棚に書籍を整理している【柴崎】に声をかける青年の姿がある。調べ物があるようだ、、、焚書(ふんしょ)とは、書物を焼き払う行為・・・。情報探索の業務として案内する【柴崎】だった。確かに、図書館で物騒な事である・・・。
商店街。【郁】と【手塚】がある喫茶店に入って行く。先の青年は【朝比奈】と言うらしい。【柴崎】とお茶をしている所へやって来ていた。【朝比奈】は【柴崎】に様々な質問をしていた。年齢の事、、、23歳。内面と外見の話らしい・・・落ち着いている【柴崎】なのだ。気になって仕方が無い【郁】である。コップを落としてしまう・・・。かなりの回数を重ねているようだ。営業スマイル、、、利用者のお手伝いをしているだけと、、、【柴崎】のガードは固いようだ。それだけ【柴崎】が魅力的な女性って事だと思いますが・・・。しかし、この【朝比奈】は何をしている人物なのか、、、地方行政の研究。図書館問題、、、焚書、、、過去、、、図書館が国の検閲に協力した事、、、燃やした、、、過ちを犯して来た組織としての自覚・・・。正義と独善の取り違い、、、メディア良化委員会の事なのか・・・【柴崎】は、とても頭の良い才女でもあります。図書館員として、、、友人ではないようだ・・・。【朝比奈】は名刺を差し出す、、、朝比奈 光流、、、行政ネットワークと書かれていた。【柴崎】が名刺を受け取ったのを見て【郁】は驚いていた。彼女にも少し興味があるのか・・・。その時だった、、、【手塚】の携帯がメールを受信する。今夜電話する、、、部屋にいてくれ・・・手塚 慧。アドレスを知っていた・・・【手塚】の表情が厳しくなって気がした。
夜。ノートPCの画面を見ている【郁】がいた。【砂川】の「一刀両断レビュー」なるものを・・・はじまりの国のさいごの話。【郁】の大好きな本も批評されていた・・・。内容はひどかった・・・。そこに【柴崎】が帰って来る、、、【郁】は【朝比奈】との事を聴いて来る。別に・・・舞い上がっているのは誰でしょうか。【柴崎】も画面を見た。公式サイトに掲載されるには、、、攻撃的だと・・・。同期の【砂川】・・・キャラが変わって来た、、、図書館問題の研究会に入ってから・・・図書館未来企画。その頃【手塚】は誰かと電話をしていた・・・重苦しい雰囲気だった。
翌日。武蔵野第一図書館。【郁】と【手塚】が2人で歩いていると、、、問題の【砂川】に会ってしまう。【郁】はレビューの事で怒っていた、、、荷物を運ぶのを手伝っていた。あくまでも一図書館員として・・・公共機関のコンテンツとしては・・・図書館員の表現の自由・・・【郁】は認めないと。【砂川】は【手塚】の兄を知っていた・・・手塚 慧。またも出て来る、、、図書館未来企画の名前。検閲と社会の事を真剣に考えているだと・・・【砂川】は【慧】を崇拝していた。クソみたいな世の中を変えられると・・・本気で思っているのか。【手塚】は【砂川】を突き飛ばした・・・。
図書館内。【朝比奈】が【柴崎】を呼び止める。この図書館から富士山見えますかね・・・。天気が良く、空気が澄んでいれば見えるかもと・・・。どこから見えるか知っているけど、、、あれ?柴崎さん、、、少し怒っていますか?その場所のレファレンスをお願いする【朝比奈】。見えるかどうかの賭けをする事に、、、ほとんど強引みたいですが、、、僕が勝ったら明日夕食に付き合って下さいと・・・レファレンスだけの仲から進展を・・・少し、、、【朝比奈】は見える方へ・・・扉を開けたその先には、、、とても綺麗な富士山がありました。何となく約束してしまった・・・。
その夜、、、【手塚】は【砂川】から言われた言葉を思い出していた、、、見つめるのは兄【慧】から高校の入学時に貰った時計。かなりの高額な感じする腕時計・・・。あの時は、、、家族はうまくいっていた・・・。一方【郁】たちの部屋では、、、【郁】は歯磨きをしていた。ちゃんと見ていた、、、【柴崎】の念入りな肌のお手入れを・・・笠原も女の子なのです。お茶ではなく、、、ランチでもなく、、、ディナーでした。しかも、、、フレンチなのです。【郁】も驚きです、、、口が開いてますよ。でも、すぐに笑顔になり、、、本気ならばガッツリと応援すると言ってくれた。
