【郁】が【堂上】に詰め寄ったあの日・・・彼女にはごまかしは無用である。戦力にならないと、、、信用できる何かを見せたのか・・・。小田原の攻防戦、、、【手塚】も戦っていた、、、息を呑む激しい銃撃戦が展開されたあの日・・・【郁】も【稲嶺】を警護していた。だが、これで「関東図書隊」の戦いは終わらなかった。【稲嶺】司令の襲撃の中に【郁】もいたから・・・。メディア良化法に同調する政治結社の存在。【稲嶺】の乗る車椅子が囲まれた、、、動けば撃たれる状況にあった。会場の爆破、、、嘘だとは言い切れない。【稲嶺】は素直に応じた・・・さすがである。【郁】も介護役として同行すると、、、この状況でここまで言えるとは、、、たいしたものだ。
【堂上】は主のいない机を見ていた。やはり、爆弾はフェイクだった。【玄田】が報告を受けていると、警視庁の刑事たちと【マキ】も一緒に入って来た。この一件に関して徹底的に書いて欲しいのだ。【郁】は自分の仕事をする【稲嶺】を守り抜くと・・・。【堂上】への想いがそこにある。ちゃんと仕事をしたと言って欲しいと笑顔の【郁】だった。今やらなきゃ・・・ただ、それだけの強き想いだけで動いていた。信用でき得るものを見せる為に必死だった・・・。【郁】は待っている、、、そのチャンスを、、、仲間達を信じているから・・・車は立川方面へ進んでいた。あたしの仕事をするんだ・・・。
今は待っている。そのコンタクトを、、、【玄田】も【堂上】も、、、電話が鳴る・・・逆探知を試みる。【玄田】がはじめに出た、、、【稲嶺】と【郁】の無事を確認したい。【稲嶺】はダメだったが【郁】が電話口に出る。いきなり、、、【柴崎】の名前とあるレストランの店名を口にする。予約の取り消し・・・。【小牧】は笑い【手塚】は驚いていた・・・この状況で・・・。やはり、相手の狙いは、、、情報資料館の保有していた資料だった。人質の命との交換。全ての資料の開示、、、押収リストとのつき合わせ焼却せよと・・・与えられた時間は2時間。逆探知は失敗に終わる・・・。【玄田】は【柴崎】を呼んだ。【柴崎】は【郁】をよく知っている、、、頭使いましたね・・・何回か一緒に行った事があるカジュアルレストランの名前だった。予約もいらないし、今日行く約束もなかった・・・店の場所は、、、立川。資料の複製をやっているが、、、果たして間に合うか・・・【堂上】の表情は険しかった。ここに、ただじっとしていられない、、、【郁】を失ってしまうかもしれない。あのまま、、、別れてしまうかもしれない、、、泣かせたままに、、、【堂上】はその悔しさをにじませる。
大丈夫、、、あのメッセージはちゃんと届いている。【稲嶺】の義足が足にあたり痛むようだ。【郁】は靴を、、、その姿を見て感じる。これが「日野の悪夢」を戦った者の足だと、、、この足の切り開いた道の上を【郁】たちは歩んでいるのだと、、、実感した。何かのスイッチが入る、、、【稲嶺】の義足にはある仕掛けがしてあるのだ。発信機が作動する、、、居場所の特定ができた。分譲前の完成したばかりのビル・・・。【玄田】は、図書特殊部隊に出動を告げる。ここから先は、うちの流儀でやらせてもらうと、、、警察を信用するほど、歴史は幸福ではなかったと・・・図書館施設内での発砲しか認められていない、、、ならば、そこを買い取ってしまえば良い。無茶苦茶かもしれないが、、、これが、やり方なのだ。何億でも、図書館の開設、将来への先行投資だと言った。その【玄田】の豪快さに【小牧】は笑う。続けて言った・・・この作戦を【堂上】に一任すると・・・【郁】への想いが一番に強き【堂上】に、、、自分に似ている【郁】に、、、バカだった頃の昔の自分を見ているようだと・・・その考えない軽率さと感情の脆弱さ。【堂上】が捨てて行ったものを、、、【郁】は拾って来る。そんな無茶をする彼女を突き放す事はできないと、、、揺らぐ自分を守る為に、、、傷つけた、、、心の中で【郁】に謝る【堂上】の姿があった。
