっかりしているから安心して登れる。
僅か3分ほど登った10時17分岩の帯上部へ出た。上部から眺める登って来た岩場。
往路時歩いた山頂へ通じる道は右側だろうと登り上がりながら進めば、初めて歩くような道だ。おかしい？歩いていなければならないのだが。
先ほど登り上がった岩の帯上部へ戻り、左へ進むと山頂への道の前に出た。
また、右へと引き返し岩と林の境を進む。この花はダンギクですかね。
5分も歩かないうちに岩の帯端まで来てしまった。林の中を眺めたが踏み跡らしきものはなく藪漕ぎ必至だ。引き返す。
引き返す途中から眺める景色。
10時34分、登って来た岩場を下る。駐車場から見た時には岩だらけのように見えたが、岩の間に草が茂っている。
10時37分、四辻に戻り、神社の前に戻らずに、真直ぐ植林の道を下る。
2分ほど下ると、舗装道になり、
さらに2分下ると、右手に往路の鳥居を見る。ほぼ同じ所に下って来たのだ。
20m下って、10時41分車道に下山。後方に見えるのは白岳。
上から眺めた白岳池を回ろうと遊歩道に入る。
池の北側から眺める（案内図の右から）
案内図の上から白岳橋。
キャンプしている人もいるね。
池南端から眺める白岳。
ぐるり周回して反対側から白岳橋。11時7分駐車場へ戻る。小春日和の中ゆっくり歩いて30分ほどでした。山は誰にも会わなかったが、駐車場には10台ほど車が止まっていた。
