※小屋営業開始は7月1日からとなります。
新穂高~槍平間の登山道ですが、新穂高からチビ谷まではほぼ夏道を歩けます。チビ谷は雪渓でまだ埋まっていますが、それほど斜度はきつくないため、キックステップがしっかり出来る方なら問題ありません。上の写真はチビ谷~滝谷間にある、通過距離15mほどの雪渓。ここは滑った場合、写真左手に流れが見えている右俣谷本流まで20m以上滑落の恐れがあります。今日は荷物量も多かったため、槍平までの道中でこの雪渓通過時のみアイゼン、ピッケルを使用しました。この季節、雪と岩場が交互に出てきてアイゼンの着脱が面倒に思う方もあるかもしれませんが、滑落は一瞬で起こりますので、面倒がらずに行って下さい。
滝谷左岸(避難小屋側)です。昨シーズンと違い、現在ここに流れはありません。
現在は滝谷右岸(藤木レリーフ側)に本流があります。今後、梅雨の大雨で流路が変わることも考えられます。滝谷架橋については梅雨開け前後、天候をみながら行う予定です。
架橋後はこのブログでお知らせいたします。
南沢(槍平小屋下部)から滝谷方面を見たところ。滝谷から上部は現在、基本的に雪上を歩くことになります。ピッケル、アイゼンを必ずお持ち下さい。