本日23日午前5時50分の滝谷架橋部ライブカメラです。昨日の増水時を上回る水量となっており、架橋を水流が乗り越えはじめています。非常に危険な状態です。滝谷よりも下部のチビ谷についても、渡渉困難・渡渉不能レベルの水流が発生している恐れがあります。雨が止み、増水した沢の水が十分に減水するまでは入山を控えて下さい。
昨日22日午後6時の水量。
本日午後6時の滝谷渡渉部ライブカメラ画像です。激しい増水が見られた午前中からはかなり減水していますが、平常時にくらべると水量はまだ多い状態です。架橋部に問題はなく、平常通り通行できます。
こちらは午前7時50分の画像。激しい増水が見られ、架橋部の土台にも水流がかかっています。今夜遅くから翌朝にかけて飛騨地方は強い雨が降る予報となっており、明日23日早朝は、この画像と同じ、もしくはこれ以上の増水が起きている恐れがあります。また、普段は一滴の水もないチビ谷についても渡渉困難状態レベルの水流が発生している恐れがあります。
入山予定の方は、電波状態の良い新穂高登山口で最新のライブカメラ画像を確認し、激しい増水が見られる場合には入山時間、入山日を再考して頂き、無理に危険な沢の渡渉を試みることがないようにして下さい。また、滝谷避難小屋付近の落石にも引き続き警戒して下さい。
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秋雨前線の影響がここ数日は心配な日々。今夜日付が変わってから、飛騨地方は強い雨が降り始める予報となっています。翌23日早朝に入山予定の方は、新穂高温泉登山口で滝谷ライブカメラの画像を必ず確認して、大規模な増水がみられる場合には無理な入山や危険な沢の渡渉を行うことがないようにして下さい。
さて、悪天候時の入山を避けて、登山者の往来もほとんどないこんな日は、そう、トイレ汲み取り日和！小屋スタッフのカナメ君は2年連続、4度目の汲み取り作業。余裕のホースさばきと、でもやっぱりちょっと跳ねっ返り！を警戒する顔の離れ具合（笑）が、前3回から得られた教訓によるものでしょう。
いつもは”中の人”！？である更新担当の、今シーズンのベストショットはこれに決定！手元をお見せ出来ないのが残念（笑）ですが、順調に作業が終了して一安心。
繰り返しとなりますが、土曜日からの天候回復を期待して、明日はある程度の入山者が予想されます。特に午前7時以前の早朝に関しては、滝谷を含め、登山道上の各沢の増水も心配されます。くれぐれも、無理はなさらないようにお願いいたします。事故なく、無事に翌朝、そして、この週末が迎えられるよう願っています。
それでは本日の気象情報。
午前6時。
午後6時。
本日午前7時50分の滝谷ライブカメラ画像です。1時間ほど前から強まった雨脚のため、急速に大規模な増水が起きており、架橋部の土台左側（新穂高側）まで水流がかぶり始めています。雨が弱まればふたたび急速に減水も始まりますので、チビ谷を含め、大雨が降っている最中は行動をストップして、無理に水流の中へ踏み込んだりすることがないようにして下さい。
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天気予報通り、と言ってしまえばそれまでなのですが・・・。
夕方以降は激しい雨が断続的に降り、テント泊予定の学生の皆様も小屋玄関で雨宿り。
そんな雨の一日には小屋内の大掃除。ベッド室のハシゴ、お客様をお部屋に案内する際、二段目の方には「本日、最後の登りとなります！」と以前は申し上げていた記憶があったのですが、笑いで疲れを癒やしてもらうつもりが、逆にお客様を疲れさせてしまう場合があることに気づき（苦笑）、最近はフツーにご案内しております！
カナメ君は調理台のガンコな汚れを磨いてくれています。
さて、スタッフも休暇下山で人数が減っていましたが、今日は元小屋スタッフで、今シーズンは黒部五郎小舎さんで頑張っていたはるチャンが勤務期間を終えて遊びにきてくれました。違う山小屋の話、なにからなにまで興味深く、驚きの話も数々。お天気は今ひとつですが、懐かしい顔と再会出来て、小屋スタッフもリフレッシュ。今日は夕方に登山道注意情報も更新しております。明日入山予定の皆様はご一読下さい。
それでは本日の気象情報。
午前6時。
午後6時。