なれ合い、妥協無しの本音ブログ

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食料自給率が異常に少ないのに大量廃棄!歴史に学ばない日本は確実に有事対応できない

2022-05-31 11:04:51 | 考え方

日本は軍備について、愚かなまでに鈍感なのか、過剰なのか極端な人たちが多い。長年、平和ボケで反対のための反対をしてきた野党の愚かさは話にならない。そもそも軍備は必要に決まっているではないか。

強盗が家に押し入り、目の前で自分の子供を傷つけているときに、話し合いましょうも何もない。体当たりしてでも守るのが親というものではないか。それは武力の行使であると同時に、正当なことでしかない。

ロシア、ウクライナの動きでまだ分からないのなら、もはや政治や憲法を語る資格は無い。

自衛隊という呼称もいい加減に目覚めたらどうだ。軍でない武器を持つ集団は意味がおかしい。なんだそれはヤクザか半グレか。そして世界は自衛隊を軍隊としてしか認識していない。

良識ある国とは、自国軍を尊敬する国である。有事の際、命を懸けて国民を守る人たちに敬意を表せない国は、衰退する。

日本は外に出て戦争しないことになっている。しかしフェイクを含め一方的な報道でロシアが悪、ウクライナが被害側だとウクライナに多額の支援をすれば、それは海外での戦争加担でしかないだろうに。なぜこんな簡単なことが分からないのだろうか。

当方はロシア、ウクライナの戦争のどちらの側も支持しない。難民というのはコントロールされたうえで受け入れるべきだ。しかし物事は限度があるのも事実。その加減は難しいから政治は高度な判断が必要である。しかるになんだ今の抽象的、前言変更内閣は。

岸田内閣の奇妙な支持率は70%に迫ろうかという異常事態。この政権、なぜ人は支持するのか。やってるふり、なんちゃって内閣の典型としか思っていないのだが、世の中はどうなってしまっているのだろう。存在感の無い閣僚も情けない。

日本人は「なんとなく」が大好きである。責任をうやむやにする。具体的な指摘は軋轢を生むと、忖度だらけの国が日本である。だから現政権に親和性があるのかも知れない。うやむやと忖度を「和」と誤魔化す。

うやむやが好きなのは、聖徳太子の「和を以て貴しとなす」を間違って解釈しているからである。日本人は聖徳太子が和といったから、和の民族だと勘違いしてる人が多い。まったく逆だということが分からないのは、歴史をまったく勉強していないからである。日本人は和がダメだから、和を尊べといわれたことに気が付いていない。

イエスキリストは隣人愛を説いた。なぜか。戦いばかり、奪い合いばかりで殺伐としていたからだ。逆のことを説いたのは、それが必要だからである。

日本人は江戸時代まで、殺伐としていたことに気が付くべきである。昔の日本は魑魅魍魎の世界である。比較的穏やかだったのは、気候が温暖、今よりも気温が高かった縄文時代まで。それ以降は戦い、奪い合いが増えていくのだ。のんびりしていたのは平安時代の貴族ぐらいだろうに。

なぜ鎌倉時代にこれでもかと様々な仏教諸派が出たのかは、殺伐としていたからである。救われないから浄土を願った人たちも増えたわけだ。イエスキリストが愛を説いたのとさほど変わらない。

しかるに戦国時代までは殺し合い、奪い合い。地域でも変わり者や協調性が無いと村八分。どこに和がある?その地方では旅人や托鉢する人が忽然と消えるのは、日本の歴史のタブーの一つである。

江戸時代は身分制。その流れをシナの方式を取り入れながら「戸籍制度」としたのが明治政府である。オリジナルのシナでも形骸化した戸籍制度を、未だに高い税金で維持する意味は無い。もう、戸籍など止めてしまえばいい。

明治の戸籍には職業欄があり、職業差別に利用されたわけだ。もちろん、出身で差別も行われていた。日本人は現代人でも差別意識から抜けられない人たちが山のようにいるが、それが明確化されたのが明治政府によるものである。その明治政府、諸手を挙げて素晴らしいという人たちは、ご都合主義だけではなく悪しき面も正面から認識すべきである。

