二酸化炭素等の温室効果ガス排出により地球が温まっていく、このままでは大変なことになるというのが地球温暖化の話です。地球が温暖化すれば氷がどんどんと溶けていき、海面が上昇していくそうです。実にばからしい。では日本の国土はどれだけ狭くなったのでしょうか。昔からある港の海面が上昇し、困った事態にでもなっているのでしょうか。
温暖化による海面上昇で象徴的なのがツバル共和国でしょう。オセアニアにある島国ですが、水没の危機が迫っていると言われだしたのは20年程前だそうです。いまだに沈んでいません。時に海面が街中に及んでいる写真や映像が流されますが、そもそも町が高い場所に作られたのではないのです。
2018年2月に、科学雑「英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ」に掲載されたニュージーランドのオークランド大学の研究チームによると、航空写真や衛星写真で9つの環礁と101の岩礁を1971年から2014年にわたり継続調査してきた結果、同国の総面積は2.9%拡大していたと発表していますが、どれだけ報道されたのでしょうか。
北極、南極でも季節があります。夏場は氷が減少します。溶けるわけですが、海辺で溶けた氷を映して温暖化の影響だと騒ぐのは100%の情報操作です。ではそのたびに海面上昇が起きているのでしょうか。
北極は南極と違い、海に浮いている氷です。つまり全部の氷が溶けたとしても海面上昇はしないのです。これは小学4年生レベルのクイズでもやる内容です。正式には中学生になり「アルキメデスの原理」で習うのです。よって、今の中学生の方が北極の氷が溶けて大変なことになるというかなりの大人が信じているバカな話を、鼻で笑っているでしょう。同時に、南極大陸の上にある氷は、その量が増えていっているという指摘もあることは知っておくべきです。
現在、スウェーデンの環境活動家というグレタ・トゥーンベリさんが地球温暖化で大変なことになってきていると世界中で演説をし、注目されています。学校の勉強を放棄し世界へということですが、個人的には論外だと考えています。
日本でも親に操られた子供が学校を放棄してユーチューバーということで、ひと頃話題になっていました。一部の著名人までが推薦していましたが、話にならない内容でした。学校放棄のグレタ・トゥーンベリさんについてはさらに以下の点が考えられます。
その考え方、態度が地球温暖化対策なのですか?
そして誰が資金を出しているのですか?
彼女が運動を開始した最初のころはともかく、今では政治利用されているに過ぎません。環境問題を意識したのは良いことですが、複雑な政治も絡む世界をどうしてその年齢の子供が理解できるはずはありません。ヨットで世界を移動など、スタッフを含めていったい何をやっているのかです。
全ての出版物、演説を聞いたのではありませんので100%で書くことは出来ないのですが、どうもアメリカの共和党トランプ大統領に敵意を出して食いついているようにも見えます。詳しい話の前に下の世界の二酸化炭素(CO2)排出量上位10国別数値を見て下さい。
世界の二酸化炭素(CO2)排出量 国別ランキング(2018年度)
https://www.globalnote.jp/post-3235.html
1、中国9,419.62百万トン
2、米国5,017.89
3、インド2,481.05
4、ロシア1,550.77
5、日本1,150.06
6、ドイツ716.73
7、韓国696.01
8、イラン656.36
9、サウジアラビア571.02
10、カナダ555.26
日本は5位となっていますが、1位の中国の約8分の1です。アメリカは中国の6割程度。その大国という中国、米国はそもそも温暖化対策などまともにやろうとは考えていません。
これが本当に問題だと言うのなら、今やGDPで世界第二位という中国こそ大量の予算を投じて環境対策をしているはずです。なぜなら内陸性気候こそ真っ先に温暖化の打撃を受けるからです。同じことがアメリカにも言えます。しかしどちらもやる気がありません。ということは地球温暖化というのはウソであり、単に政治利用、利権のための話ではないのかと疑ってみるべきなのです。
グレタ・トゥーンベリさんはトランプ大統領批判を大々的にやっているように見えるのですが、中国への発言は皆無に近いということです。なぜなのでしょうか。
それは彼女の背後にいる団体を見ればわかります。グレタさんの写真に、ほぼ毎回同じ女性が写っています。彼女はルイーザ(Luisa-Marie Neubauer)というドイツ人の環境活動家で、ONE Foundationというビル・ゲイツ氏やジョージ・ソロス氏が運営する機関のメンバーです。
ONE Foundationの創始者は、アクション映画が好きな人なら誰もが知っているハリウッドに進出し成功した「中国北京市」出身のジェット・リー氏です。彼は中国が国策としてハリウッドに送り込んだ人物と言われ、お金の問題を含めて現在のハリウッドは中国の資金無くして映画が作れない程中国寄りになってしまいました。ハリウッド映画を見ていると様々な場面で中国の話や中国人俳優が出てくるのはそのためといわれます。(ジャーナリスト:須田 慎一郎氏)
だから映画のストーリーに無理が生じていることが多いのは、納得できます。例えば中国とアメリカで世界を救うのような展開など、映画としても行きすぎなわけです。
また、ONE Foundationは今でも被災者を助けるため、中国人民から毎月1元集めることをしている組織とも言われています。
