現代視覚文化研究会「げんしけん」

アニメ・ゲーム・漫画の視覚文化が日本を元気する!
コラボカフェ☕大好き❤️で2020年にブログ復帰します‼️

ちょこっとSister 『恋、去りぬ』

2006年09月21日 20時28分48秒 | アニメ・映像全般
 『ちょこっとSister』第11話を観させて頂きました。【綾乃】を想う【はるま】の恋心。彼女の事が好きなのだ。この気持ちだけには嘘がない。露天風呂での朝風呂を楽しむ【ちょこ】と【はるま】。すっかりと温まった2人なのです。その頃、部屋では【千歳】がまだ寝ています。夢。妄想を見ていた。【千歳】はバストが大きな女性。浴衣から色んな意味でこぼれています(笑)。【ちょこ】がビール瓶に口をつけて飲もうとする妄想って・・・。目覚め、お手洗いに起きる【千歳】と鉢合せしていまう【ちょこ】と【はるま】。【はるま】は【千歳】のあられもない姿に照れていた。目のやり場に困りますね。
 朝食。仲居さんにこのあたりの観光スポットを聞く。すると、ロープウェイでのハイキングをすすめられる。そして、滝でのとびおりがあったとも言われる。そのいわくつきな話と【綾乃】が重なるのだった。あ然とする【はるま】と【千歳】。笑顔で『自殺って、何?』と聞く【ちょこ】でした。さすがに「あんちょこ」には書いていないかもしれない。
 3人でロープウェイで山頂へ登ります。【ちょこ】は見下ろす自然の風景に大はしゃぎ。【千歳】は少し高い所が苦手らしい。ハイキングコースを散策する【ちょこ】たち。ある像の前まで来ると老夫婦に写真を頼まれ撮る事になる。逆に【はるま】も【ちょこ】と【千歳】と一緒に撮って貰いました。山の自然を感じて、楽しい時間を過す。
 峠の茶屋。【ちょこ】たちはしばし休憩です。【ちょこ】と【千歳】はお手洗いで荷物を【はるま】に任せて行きます。【はるま】はお茶を飲みながらまったりしています。聞えるのは、川の流れる音。鳥たちのさえずり・・・不見滝の音。
 立入禁止。その文字の向こうに行く女性の影。後ろ姿だけだったが【綾乃】。追いかける【はるま】。滝を眺める【綾乃】。足元には観光案内のパンフレットが落ちている。【はるま】は、その女性が【綾乃】だと認識する。彼女のもの憂う表情は自殺だとかん違いするには十分だった。助けたつもりが気まずい2人になってしまう。【綾乃】は【一也】との想い出を捨てに来た。「婚約指輪」をくれ、プロポーズされたこの場所に・・・。だが、その想いは捨てられなかった。彼女には未練があった。彼女に辛く、傷ついていた。その指輪を猿に取られてしまう。必死に取り返そうとする【綾乃】。泥だらけになりながらも・・・。【はまる】は【綾乃】のその必死さに、彼女の必死さに・・・『やっぱり、だめですよ。捨てたりしちゃ・・・捨てても良い物なら、そんな必死に取り返すわけないじゃないですか・・・』。【綾乃】は泣いていた。それは図星。彼女の表情にはっとする【はるま】。【はるま】は【綾乃】に『あきらめちゃだめですよ』と言う。これが【はるま】という男なのだ。彼女に投げかける言葉は【はるま】の本心。最初で最後の【綾乃】への告白だったように思えた。力ない笑顔と握りしめた手が物語っている。【はるま】はあきらめきれない想いで、自分を責めていた。
 その片想いにやぶれた【はるま】の前に【ちょこ】が心配して来てくれた。今は、力いっぱいに【ちょこ】を抱きしめる【はまる】だった。『ごめん、ちょこ。しばらく、このままでいさせてくれ・・・』。【はまる】の気持ちを受け入れる【ちょこ】。この2人の間には【千歳】も入れない。2人を見て泣く事しかできなかった。まだ【千歳】では【はるま】の心の支えにはなれなかった。ハイキングを続ける【ちょこ】たち。だが【千歳】は【はるま】の変化に気づいていた。笑顔で心は泣いている【はるま】の事を・・・。
 釜飯を食べ、お土産を見て、お饅頭を試食し、透ける湯のみに【ちょこ】も楽しそう。その中でも【千歳】が気になるは【はるま】。【ちょこ】が何やら持っています。【千歳】が好きな「マツタケ」に似ているアレだそうです(笑)。【ちょこ】の暴走に赤面な【千歳】でした。何に似ていると誤解したのでしょうか?
 夕方。帰りの電車内で【千歳】は思いきって聞いてみる。様子がおかしく、何かがあったのは一目瞭然なのだが【はるま】は笑顔で否定する。それ以上は何も言えなかった。しかし【千歳】は何かがあった事だけは確信していた。
 夜。つばき荘に帰った来た【ちょこ】たち。同時期にタクシーで帰って来た【真琴】とアパート前で会う。【ちょこ】の楽しそうに話すお土産話に【真琴】はグレてしまいました(笑)。この旅行を絵日記にする【ちょこ】はそのまま疲れて寝てしまう。【はるま】は部屋を暗くし【綾乃】との会話を思い出していた。自然と花屋と貰った鉢植えが目に入る。久しぶりに部屋で缶ビールを飲む【はるま】。その横で寝ている【ちょこ】の無邪気さに救われるのだった。