それと明治政府は、天皇を頂点とするために廃仏毀釈をし、仏教弾圧をしている。昔に古代シナでできた元号を導入した日本は何かあれば元号を変えていたが、天皇の在位と一致させたのも明治政府である。

だから元号など、昔の多くの日本人には正直、どうでも良いことだった。天皇教育の中で固定されていき、今では日本の歴史や伝統だという自称保守層の元号大事ということも、何のことは無い、たかが明治からの話でしかない。

ちなみに日本の歴史や伝統だというが、日本の様々な行事には昔のシナの影響が多いのだ。正月の行事から始まり、神道の考えや行事にも多く入っている。それだけではなく日常的な考えも多分に道教の影響がある。

だから過去の天皇でさえ道教信者だった人もいるのに、特に明治以降は天皇を神格化するため、道教の影響を目に見える形から消して、行事をいかにも日本古来のものと捏造した。だから日本人は道教の知識が壊滅的に無い。

さて、社会の損失でしかない元号は廃止すべきなのだ。そして日本国としての独自性をいうのなら、せめて、せめて皇紀を使う方がまともである。皇紀は「西暦+660」だから覚えやすい。

本題の前に色々と書いたが、それでは日本の食料である。日本の食料自給率は病的に低い。40%に達しない。

食料など輸入すればいいではないか?島国日本でよくもそう言えるものだ。

今回のロシア、ウクライナを見ても、食料はどこかで何かが起きれば大影響を与える。物価が高くなる。高くなった物価は事態が鎮静化してもまず下がらない。だから上がるのみが大原則。給料は上がらないのに物価は上がり、税金は高く、年金は減る。日本はデフレだデフレだという人がいるが、嘘だ。

日本という国は支配層による「国民とは生かさず殺さず」という江戸時代と同じなのだ。

歴史の話。日本は石油の輸入をアメリカを中心としてイギリス、オランダを含め禁輸(中国を含めればABCD包囲網)とされ、対日資産凍結もされた。特に石油の80%をアメリカに頼っていた日本は戦争に踏み切った。1941年の出来事が今はロシアに制裁として行われている。

そのロシアがウクライナに対し(日本側に流れている情報を前提として。当方はロシア、ウクライナのどちらも支持していない)の略奪や処刑、女性への性的暴行はかつてソ連から日本がやられたことである。

歴史は繰り返す。

ソ連はそれにとどまらず、日本人をシベリア抑留(約60万人、死亡約6万人)し、北方領土を奪った。どちらも明確な違法行為である。ロシアは中国と教育体制は同じで、シベリア抑留など無かったことになっている。中国は沖縄も中国領と教えている教科書がある。

韓国がどさくさに紛れて盗んだ竹島も違法行為である。

中国、韓国の名が出たので食料ついでであるが、中国や韓国が福島県産の食材を禁止としたときは、大騒ぎした連中がいる。中韓が嫌いな勢力で、自称保守や右側だ。では、イギリスや台湾はどうなのだ。イギリスは来月6月にようやく規制が撤廃だ。そう今でも続いている。台湾が福島その他の地域からの輸入の規制緩和をしたのは今年の2月である。

なぜ、こちらは大騒ぎしない?台湾を守れ、台湾は中国の一部では無いという人たちこそ口を閉ざし続けた。何事もご都合主義でしかない。

ところではっきり書くが台湾は歴史をみれば中国の一部である。詳しくは一つ前の記事を一読願いたい。

https://blog.goo.ne.jp/yasnak/e/5bde7ed6b8bfd9e63787c09a0c4a8f25

再選を目指す人は政治家か政治屋か

さらにさかのぼればオランダが占有権を主張したらどうなる。まったくもってご都合主義の歴史解釈しか日本にはない。

中国の政治体制はまったく信用していないし、ウィグル自治区、チベット自治区というのも自治など無く強制力による中国の嘘でしかない。不法に占拠し自分たちの都合で管理しているのは犯罪行為であるが、それが国連の常任理事国なのだから恐れ入る。ロシアもそうだ。国連というのは特に日本人にとっては最悪の存在でしかない。いい加減に気がつけよと言いたい。