グレタ・トゥーンベリさんは他にも、クリントン政権時代に副大統領だったアル・ゴア氏と一緒に写った写真も世に知られています。アル・ゴア氏は2006年の映画「不都合な真実」で知られる人物でノーベル平和賞も受賞しています。個人的にはノーベル平和賞ほどうさん臭く、政治的な賞は無いと思ってはいます。
環境問題を訴えていたアル・ゴア氏の自宅の電気料金は月額30万円であるというのはホンマでっか!TVでお馴染みの日本の工学者、中部大学総合工学研究所特任教授である武田 邦彦氏が指摘しています。武田教授は、日本原子力学会特賞等を受賞した人物ですが、ある時から原発反対側に回りました。元内閣総理大臣の小泉純一郎氏も大臣時代には知らなかった原発の実態を知り、大反対になっています。
原発反対=左翼という考えは、時代錯誤も甚だしい恐ろしくねじ曲がった固定観念だということも、知っておいてください。
中国系の団体に様々な環境活動家が集まり、巨額の資産を持つ実業家が資金提供し、そこにアメリカ民主党系の人たちのコネクションがあるというのがグレタさんの活動の実態でしょう。
分かりやすいところでは、共和党政権を攻撃するための標的がトランプ大統領であり、次の大統領選挙も考えての背後の動きだとまで推測できます。そして状況はもっと複雑なはずです。ヨーロッパの様々な利権があるのですから。
さらには民主党寄りの人たちが多いのがアメリカの音楽、映画界であり、だからこそそこからの著名人が共和党を批判することが多いのはうなずけることなのです。ちなみにCIAも民主党に近いと言われています。
地球温暖化は何度も指摘しているように、利権のためのウソです。地球の温度の上がり下がりは、ここ数百年の人間の活動がどうのこうのではありません。影響は極めて小さいと言うしかありません。温度変化、気象変動は太陽の活動周期の影響と考えるのが正解でしょう。
今の地球で本当に問題なのはゴミです。世界中が使い捨て文化になり、古いものを大事にしない文化になりそれが素晴らしいと言われ、何でも使いっぱなしになり片付けない。日本を含めて、色々な国が見えないところに不都合なものは押し付けて終わり、後は知らないを続けてきています。しかしゴミは確実に地球を汚しています。
ゴミを減らすには政治だけではなく企業が「拝金主義」を止めねばなりません。常に新しいもの、新商品だと売り出しどんどんと消費させる売り上げ主義だからこそ、ゴミは増え続けるのです。古いものを大事にするどころか修理もせず、丸ごと買い替えろという世界になってしまいました。職人の技術も何も不要な時代なのです。修理よりも買い替えが安いとなり、どんどんとゴミとして捨てる文化なのです。
原発ゴミも然り。原発から出たゴミをどうするのか、まったく決まっていません。これは恥ずべきことなのです。出すだけ出して、どうすべきかの方法が未だにない。トイレや玄関など汚れやすいところをこそきれいにしておく、そういう人は運が開けると風水ではいいますが、その考えで行けば日本は衰退することになります。ゴミを出し続けて蓋をするだけで、無くなったことにしているのですから。
台風被害で低濃度の放射背物質を含んだ土やコンクリート片などが流出しました。しかし問題無いとのこと。問題が無いのならなぜ分離していたのですか?放置できるほど問題が無いのではなく、持っていく場所が無いから結果放置しているのが日本という国の実態なのです。
原発推進派はゴミ問題をどうするのか、具体的な解決策を出してから推進といわねばいけません。それがないなら、あなた方こそ今の生活のために(実際は無くても問題がないのに利権のために推進)未来に禍根を残しているのです。
原発が止まれば電力使用量制限になり、各家庭が不便になるというのもウソでした。毎年、温暖化だ、暑い暑いといっているのに制限は不要です。無くても日本はやっていけるのです。すると、現状を維持している化石燃料に頼るのはよくないというでしょう。
しかしです。石油はやがて枯渇するなどは、全部嘘だったのではないのでしょうか。産出量を調整するのは地球や環境のことを考えてのことではなく、価格を操作するためです。石油が枯渇するなど、今ではまったく聞きません。そして化石燃料による「温室効果ガス」という恣意的な名前の付け方からして、実態はそんなことはないということを見抜かねばなりません。権力側がやることには常に裏があるのです。
今年は60年ぶりに最高気温を更新しました、というような報道を見ることがありますが、60年前の昭和にも暑い時があったわけです。観測史上2位を記録しましたとなればもはや、そこまでして暑いということを訴えたいのかと失笑ものです。
地球温暖化論も最近は、単に二酸化炭素や温度ではインパクトが無いので「白熊が多変だ」、「ペンギンの受難」などと言い出しました。当然、夏場では氷の上で漂流する白熊も出るでしょうが、それは長年の間、繰り返されてきた自然現象なのです。
例えば生息域を増やし続けているイノシシが人里に出てくると「殺さないでかわいそう」というタレントも出てくるのです。その状況の裏には何があるのかを知ろうとせず、表面的なことを鵜呑みにするのでバカなことを言ってしまうのです。
政治屋や官僚(上級国民)などの立場のある人やマスコミが大々的に言うことは裏があります。そのまま信じてはいけないのです。温暖化の話もまったく同じです。温暖化対策としてエコな新商品を買ってくださいとイコール営利に繋がっていることも、利権のうさん臭さと見るべきでは無いのでしょうか。
古いものをドンドンと捨てて、「もったいない」精神を捨て、邪魔になれば金を払って大型船で東南アジアに運び出して捨て、その先は知らない。世界のことなどまったく考えていないのも日本の実態なのです。
その割りには税金から環境対策費を巨額捻出し、バラまいているのもこの国です。それも特定の組織の利権となっているのではないのでしょうか。