となグラ! 『浴衣と花火と切れた鼻緒』

2006年09月20日 08時40分02秒 | アニメ・映像全般
 『となグラ!』KURASHI11を観させて頂きました。幼き思い出。幼年期の【香月】。【勇治】へのお手紙を書いているが書く内容を悩んでいた。【勇治】とのお別れ。渡せずじまいのお手紙。ベッド上で目覚める【香月】。夢だった・・・。【香月】本人も忘れてしまった手紙の内容。中身を出して読もうかと思うが、「私の初恋が終わる」気がして読めなかった。
 【香月】たちは、すっかりと浴衣美人になっていた。一方【勇治】は夏休みの宿題におわれていた。【香月】の浮かない表情を見て【小五郎】が声をかける。海での一件以来【勇治】と仲直りができていなかった。朝。食事の時に海での事を謝ろうとするが、なかなか素直になれず、お互いの気持ちがすれ違う。
 その頃、【勇治】は宿題が終わらずにお手上げ状態だった。寝ころぶ【勇治】に【香月】の『小五郎先生みたいにできないの!』が心に響く。すると、ノックをする音。【小五郎】が入って来る。宿題を手伝ってくれるらしい。なぜか、スラスラと宿題ができ始める。【勇治】も【小五郎】を教師として認める。その中で【小五郎】を見ながら【勇治】は思っていた。『香月って、年上が好みなのかな・・・』と。
 夕方。みんなで花火大会に向います。【ニーナ】も【香月】の浴衣を借りて一緒に出かけます。今夜は水道工事により断水。帰りは銭湯に行く事になりました。お祭りに行く途中、【初音】が10年前にも行ったお祭りの思い出話で盛り上がるが、【勇治】は面白くなさそうだった。そんな【勇治】を見て【小五郎】は心配していた。
 夜。凄い人手のお祭り。はぐれないようにと【香月】の手を握る【初音】。気がつくと【まりえ】と【ニーナ】だった。【香月】は【小五郎】と2人きり、目的は一緒なので【香月】たちは夜店を観て回る事にする。金魚すくい、綿あめ、射的、りんご飴などのお店を巡る。なぜか【小五郎】と【勇治】の幼い頃が重なる。それでも【勇治】は【小五郎】になれない。今の【勇治】は10年前に戻れない。【香月】も過去にこだわっている。
 【ニーナ】と【まりえ】も金魚すくいにチャレンジしています。2人とも失敗。【まりえ】は『無理があります』と言うが、その隣では容器いっぱいに金魚をすくう【初音】の姿があった。さすがは、完璧超人の【初音】さんですね(笑)。
 ちはや。500万円との関西系のノリでたこ焼きを買っていた。ふと見ると【香月】の事を捜す【勇治】が目に入り声をかけた。【勇治】は気になる事を【ちはや】に照れくさそうに聞く。『香月が忘れられない奴って誰なんだ・・・』と質問する。【ちはや】は仕方なさそうに、たこ焼きを食べながら『あんな~案外、近くにおるかもしれへんで、その人』と【ちはや』としては気を利かせたつもりで言ったが、この【ちはや】の言葉が、またもトラブルを招いてしまう。
 夜空を彩る花火。【ちはや】と見上げていると【香月】の小さな悲鳴が聞えた。その声のする方向を見ると【香月】と【小五郎】が抱き合っているように見えた。今回、【小五郎】は【香月】と【勇治】の相談役として、大人として2人のアドバイスをする。【香月】には中学の時に話していた彼と何も変わっていない。【香月】にかまって欲しい所、気になっている所などは、今も昔も変わらないと言う。だが、まだまだ【香月】はその事を受け入れる事ができない。
 その抱きついたように見えたのは、話を終えて戻ろうとして、始まった花火に驚き、石段から足を踏み外し、鼻緒が切れ、【小五郎】に助けて貰ったのが、抱きついたように見えたのが事の真相。
 その【香月】たちを見て誤解する。『忘れられない奴』は【小五郎】だと思い、一人行こうとする【勇治】。追いかける【香月】が倒れてしまう。【勇治】の視界に鼻緒の切れた下駄。【香月】の転んで痛がる姿は気になるが『花火はいい』と先に、銭湯に行ってしまう。【勇治】の態度に凄く困ってしまう【香月】に【小五郎】が『大丈夫』と声をかける。
 銭湯。一人で湯ぶねに入る【勇治】。【香月】と【小五郎】の抱きついた場面が浮び、それを打ち消すかのように顔を洗う。そこに【小五郎】が入って来る。そして、語る【香月】とのラブシーンの真相。その事を聞き【勇治】の誤解が解け始める。【香月】の「忘れらない人」は【小五郎】に出会う以前に会った人。【小五郎】の好きな人・・・それは【初音】さん?【勇治】も【香月】同様に過去にこだわっているように見えた。【小五郎】は「これからの事、これからの楽しい思い出を作る事、未来で何をするか」と言う。
 【香月】の事に関しても【勇治】本人はスキンシップでも、【香月】はそう思えない事。彼女の気持ちを考え、彼女の言う事にも耳を傾ける事をアドバイスとして【勇治】に言う。【香月】は不安だった。【勇治】と【小五郎】が喧嘩などしていないだろうかと、そんな心配はなかった。銭湯から出て来た時の【勇治】はいつものエッチな【勇治】に戻っていた。いつもの通りの【勇治】と【香月】に戻っていた。

