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登山と車旅

長崎の山 2023.01.04 矢上普賢岳から諫早久山城山縦走

2023年1月4日、水曜日、晴。今日は昨年から考えていた矢上普賢岳から井樋ノ尾岳への縦走だ。多良見虚空蔵山から眺めた普賢岳(右)から井樋ノ尾岳(左)の山並みだ(2022年12月20日撮る)。

矢上へはいい具合にバス便があったからこれを利用。7時50分矢上へ着く。普賢の山蔭で冷え込む。
住宅街を歩いて7時59分普賢岳登山口へ。

住宅街の坂道を登り8時5分、ソーラー畑の横から普賢岳への登山道に入る。
8時19分一旦車道に出て、手すりの道へ直ぐに入る。

ここから普賢岳まで続く長い石段の道が始まる。
8時28分法華院との分岐に出て普賢神社の石の鳥居をくぐり進む。先ほどの車道はここまで来る。
石段は程よい高さなので歩き易い。
8時40分大歳神への分岐を右に見送る。
8時43分涅槃仏の案内を見て数m寄り道。参道には四国霊場もあるので仏像も沢山ある。
石段は続き、8時53分普賢神社に着き参拝。
さらに石段を登ると、明るくなった。参道脇の樹木が伐採されている。
不動明王が下から見上げられる。
9時5分不動明王手前の、弘法大師?立像、十三仏とお参りして、
5mは超えると思われる不動明王像へ。
階段を少し登って高さ3mほどの白衣観音。

石段はここで終わるが、伐採は山頂まで続きスッキリ。

9時13分山頂に着くと、日差しを受けて燦々。
橘湾に浮かぶ牧島も良く見える。
次は行仙岳だ。
高低差のない稜線を歩いて9時27分行仙岳に着く。
ロープの張られた急勾配を下り少し登り返して、八天狗へ急勾配を下る。最初にこの尾根を歩いた時は目印などほとんどなかったが、今はテープが沢山巻かれている。下るのは久し振りなので八天狗を通り過ぎてしまったと思い引き返すことも。何とか9時57分八天狗に着く。
この先も急勾配は続き、10時7分八天狗の赤い鳥居をくぐり車道に出る。

船石側に50mほど進み、
右上に五穀神の鳥居を見て白い手すりの階段を登る。
荒れた道を数分も登ると10時15分五穀神を左上に見る。
ここからまた急勾配の登りが暫く続き、

10時56分反射板のある船石岳に着く。すっかり雑草が刈られてスッキリ。
反射板のための切通し先に五家原岳が見える。
ここからも急勾配を下りそして急勾配を登り返して、11時31分松尾岳・五穀神へ着く。樹木に覆われ展望なし。
ここで気まぐれを起こし、市境界を下り始める。途中まで下ったところでザックに下げていたフリースが無い。山頂では有ったから山頂近くまで戻ったところで発見。市境界は諦め往路を下り上座へ。上座五穀神社鳥居へ12時8分。

上座集落に下ると、目の前に三角点267.8が鉄塔の右に見える。
飯盛からの車道に出て見返る松尾岳(左)と船石岳(頭が見える)。
三角点267への登り口はよく覚えてないので地形図を見てこの辺りだろうと12時24分登り始める。
数分も登ると記憶を呼び起こす風景が出てくる。
ここでミカンの木を見たのだ。今はミカンの木は倒れ、手の届くところにたわわに実ったミカン。
稜線の市境界に出てこれを登り、12時45分三角点267へ着く。
三角点から2分ほど下ると、送電鉄塔の下に出る。
右にこれから進む井樋ノ尾岳へ向かう稜線上の山々。おそらく手前が小ピーク、右が360と推測する。
267から小ピークに向かって下ると、下り終わったところで林道を左に見る、12時54分。
小ピークまでの標高差100mの稜線は道が有るような無いような感じの登りだ。船石岳や松尾岳以上の急な登りだ。最初は露岩が有るので足場があったが、登るにしたがい落葉とザレでズルズルと滑る。3歩登って2歩滑る感じで、疲れる。
13時18分何とか小ピークに到着。
ここから先は痩せ尾根の岩の稜線。木々の間から松尾岳と船石だけ。
木々が切れた所から飯盛山(右)と遠くに雲仙。松尾岳方向は木々で見えない。
13時26分鞍部まで下ったところで、左下に林道が見える。
岩尾根を登り返して行くと、
13時41分高岩権現へ下る道標。小ピークへの登りで体力消耗したからパス。
3,4分登り、後方に松尾岳(左)、船石岳、行仙岳と見えると、
間もなく、360ピークに13時46分着く。

船石岳(右端)、松尾岳、飯盛山(左端)が良く見える。
久山から飯盛に抜ける車道と飯盛山(中央)。右、松尾岳。

遠くに雲仙。目の前の山は八天岳か。
360ピークから15分弱歩くと植林に入り、足にやさしい道を緩やかに登り返して、

14時14分井樋ノ尾岳に着く。
緩やかに下って、14時31分御籠立場分岐に着く。
西に進めば御籠立場から井樋ノ尾観音、案内は無いが東に進めば龍石大権現。日頃よく登る久山城山(くやましろやま)を縦走の〆にしようと龍石に下ることにする。

分岐から10分強下って、14時44分龍石大権現に出る。

大権現の前には諫早市街地が広がる。
2,3分下ると夫婦岩(登り口にある案内で知った)。今までは右の岩がトドに似ているのでトド岩と呼んでいた。
夫婦岩から10分弱下ると大権現登り口がある車道に14時56分着く。立派な案内板が立っていた。
九州自然歩道にもなっている車道を歩いて、

分岐に出た所で、長崎街道を下り茶屋を経て、
狸の長崎街道絵巻があるトンネルをくぐり、
向かうは久山城山。踏切を渡れば年神社で、境内横を登り城山だ。龍石からの舗装道の歩きは、疲れが溜まって来た足に堪えてきた。
15時42分年神社に着く。
年神社のパンフレットに寄ると、大年神(おおとしのかみ)、御年神(みとしのかみ)は稲作を司る神であり、五穀豊穣・商売繁盛の神。諫早には「年あるいは歳」が付く神社が多いが、これは諫早市が古くから県内の穀倉地帯であったことから五穀豊穣の神である御祭神を各所に祭ったものと考えられる。
 これを読んで、今日歩いた山にも、近くの他の山にも五穀神を祭った祠が多いのに頷ける。
神社の横を抜けて15時57分城山に着く。雲仙の山々、多良の山々が夕日に浮かぶ。そして今下って来た井樋ノ尾岳。日陰に入ると風で汗ばんだ体が冷える。日のあるうちに帰ろう。


今日の行程、
矢上7:50-7:59登山口-8:53普賢神社-9:13矢上普賢岳-9:27行仙岳-9:57八天狗-10:15五穀神-10:56船石岳-11:31松尾岳-12:24 267取付き-12:45三角点267-13:46 360ピーク-14:14井樋ノ尾岳-14:44龍石大権現-15:42年神社-15:57久山城山




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