雨が降っていた。バーカウンターに座る【慧】。そこに【手塚】が入って来た・・・。お前が会ってくれるとは思わなかった、、、やはり、あの時に電話していた相手は・・・。司法省を動かしてくれたのか・・・。鋭い目つきだった・・・そして冷たい目だった。業務部の【砂川】・・・手懐ける、、、同志だと、、、あんなのでも・・・利用するだけか・・・。弟を誘う・・・未来企画に参加しないか・・・5年経っても何も変わらない、、、誰でも利用する、、、それが、肉親でも、、、家族を裏切っても、、、母親が倒れても・・・。図書隊の限界とは、、、検閲に対しても、、、銃を構えるその先に検閲の無い社会は見えるのか・・・どちらが間違っているのか、、、激しい銃撃戦の先にあるものは何だろうか・・・。同じ想いなのか・・・情報を統制したいだけだろう。その怒りをぶつける【手塚】を、、、青臭いと・・・そして、諦めないと・・・出て行った。
【柴崎】はワインを飲んでいた。ピアノ演奏が流れるレストランでの夕食・・・。なぜか【朝比奈】は思いつめていた。お話があると・・・。武蔵野第一図書館に関する事、、、図書を不正に処分していると、、、関東図書基地に隣接する基地付属図書館で、、、情報屋である彼女の耳にも入らない事が起っているのか。現在の焚書事件として報道すると・・・今ならば揉み消しができると、、、【柴崎】の心が揺れていた。明日いっぱいまで・・・。そして、そこには即答できない姿もあった・・・。明日返事すると、、、帰ると席を立った・・・。【柴崎】は寮への帰り道に何を想って歩いていたのだろうか・・・。彼女が選ぶ選択とは・・・。【柴崎】が帰って来た、、、【郁】が出迎えるが、、、様子がおかしい事に気がつく【郁】。お互いに顔を見た、、、玄関でのやり取り・・・【柴崎】が「聴きたい事があると・・・」。笠原の尊敬する人が犯罪に関わっていたら・・・その犯罪がばれる前になかった事にできるとしたら・・・どうする?その質問に【郁】も考え込んだ・・・。あたしなら、、、その人に自首をすすめるかな・・・。その事を聴き【柴崎】はハッとする、、、なかった事にするって、、、【郁】らしくないような・・・そんな気がする。間違いを償えなくなるから・・・。揉み消しがばれたら余計に罪が重くなると・・・。そんな【郁】が大好きな【柴崎】でもある。罪も罰も背負わないのは、、、【柴崎】の志したものではないと・・・。ありがと!笠原!と抱きついた、、、
屋上。【柴崎】は【朝比奈】に電話をしていた・・・昨日の話、、、聴かなかった事にする・・・。不正処分が事実ならば隠蔽できないと・・・。それで良かった、、、晴れ晴れとしている【柴崎】の表情が印象的だった。【朝比奈】は、、、自身の持つ名刺をゴミ箱へ投げ捨てた。【慧】に電話をする、、、これは罠だった。朝比奈です、、、司法省・・・。餌も針もこれだけはないと、、、そして、武蔵野第一図書館の館員による図書の不正処分が報道される・・・認める発言も・・・。この事は【玄田】も【稲嶺】も事前に知っていた。会見での発言、、、無視された図書隊・・・。まだ問題はある、、、【砂川】の名前が出て来た。全ては仕組まれた・・・。【玄田】は席を立って【堂上】だけを外へ呼び出す、、、【堂上】の怒号が響く、、、ありえません!【堂上】が再び部屋に入って来た・・・悔しそうだった。笠原に、、、査問委員会からの出頭命令が下ったと・・・。【砂川】が共謀者として【郁】の名前を出した・・・。そう言われても、、、冷静だった。【郁】の代わりに怒ってくれた人がいるみたいですからと・・・だから、落ち着いていた。その査問委員会の厳しさをなぜか知っている【堂上】なのだ・・・【小牧】も人が悪いですね。それが【堂上】だったのですね・・・【郁】みたいな阿呆な部下を持って大変ですね。