ARIA The NATURAL 『その 出逢いの結晶は・・・』

2006年09月18日 22時16分10秒 | アニメ・映像全般
 『ARIA The NATURAL』第25話を観させて頂きました。ラストの【灯里】と【アイ】ちゃんとの会話シーンでは泣いてしまいました。秋が香り出す「アクア」。落ち葉も舞い落ちる。【灯里】たちも冬の制服に衣替えです。秋の観光シーズン。そして、『Redentore』。【灯里】は大切なお友達に。【藍華】は意識する異性に。【アリス】は憧れの女性に。それぞれの出逢いの結晶がつむがれる。
 
 【灯里】はいつものように【藍華】と【アリス】と合同練習をしています。【灯里】はメールの返事が【アイ】から来なくて心配です。レデントーレ祭。【灯里】の新しいゴンドラを見たいと言っていた【アイ】。後、一週間です。夜通し騒ぐお祭り。学生の【アリス】には起きてられない。今年は次の日がお休みなので大丈夫なのです。
 ARIAカンパニー。【アリシア】が笑顔で迎えてくれるが、なぜか【晃】と【アテナ】も一緒。3大妖精がそろっています。【晃】が言う。『特訓と言えば、特訓だ』との言葉に不安になる【灯里】たち。すると【晃】が【灯里】に「レデントーレ」についての質問をする。【灯里】は少し戸惑いながらも正答する。マンホームの貴族たちの夏のお祭りから、時を経て「ネオ・ヴェネツィア」の秋の始まりをつげる風物詩となる。【アリシア】たちから新人さんたちへの素敵な試練。【灯里】たちは招待をする側になる。もう屋形船は用意してある。【灯里】たちは、自分たちの力を合せて、何から何までの全てを切り盛りするのだ。3人で悩み、考え、作り上げる。とてもやりがいのある修行。
 姫屋。【藍華】の部屋で【灯里】と作戦会議。【アリス】は学校の制服のままで訪れる。急いで見せたい物があった。それは、招待状。【アリス】のセンスが光る素敵な招待状だった。休み時間を使って作った意欲作。【アリス】はこの修行を楽しんでいるようだ。【藍華】も【灯里】も負けていらないですね(笑)。まず【灯里】たちは招待するお客様を決める。もちろん【アリシア】【晃】【アテナ】ははずせない。【灯里】は郵便屋さんのおじさん。【暁】【ウッディー】。特に【藍華】は【アル】。【アリス】は【グランマ】を招待したいと思っております。みんなも大賛成。残り一人は【アイ】。【アイ】の気持ちを知り、待って上げたい【灯里】がいた。
 もてなす料理の材料の買出しに出かけます。食べる人の事を考え、想いながら。新鮮な毎日はあっという間に、そして【灯里】【藍華】【アリス】それぞれの準備期間は過ぎて行く。その楽しいひとときの為に・・・【灯里】たちは頑張るのだった。
 レデントーレ当日。屋形船もライトアップされ、【灯里】たちはお招きしたお客様たちを待っていた。ドキドキで不安な【灯里】たち。最初のお客様は【郵便屋のおじさん】。【暁】【ウッディー】と続きます。そして【アリシア】【晃】【アテナ】。【藍華】がもっともお招きしたかった【アル】。仕事で遅れて来た【アル】との新婚さんをイメージする【藍華】との会話も良かった。【藍華】は照れていた(笑)。【グランマ】。【アリス】は緊張しているみたいですね。しかし【アイ】は来ない。もうゴンドラを沖に出さないといけない。【灯里】は複雑そうな表情でオールを漕ぎ出す。すると、聞える。小さな走る足音。何とか間に合ったようです。息を切らせて【アイ】が【灯里】を呼んでいます。【灯里】たちも気がついた。笑顔で手を振る【アイ】に気づく。おどかそうと連絡しなかった事が少し裏目に出てしまったが【アイ】も屋形船に乗れました。
 船上では、【灯里】たちのお手製の料理がテーブルに並びます。【藍華】が「乾杯」と言い、楽しいお祭りが始まります。【灯里】【藍華】【アリス】の3人のもてなす気持ちと、想いがたくさんに詰まったものとなる。【アイ】も【アリア社長】と踊り出す。それに【アテナ】も一緒に踊っていた。楽しい時間は過ぎて行きます。そして、流れる心地良い沈黙。今の楽しさの余韻を感じているのかもしれないですね。まったりとくつろぎの時間が流れる。【灯里】はこの時間が好きなのだ。【アリシア】からもお褒めの言葉を貰えた。【灯里】が微笑みながら見守っていると【アリス】が何やら耳元で言っております。【藍華】にも声をかけます。すると、屋形船の灯りが消えます。夜空を彩る花火。さり気なく灯りを消す演出に【晃】からもお褒めの言葉を貰える。【灯里】たちは【グランマ】に呼ばれて、一緒に花火を観賞するのだった。【グランマ】のお願いだと断われないですよね(笑)。その花火の色にてらされた【灯里】たちは気づきます。招待されたみんなが集まり【アリシア】が代表して【灯里】たちに感謝の気持ちがいっぱい詰まった言葉を口にする。【灯里】【藍華】【アリス】の3人は笑顔だった。言葉にできない感動がそこにはあった。
 素敵な出逢いの結晶。この素敵な時間をくれた水先案内人(ウンディーネ)の卵たちに乾杯をするのだった。
 【灯里】と【アイ】。2人は優しい波音。この「アクア」を感じ取っていた。
『アクアのにおい。海のにおい。波と風の音。やっと逢えた・・・あたし・・・灯里さんに出遭えて良かった・・・』。明日は一緒に「アクア」の素敵を探しに行く約束をする。【アイ】は「希望の丘」の水上エレベーターに乗りたいようですね。まだまだ、【灯里】とやりたい事がたくさんあるようです(笑)。