【郁】も一緒に戦っていた。【稲嶺】を気遣い、、、窓の外を見ていた。図書特殊部隊が到着し、配置についた。気づけ、、、笠原、、、その時だった。あの憧れの人の感覚を【郁】は感じた。窓の外に手が見えた・・・堂上教官、、、【郁】は【稲嶺】の背中に手を回した、、、手荒くします。1、、、2、、、3、、、伏せろ!郁!窓ガラスが割れる音、、、次々と取り押えられる男たち、、、【郁】の目の前に【堂上】の姿があった。
警察に連行される男たち、、、【稲嶺】は【郁】にお礼を言い、救急車両で運ばれて行く。それを見送る【郁】に【堂上】が近づく。よくやったと、、、戦力にならないと言うのは撤回すると、、、許せと・・・。【郁】は悔しくなりました、、、辞めても別に困らない、、、だが、惜しくはなるかもな・・・。【堂上】に認めて貰った事が、、、こんなにも嬉しかった。それが許せなかったのだ。【郁】は【堂上】を追いかけて前に出る、、、辞めないと!あんたを越えると!またも言い合いになっていまう、、、やはり、2人は似ていますね。
商店街の喫茶店。【郁】は【手塚】に付き合わない・・・。言われた【手塚】は冷静だった。【堂上】に言われたらしい、、、【郁】から学べる事があると、、、恋愛感情ではなかった・・・興味がなかった訳ではなかったと思うけど。【郁】だけ色々と考えすぎていたみたいです。【手塚】の前で頭を抱える【郁】を見て笑う・・・友達としてなら最高の関係になれそうですね。
夜。【柴崎】がケーキを買って部屋に戻って来た。【郁】はテーブルで考え事をしていた。両親に宛てた手紙を書いていた。その姿に【柴崎】は、、、残念ねぇ・・・と制服のポケットから葉書を出した。その内容に【郁】は青ざめた。両親が【郁】の様子と仕事ぶりを見に来るようで、、、確かに、ちょっと手紙を書くのが遅かったですね。【郁】の絶叫が今夜も響くのでした・・・。
【堂上】は主のいない机を見ていた。やはり、爆弾はフェイクだった。【玄田】が報告を受けていると、警視庁の刑事たちと【マキ】も一緒に入って来た。この一件に関して徹底的に書いて欲しいのだ。【郁】は自分の仕事をする【稲嶺】を守り抜くと・・・。【堂上】への想いがそこにある。ちゃんと仕事をしたと言って欲しいと笑顔の【郁】だった。今やらなきゃ・・・ただ、それだけの強き想いだけで動いていた。信用でき得るものを見せる為に必死だった・・・。【郁】は待っている、、、そのチャンスを、、、仲間達を信じているから・・・車は立川方面へ進んでいた。あたしの仕事をするんだ・・・。
今は待っている。そのコンタクトを、、、【玄田】も【堂上】も、、、電話が鳴る・・・逆探知を試みる。【玄田】がはじめに出た、、、【稲嶺】と【郁】の無事を確認したい。【稲嶺】はダメだったが【郁】が電話口に出る。いきなり、、、【柴崎】の名前とあるレストランの店名を口にする。予約の取り消し・・・。【小牧】は笑い【手塚】は驚いていた・・・この状況で・・・。やはり、相手の狙いは、、、情報資料館の保有していた資料だった。人質の命との交換。全ての資料の開示、、、押収リストとのつき合わせ焼却せよと・・・与えられた時間は2時間。逆探知は失敗に終わる・・・。【玄田】は【柴崎】を呼んだ。【柴崎】は【郁】をよく知っている、、、頭使いましたね・・・何回か一緒に行った事があるカジュアルレストランの名前だった。予約もいらないし、今日行く約束もなかった・・・店の場所は、、、立川。資料の複製をやっているが、、、果たして間に合うか・・・【堂上】の表情は険しかった。ここに、ただじっとしていられない、、、【郁】を失ってしまうかもしれない。あのまま、、、別れてしまうかもしれない、、、泣かせたままに、、、【堂上】はその悔しさをにじませる。
