映画を見るたびに、人間の意識は、なんて不思議なんだろうと思う。ある映画では、希望に胸膨らみ、ある映画では、悲しみに打ちひしがれ、また、ある映画では、この世界は勇気無しでは一歩も前に進めないという気概を持ち、別の映画では恐怖の谷間につき落とされる。しかし、私はスクリーンの前に座って見ているだけであって、自ら戦場に行った訳でもなく、宇宙船に乗ったのでも無い。
今年も、映画館に行って1月から見た映画、17本で本当に楽しませてもらいました。
以前、スターウォーズの続編を見たいという、余命わずかの方が、映画関係スタッフの尽力でまだ公開される前の続編を見てから亡くなられたということが伝えられましたが、現実の世界では体験できないことが、バーチャルとはいえ、しばらくの間、疑似体験できることは、映画の醍醐味だと思います。