赤ずきん 『地下室のひみつ』

2006年09月17日 20時34分43秒 | アニメ・映像全般
 『赤ずきん』第12話を観させて頂きました。いよいよ「ファンダヴェーレ」の第三勢力「狼族(らいかん)」も加わって物語は進みます。【赤ずきん】は3歳の時に、狼族の襲撃で両親を亡くしております。狼族【ジェド】の名は、相棒【ヴァル】の前では言っていけない。今後の【赤ずきん】との因縁も描かれると思います。

 夜「リゼル」の町並。村の若者が楽器を演奏しながら、町の静けさを楽しみ、そのひとときが流れる。だが、その静けさを消し去るぶきみなうなり声。若者が見ると町のはずれの廃屋が目に入る。不安になりながも近づく、その廃墟内では2つの眼光が走るのだった。
 狼族。【ランダージョ】がある城に【サンドリヨン】の言葉を伝える為に訪れる。目的は「エルデの鍵」と「三銃士」。【ランダージョ】を威圧する【ラルゴ】と【バステライ】。そして偉大なる王【ジェド】。不在のようだ。会えずに困る【ランダージョ】。【疾風のラルゴ】と【力のバステライ】かなりの強敵。
 リゼル。様々な人々、人種が集まるワインの産地。賑やかな雰囲気と町並に【白雪】も楽しそうです。【白雪】はお買い物とオシャレが大好きな女の子。宿屋に着き【赤ずきん】たちはくつろいでいる。もちろん【いばら】は寝ている。【白雪】は【草太】をデートに誘いたいと思っていた。そんな事を許す訳もない【りんご】と火花を散らすのだった(笑)。その話題の【草太】は【キュピ】と町に伝わる昔話を聞いて回っていた。もっと色んなお話が聞けそうだと期待する【草太】。すると【キュピ】があの廃屋を見つける。興味を持つ【草太】に若者が「恐ろしい所、二度と出て来れない」と言う。【草太】もあきらめて町の広場へやって来る。そこの広場の噴水に座る人物。黒マントの男性。【草太】は旅人だと思い声をかけるが、その黒マントの男性はあきらかに【草太】を拒否していた。『消えろ・・・今すぐ、俺の前から消えろ・・・』と警告される。その鋭い眼光が印象的だった。【草太】は謝り、その場から離れた。
 夕方。【草太】を【ヴァル】が迎えに来てくれた。【ヴァル】が感じ取る「嫌なにおい」。『思い出したくもない、危険なにおい』と【ヴァル】。夜。宿屋の店主から聞かされる「酒蔵の怪物」の昔話。【赤ずきん】たちは関心を示す。しかし、昔話は存在するのか、最近、その怪物を戻って来たと聞かされる。【りんご】は気味悪がっていた。【白雪】は話の途中で抜け出し、一人でウィンドウショッピングに繰り出していた。同じ頃【ランダージョ】も町の酒場で飲んでいた。狼族と【サンドリヨン】との間での板挟みになり、文句を言いながら「マタタビ」入りの飲み物を飲んで憂さを晴らしていた。すると【ランダージョ】は【白雪】を見つけて尾行をし宿屋までたどり着く。【ランダージョ】がこのチャンスを物にするべくぶきみに笑うのだった。