A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

FOUR / HAMPTON HAWES

2006-10-11 | MY FAVORITE ALBUM
最近はGOLFの記事が多くなりがち。調子が出てきてシーズン中。ペースアップしてきているのも仕方がないが。
JAZZの方も負けずに行こう。SWINGするBIGBANDの続きもいいけれど・・・・。

この前、「真夏の夜のジャズ」を紹介した。
久々に見直したが、音だけでなく映像があると何故かより印象深く残っている。
1958年のNEW PORTが舞台だった。
この1958年というのが、妙に引っ掛かかっている。

日本では昭和33年。
どんな、年であったのだろう。
東京タワーが建った年。
どこかの記事で書いた記憶があるなと思って見直すと、ジュニアマンスの紹介で書いていた。このアルバムが1959年の録音。
50年代の後半に少しフォーカスを当ててみることにした。

昭和33年。その当時が何となく思い浮かぶ。
自分は小学校の低学年。野球を始めて、毎日ボールを追いかけていた頃だ。

長島が巨人に入団した年。皇太子の婚約。一万円札が世に出た年。初任給が2万円だったということは、今、10万円札が無いのが不思議だが。

世の中、何か節目めいたことが多く起こった年である。
JAZZの世界も、新旧、東西、白黒入り乱れて、ちょうどモダンJAZZへの転換期。
きっと色々な録音があるはずだ。少し探してみることにした。

早速見つけたのが、このアルバム。
Hampton Hawesは黒人でブルースを得意としていた。にも関わらず活躍していたのがWest Coast。両方の特徴が上手く混ざった粋なスイング感を持ったプレーヤーだ。
日本にも駐留軍として駐屯していたらしいが、戦後の日本の発展にもJAZZにもきっと影響を与えたのであろう。

アルバムのタイトルはFOUR。
ジャケットは4人のプレーに引っ掛けてゴルフのプレーの写真を使っている。プレーの内容も4人のチームワークというよりは、4人のソロプレーヤーがそれぞれの技を競いあっている感じだ。
プレーのテンポも4人ピッタリと息が合っている。まさに、実力派4人の好プレーがお互いを意識しながら毎ホール続くという雰囲気だ。

曲は、小気味良くスイングするアップテンポの曲が多い。
お気に入りは、一曲目のパーカーのヤードバード組曲、そして最後のLOVE IS JUST AROUND CORNER。

YARDBIRD SUITE
THERE WILL NEVER BE ANOTHER YOU
BOW JEST
SWEET SUE
UP BLUES
LIKE SOMEONE IN LOVE
LOVE IS JUST AROUND CORNER

HAMPTON HAWES (p)
BANEY KESSEL (g)
RED MICHELL (b)
SHELLY MANNE (ds)

Recorded January 27,1958 in Los Angels
この頃のRoy DuNannの録音はいい音がしている。昭和33年の音とは思えない。

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