商店街。【郁】と【手塚】がある喫茶店に入って行く。先の青年は【朝比奈】と言うらしい。【柴崎】とお茶をしている所へやって来ていた。【朝比奈】は【柴崎】に様々な質問をしていた。年齢の事、、、23歳。内面と外見の話らしい・・・落ち着いている【柴崎】なのだ。気になって仕方が無い【郁】である。コップを落としてしまう・・・。かなりの回数を重ねているようだ。営業スマイル、、、利用者のお手伝いをしているだけと、、、【柴崎】のガードは固いようだ。それだけ【柴崎】が魅力的な女性って事だと思いますが・・・。しかし、この【朝比奈】は何をしている人物なのか、、、地方行政の研究。図書館問題、、、焚書、、、過去、、、図書館が国の検閲に協力した事、、、燃やした、、、過ちを犯して来た組織としての自覚・・・。正義と独善の取り違い、、、メディア良化委員会の事なのか・・・【柴崎】は、とても頭の良い才女でもあります。図書館員として、、、友人ではないようだ・・・。【朝比奈】は名刺を差し出す、、、朝比奈 光流、、、行政ネットワークと書かれていた。【柴崎】が名刺を受け取ったのを見て【郁】は驚いていた。彼女にも少し興味があるのか・・・。その時だった、、、【手塚】の携帯がメールを受信する。今夜電話する、、、部屋にいてくれ・・・手塚 慧。アドレスを知っていた・・・【手塚】の表情が厳しくなって気がした。
夜。ノートPCの画面を見ている【郁】がいた。【砂川】の「一刀両断レビュー」なるものを・・・はじまりの国のさいごの話。【郁】の大好きな本も批評されていた・・・。内容はひどかった・・・。そこに【柴崎】が帰って来る、、、【郁】は【朝比奈】との事を聴いて来る。別に・・・舞い上がっているのは誰でしょうか。【柴崎】も画面を見た。公式サイトに掲載されるには、、、攻撃的だと・・・。同期の【砂川】・・・キャラが変わって来た、、、図書館問題の研究会に入ってから・・・図書館未来企画。その頃【手塚】は誰かと電話をしていた・・・重苦しい雰囲気だった。
翌日。武蔵野第一図書館。【郁】と【手塚】が2人で歩いていると、、、問題の【砂川】に会ってしまう。【郁】はレビューの事で怒っていた、、、荷物を運ぶのを手伝っていた。あくまでも一図書館員として・・・公共機関のコンテンツとしては・・・図書館員の表現の自由・・・【郁】は認めないと。【砂川】は【手塚】の兄を知っていた・・・手塚 慧。またも出て来る、、、図書館未来企画の名前。検閲と社会の事を真剣に考えているだと・・・【砂川】は【慧】を崇拝していた。クソみたいな世の中を変えられると・・・本気で思っているのか。【手塚】は【砂川】を突き飛ばした・・・。
図書館内。【朝比奈】が【柴崎】を呼び止める。この図書館から富士山見えますかね・・・。天気が良く、空気が澄んでいれば見えるかもと・・・。どこから見えるか知っているけど、、、あれ?柴崎さん、、、少し怒っていますか?その場所のレファレンスをお願いする【朝比奈】。見えるかどうかの賭けをする事に、、、ほとんど強引みたいですが、、、僕が勝ったら明日夕食に付き合って下さいと・・・レファレンスだけの仲から進展を・・・少し、、、【朝比奈】は見える方へ・・・扉を開けたその先には、、、とても綺麗な富士山がありました。何となく約束してしまった・・・。
その夜、、、【手塚】は【砂川】から言われた言葉を思い出していた、、、見つめるのは兄【慧】から高校の入学時に貰った時計。かなりの高額な感じする腕時計・・・。あの時は、、、家族はうまくいっていた・・・。一方【郁】たちの部屋では、、、【郁】は歯磨きをしていた。ちゃんと見ていた、、、【柴崎】の念入りな肌のお手入れを・・・笠原も女の子なのです。お茶ではなく、、、ランチでもなく、、、ディナーでした。しかも、、、フレンチなのです。【郁】も驚きです、、、口が開いてますよ。でも、すぐに笑顔になり、、、本気ならばガッツリと応援すると言ってくれた。