ノミタイプのナイトメアリアンで【赤ずきん】たちの泊まる宿屋を襲撃するが、【白雪】も尾行されている事は分かっていたようだ。誰もない寝室。逃げ出す【草太】と【りんご】。三銃士が迎え撃つ。得意の剣術で斬りかかる【赤ずきん】。消えるナイトメアリアン。【いばら】の生きた棘のムチでも捕らえる事ができない。【白雪】の氷の柱での攻撃魔法も効かない。【ヴァル】が飛びつきも効果なし。【ランダージョ】はなぜか、身体をかいていた。
 ナイトメアリアンから反撃。【草太】たちに逃げるように促す【赤ずきん】。走る【草太】と【りんご】は廃墟なった酒屋へ来てしまう。酒屋内に踏み入れる2人。そこで再び聞える叫び声にも似た声。2人は怖がり、急ぎ出ようとすると床が抜けて地下へと落ちてしまう。
 地上では【赤ずきん】たちが消えるノミタイプのナイトメアリアンに苦戦していた。そして【ヴァル】も身体が痒くなってきていた。【ヴァル】は綺麗好きなのです(笑)。くり返す戦闘の中で【赤ずきん】は、相手の頭を正確に狙っている【いばら】が残した建物のキズからある事に気づく。
 目覚める【草太】。目の前に心配そうに【キュピ】がいた。【りんご】も何とか大丈夫そうだ。その【草太】たちに話かける老人。酒蔵の怪物ではないようだ。廃墟に近づく足音。あの黒きマントの男。国から国へ、世を捨てた旅を続ける老人からこの酒蔵に入り込んだ話を聞いていた。突然に泣き出す老人。あのぶきみな声はこの老人の嘆きの声なのだ。そこへ床を突き破り、黒きマントの男が現れる。この老人を追って来た。その老人は【ザフィード】。目の前の男を『ジェド様・・・』と呼んだ。
 【赤ずきん】はこのナイトメアリアンのからくりを見破る。消えた訳ではない。小さいナイトメアリアンの集合体がこのノミタイプの正体。その事を聞き【白雪】の風の魔法「エターナル・タイフーン」で【ランダージョ】ごと吹き飛ばした。
 狼族の歴史を血で汚すもの【ジェド】。先代の国王、最後の側近である【ザフィードを倒しに来た。【ザフィード】は人狼。狼人間となり【ジェド】に立ち向かう。例え、勝てるはずがないと分かっていたとしても・・・。しかし【ジェド】の圧倒的な強さの前に、先代狼族の時代は終わりを告げる。【ジェド】は喜びに満ちていた。先代の生き残りを倒し気分は晴れていた。だからこそ、【草太】と【りんご】は見逃してくれた。あまりの恐怖で立ち尽くしていた。そこに【赤ずきん】たちがやって来る。【ヴァル】は『草太、ほかに誰かいたな・・・』と感じ取る。【ジェド】の名を言う【草太】に『その名を口にするな!』と声を荒げ、怒りを表す【ヴァル】がいた。【ヴァル】は壁に残る爪あとを見上げていた。
 【サンドリヨン】。【ランダージョ】からの報告をうけていた。狼族を信じていない【サンドリヨン】。それは【ジェド】たちも同じなのだ。しかし、利害は一致しているようだ。再び【ジェド】と巡り会うが、それはまだ先になりそうだ。