しかし、そういう話と歴史は別にしなければいけないのだ。おかしなことはおかしい、認めるべきは認める、このバランスが取れない人たちを、左翼、右翼、あるいは自称保守と呼ぶ。

イデオロギーの枠から出られない人たちは、確実に視点が歪んでいる。そういう人たちは、当方の文章を読んでも左翼なのか右翼なのかサッパリわからないことだろう。そもそもどこにも属していなことが理解できない、それがイデオロギー発想である。

戦争の蛮行について話を戻せば、日本も例えばタイとミャンマーの泰緬鉄道については触れない。捕虜と多くのアジア人を使って、1年3か月で全長415キロの鉄道を敷設。今でもタイにはその痕跡が残されている。

連合国の捕虜6万2000人(うちイギリス人6904人、オーストラリア人2802人、オランダ人2782人、アメリカ人133人の合計1万2621人が死亡)

募集や強制連行による「ロウムシャ」と呼ばれたタイ人労働者数万人(正確な数は不明)、ミャンマー人18万人(うち4万人が死亡)、マレーシア人(華人・印僑含む)8万人(うち4万2000人が死亡)、インドネシア人(華僑含む)4万5000人が使役された。

Wikipedia

他にも日本軍は重慶で爆撃を行っている。確かにアメリカの違法行為である大空襲や原爆の被害は凄まじく、全くもって許されることではない。しかし日本も爆撃はやっているのだ。目的は軍事施設や政府機関などであったとしても、一般市民も被害を受けている。規模は違っても米軍と発想は同じである。

さて、日本の当時の石油備蓄量は有事対応で1年前後しか無い状態。それなのに長期戦になったことは明確な政治の失敗である。戦争のきっかけはアメリカの仕業としても、長く続けたのは日本の政治の大失敗である。

石油が足りなくなっても精神論で戦え、大和魂だとか現実を無視した日本軍だから、アジアに広く展開した日本軍に食料を配給できず、現地調達せよという無謀なことをした。これは歴史的事実である。

そこで考えてみて欲しい、食料を現地調達するとは現地の人からすれば「略奪」でしかないということを。現地の人も有事下であり食料が大事なのに、そこに軍刀を振りかざした日本軍が来る。これでは、自称保守や右側が好む日本軍人は勇敢だ、侍だという美化が虚しいだけである。海外では通じないことが分かるだろう。

餓える兵士にとっては、恥も誇りも無い。これは戦争ではいつも起こることである。事実は事実として教訓としなければ意味が無いのだ。改善する気持ちがあれば失敗から反省は生まれるが、失敗を認めないと悪化しかしない。日本賛美型の人は失敗を認めず、つまり反省できない体質で物事が良くなるはずは無い。

いずれにせよ、ちゃんと尊敬される軍隊でい続けるけるためにも、物資の供給は確実に行わなければいけないが、旧日本軍はやらなかったのだ。海軍と陸軍でもめているようでは話にならなかったのだ。論戦している間にアジア各地域で兵士は餓死。旧日本軍人、軍属の死者数は約230万人。そのうちの6割が餓死と栄養失調による病死という指摘もある。

歴史で分かるように、日本は本当に有事対応ができていない。島国で何となく皆同じということが有事では災いとなる。そしてこれが食料自給率に繋がる話で、輸入すればいいではないかというのはあまりにも能天気すぎるのだ。

原子力政策を、いわゆる保守が支持しているわけだが有事対応は出来ているのか。敵軍が攻めてきたら、ミサイルで狙われても本当に防御できるのか?東日本大震災の福島原発で証明されたことは、国土や地形からして日本はあっという間に大惨事になるという事実だけである。

原発ゴミの適切な廃棄を含め、それらが整っているのなら堂々と稼働させればいい。出来ていないのにさも安全なエネルギーだ(安倍元首相のようにコントロール下にあるというデタラメ)、安価だというのは詐欺でしかない。島国だからこそ原発のようなエネルギーが必要だというのはまったく逆である。逃げ場がないのだから。

だからといって、クリーンエネルギーという大ウソの太陽光パネルもダメだ。あれこそ明確な環境破壊でしかない。さらには水道、電力を海外資本に売りさばくような連中は国賊でしかない。