雨が降っていた。バーカウンターに座る【慧】。そこに【手塚】が入って来た・・・。お前が会ってくれるとは思わなかった、、、やはり、あの時に電話していた相手は・・・。司法省を動かしてくれたのか・・・。鋭い目つきだった・・・そして冷たい目だった。業務部の【砂川】・・・手懐ける、、、同志だと、、、あんなのでも・・・利用するだけか・・・。弟を誘う・・・未来企画に参加しないか・・・5年経っても何も変わらない、、、誰でも利用する、、、それが、肉親でも、、、家族を裏切っても、、、母親が倒れても・・・。図書隊の限界とは、、、検閲に対しても、、、銃を構えるその先に検閲の無い社会は見えるのか・・・どちらが間違っているのか、、、激しい銃撃戦の先にあるものは何だろうか・・・。同じ想いなのか・・・情報を統制したいだけだろう。その怒りをぶつける【手塚】を、、、青臭いと・・・そして、諦めないと・・・出て行った。
【柴崎】はワインを飲んでいた。ピアノ演奏が流れるレストランでの夕食・・・。なぜか【朝比奈】は思いつめていた。お話があると・・・。武蔵野第一図書館に関する事、、、図書を不正に処分していると、、、関東図書基地に隣接する基地付属図書館で、、、情報屋である彼女の耳にも入らない事が起っているのか。現在の焚書事件として報道すると・・・今ならば揉み消しができると、、、【柴崎】の心が揺れていた。明日いっぱいまで・・・。そして、そこには即答できない姿もあった・・・。明日返事すると、、、帰ると席を立った・・・。【柴崎】は寮への帰り道に何を想って歩いていたのだろうか・・・。彼女が選ぶ選択とは・・・。【柴崎】が帰って来た、、、【郁】が出迎えるが、、、様子がおかしい事に気がつく【郁】。お互いに顔を見た、、、玄関でのやり取り・・・【柴崎】が「聴きたい事があると・・・」。笠原の尊敬する人が犯罪に関わっていたら・・・その犯罪がばれる前になかった事にできるとしたら・・・どうする?その質問に【郁】も考え込んだ・・・。あたしなら、、、その人に自首をすすめるかな・・・。その事を聴き【柴崎】はハッとする、、、なかった事にするって、、、【郁】らしくないような・・・そんな気がする。間違いを償えなくなるから・・・。揉み消しがばれたら余計に罪が重くなると・・・。そんな【郁】が大好きな【柴崎】でもある。罪も罰も背負わないのは、、、【柴崎】の志したものではないと・・・。ありがと!笠原!と抱きついた、、、
屋上。【柴崎】は【朝比奈】に電話をしていた・・・昨日の話、、、聴かなかった事にする・・・。不正処分が事実ならば隠蔽できないと・・・。それで良かった、、、晴れ晴れとしている【柴崎】の表情が印象的だった。【朝比奈】は、、、自身の持つ名刺をゴミ箱へ投げ捨てた。【慧】に電話をする、、、これは罠だった。朝比奈です、、、司法省・・・。餌も針もこれだけはないと、、、そして、武蔵野第一図書館の館員による図書の不正処分が報道される・・・認める発言も・・・。この事は【玄田】も【稲嶺】も事前に知っていた。会見での発言、、、無視された図書隊・・・。まだ問題はある、、、【砂川】の名前が出て来た。全ては仕組まれた・・・。【玄田】は席を立って【堂上】だけを外へ呼び出す、、、【堂上】の怒号が響く、、、ありえません!【堂上】が再び部屋に入って来た・・・悔しそうだった。笠原に、、、査問委員会からの出頭命令が下ったと・・・。【砂川】が共謀者として【郁】の名前を出した・・・。そう言われても、、、冷静だった。【郁】の代わりに怒ってくれた人がいるみたいですからと・・・だから、落ち着いていた。その査問委員会の厳しさをなぜか知っている【堂上】なのだ・・・【小牧】も人が悪いですね。それが【堂上】だったのですね・・・【郁】みたいな阿呆な部下を持って大変ですね。