大丈夫、、、あのメッセージはちゃんと届いている。【稲嶺】の義足が足にあたり痛むようだ。【郁】は靴を、、、その姿を見て感じる。これが「日野の悪夢」を戦った者の足だと、、、この足の切り開いた道の上を【郁】たちは歩んでいるのだと、、、実感した。何かのスイッチが入る、、、【稲嶺】の義足にはある仕掛けがしてあるのだ。発信機が作動する、、、居場所の特定ができた。分譲前の完成したばかりのビル・・・。【玄田】は、図書特殊部隊に出動を告げる。ここから先は、うちの流儀でやらせてもらうと、、、警察を信用するほど、歴史は幸福ではなかったと・・・図書館施設内での発砲しか認められていない、、、ならば、そこを買い取ってしまえば良い。無茶苦茶かもしれないが、、、これが、やり方なのだ。何億でも、図書館の開設、将来への先行投資だと言った。その【玄田】の豪快さに【小牧】は笑う。続けて言った・・・この作戦を【堂上】に一任すると・・・【郁】への想いが一番に強き【堂上】に、、、自分に似ている【郁】に、、、バカだった頃の昔の自分を見ているようだと・・・その考えない軽率さと感情の脆弱さ。【堂上】が捨てて行ったものを、、、【郁】は拾って来る。そんな無茶をする彼女を突き放す事はできないと、、、揺らぐ自分を守る為に、、、傷つけた、、、心の中で【郁】に謝る【堂上】の姿があった。
【郁】も一緒に戦っていた。【稲嶺】を気遣い、、、窓の外を見ていた。図書特殊部隊が到着し、配置についた。気づけ、、、笠原、、、その時だった。あの憧れの人の感覚を【郁】は感じた。窓の外に手が見えた・・・堂上教官、、、【郁】は【稲嶺】の背中に手を回した、、、手荒くします。1、、、2、、、3、、、伏せろ!郁!窓ガラスが割れる音、、、次々と取り押えられる男たち、、、【郁】の目の前に【堂上】の姿があった。
警察に連行される男たち、、、【稲嶺】は【郁】にお礼を言い、救急車両で運ばれて行く。それを見送る【郁】に【堂上】が近づく。よくやったと、、、戦力にならないと言うのは撤回すると、、、許せと・・・。【郁】は悔しくなりました、、、辞めても別に困らない、、、だが、惜しくはなるかもな・・・。【堂上】に認めて貰った事が、、、こんなにも嬉しかった。それが許せなかったのだ。【郁】は【堂上】を追いかけて前に出る、、、辞めないと!あんたを越えると!またも言い合いになっていまう、、、やはり、2人は似ていますね。
商店街の喫茶店。【郁】は【手塚】に付き合わない・・・。言われた【手塚】は冷静だった。【堂上】に言われたらしい、、、【郁】から学べる事があると、、、恋愛感情ではなかった・・・興味がなかった訳ではなかったと思うけど。【郁】だけ色々と考えすぎていたみたいです。【手塚】の前で頭を抱える【郁】を見て笑う・・・友達としてなら最高の関係になれそうですね。
夜。【柴崎】がケーキを買って部屋に戻って来た。【郁】はテーブルで考え事をしていた。両親に宛てた手紙を書いていた。その姿に【柴崎】は、、、残念ねぇ・・・と制服のポケットから葉書を出した。その内容に【郁】は青ざめた。両親が【郁】の様子と仕事ぶりを見に来るようで、、、確かに、ちょっと手紙を書くのが遅かったですね。【郁】の絶叫が今夜も響くのでした・・・。