こうして島国日本は、地震や火山活動も多い日本は有事に異常なまでに弱い。そこにきて生きる根本である食料自給率が低い。

しかもである。その食料輸入も遺伝子操作された穀物で育った家畜の肉を輸入している。日本は食品添加物大国で、危険な食材を輸入し、添加物だらけのものが販売される異常な国なのだ。

国産だから安全というのも、とうに終わった話である。農薬、除草剤の一部も世界で危険性が指摘され、利用禁止としている国が多数あるものでも、日本はOKなのだ。こういうことだから、当然日本は癌大国である。

その異常性にメスをいれず、ガン保険に入れ、皆苦しむぞ、金がかかるぞ、死ぬぞと脅す構造。もはや国をあげて国民を病気にして、その利権に巣くう政治と医療業界、保険業界だとしか思えない。

更に加えるならば添加物をばらまく食料品業界と、良い材料を使わず安価品が多い飲食業。最も飲食店は金のない日本人は安さばかり求める構造も問題である。

食料自給率が低いことを輸入で補うとは、単に有事対応だけではなく日常的に劇毒物と指摘してもよいようなものを連日食わされて癌にまっしぐらということなのだ。

そして、自前でまともに調達出来ないのに食料品の大量廃棄がとまらない。自分たちで国内で作れず大量に輸入して金を海外にばら撒き、そして大量廃棄である。もはやバカの構造ではないのだろうか。

子供の発育に関係する大事なことを歴史でみれば、国の制度として学校給食が提供されるようになったのは、1946年から。お気づきであろうか。日本の正式な敗戦は、米戦艦ミズーリ号での降伏調印式で1945年9月2日である。

日本の貧困対策で学校給食制度というのは嘘である。アメリカの都合で牛乳とパンになったのだ。牛乳をどんどんと飲ませることができれば牛用の穀物が必要になりアメリカにすれば輸出に繋がる。パンは当然小麦である。敗戦国に売りつけよ、それがアメリカの政策であったのだ。

遺伝子組み換えと添加物でゆっくりと衰亡に向かう。しかし取れるうちは取れ、それが現実の国際社会である。

多くの日本人がさらに惨めなのは、それを同じ日本人の上級国民という連中からもやられていることだ。

知らない、考えないとはかくも恐ろしいことである。こうして食料自給率が低いことも恐ろしいことなのだ。

日本人が日本人からの搾取は止まらないが、そこにきて日本は独立国ではない。前回も書いたが制空権は無く、米国軍人が好き勝手に出入り出来て、日本は一切関知できない。それが日本だ。エネルギーと食べ物をコントロールされているということは、植民地である。

また、そもそも前出の牛乳が体に良いなどというのはデマであろうに。牛乳は体に悪い。根本的に子牛用の飲み物が人間に当てはまるはずがない、簡単な話である。今でも医療従事者の中に牛乳を推奨する人がいるが、まったくの勉強不足か、企業、アメリカの手先であろう。もし、牛乳の発がん性を知らないとすれば、もはや医療に関わってはいけない。

さらには、アメリカが占領下の日本に飼料や食料を売り続けるため、日本の食料自給率向上を許さない。繰り返すがエネルギーと食べ物を押さえられている国に本当の繁栄は無い。

いずれにせよ、食料自給率が低いことは大問題でしかないのに、輸入に頼り、遺伝子操作や添加物だらけのもので周囲を囲まれ、ガンになる。

日常的にガンは怖いぞと保険だらけになり、その他の病気を含めて医療保険加入が世界ナンバーワンの国。とっても高い国民皆保険という税金なのに、世界で一番民間の保険に入っているという思考停止と漠然とした未来への不安。もはや異様である。

スポンサーという業界からの金に転んで、良心とジャーナリズムを売ったマスコミによって洗脳され、あるいは気味の悪い宗教や占いと同じで将来の不安に付け込まれ、万が一だらけで自分の自然治癒能力を信じない日本人。

自らを信じないで免疫力、自然治癒力が活性化するはずはない。

この国は、自滅の道しか歩いてないのではないのだろうか。