登山と車旅

百名山 2014.07.12-13 幌尻岳 戸蔦別岳

7月12、13日、曇。北海道の百名山で最も長丁場の幌尻岳に登る。川に浸かって渡渉するので運動靴を持参。
行程コースタイムは1日目、とよぬか山荘から幌尻山荘まで歩行4時間。2日目幌尻山荘から幌尻岳そしてとよぬか山荘まで戻る歩行時間12時間50分。
       (出所:平取町?2014年当時の幌尻岳パンフレットから)



12日朝、道の駅からとよぬか山荘(旧豊糠中学校)に移動。ここに車を置いてバスに乗る。



9時30分発のバスで登山口となる第2ゲートまで21kmを40分ほどで着く。まだ先に林道は続くがバスはここまで。
バス代往復で3,500円。帰りは13日の17時の便を予定。



登山口を10:15分出発。北電の取水施設まで8km弱の林道をひたすら歩く。



林道は所々沢に向かって切れ落ちている。バスが走るのは無理だろう。



取水施設の手前で熊の糞を見る(幌尻山荘の管理人が早朝見たときには湯気が出ていて生々しかったと)。



12時、取水施設に着く。ここから樹林の登山道に入り、しばらく糠平川沿いを歩く。



いよいよ糠平川の渡渉に入る。水量は少ない。増水していれば登山中止だ。魚が泳ぎまわるのが見える。



渡渉点には、〇「と」のマークがある。最初は〇「ヒ」に見えたので???であった。



所により、膝までつかる速い流れの所もある。転ばぬように注意して渡渉する。



帰路、渡渉回数を数えたら20は越えていた。川から抜けると直ぐに幌尻山荘だ。1日目は終了。



小屋は寝るだけで自炊だ。夕食は持参したドライカレーと牛丼だ。夜は雷のようなイビキで睡眠不足。

2日目、パン、チーズ、ソーセージで朝食を済ませ、不要なものは小屋に置き、4時20分に出発。樹林の急坂を登ること2時間ほどでお花畑に出る。



お花畑からは緩やかな登りとなる。晴れていればいい眺めだろう。新冠からの登山道と合流して、ガスの中に頂上らしき標が。



7時35分、幌尻岳山頂に着く。時間に余裕があるので戸蔦別岳を回って帰ることにする。



戸蔦別岳へはハイマツが張出す足元が見えずらい稜線を歩く道だ。視界があれば右下に七ツ沼カールが見えるのだが。
人影がぼんやり見える。戸蔦別岳かな。



9時25分、戸蔦別岳の頂に着く。



稜線をさらに中戸蔦別岳まで進み、稜線を離れ一気に急坂の尾根を2時間ほど幌尻山荘まで下るだけだ。
六ノ沢の渡渉点に下る途中の急坂で、掴んだ枝が折れバランスを崩し頭から転がる。ケガ必至かと思いきや無傷。
六ノ沢で靴に履き替え沢を下る。ここでもバランスを崩し岩の上に倒れ、息が止まるほど肋骨を強打。骨に異常なし、良かった。
無事、幌尻山荘に11時50分到着。ゆっくり昼食をとる。
糠平川を下り、林道を8km歩き、16時バス停のゲートに着く。川とガスで写真が撮れない山行だった。

道の駅ひだかに戻り、近くのひだか高原荘の温泉(500円)で汗を流す。

幌尻岳のピストンに絞れば、とよぬか山荘朝3時の便で日帰り登山(13時間で往復)可能かも。

1日目:とよぬか山荘9:30=バス=10:10ゲート10:15-10:45奥幌尻橋-12:00取水施設-13:45幌尻山荘

2日目:幌尻山荘4:20-5:45命の水-7:35山頂-8:05肩-9:25戸蔦別岳9:40-11:00六ノ沢-11:50幌尻山荘12:30-13:55取水施設-16:00ゲート17:00=バス=とよぬか山荘

残るは、阿寒、羅臼、斜里、利尻だ。旭岳は??旭岳は2006年に登っているのだ。

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