フィギュメイト「魔法先生ネギま!」スクールセット 

2006年09月16日 17時34分40秒 | オタカルチャー
 本日は、アニメイトに10月発売のアニメDVDを予約に行って来ました。もう1つはフィギュメイト『魔法先生ネギま!』スクールセットAとBを購入するのも目的でした。やはり、机と椅子が欲しくなりますね(笑)。それとAは【明日菜】と【木乃香】。Bは【エヴァンジェリン】と【茶々丸】などのフィギュアも一緒に入っております。今後はこの机に『極上生徒会』のフィギュメイト【りの】と【アユアユ】を座らせたいと考えております。

 「げんしけん」のブックマークに、10月以降で私が観て置きたい新作アニメを追加しております。

宮神学園極大権限保有最上級生徒会。 桜梅 歩

2006年09月15日 01時32分40秒 | 極上コンテンツ
 本日、9月15日は『宮神学園』第5期生。極上生徒会隠密部。【りの】の親友。桜梅忍軍のくノ一。アイドル「アユアユ」と多彩な魅力を持つ女の子【桜梅 歩】の誕生日です。特に【アユアユ】は「普通の女の子」という点にこだわりを持った女の子だと思います。だからそこ、アイドルにも憧れる女の子。でも、それを周囲は許してくれない。その中で【神宮司 奏】に出会う。そして【りの】との出会いが彼女を変えて行く。よく考えれば【りの】を生徒会に推薦し、偽プッチャンとして助けたりと、【歩】は【奏】会長の命令を越えて【りの】と親友になって行きました。
 その彼女を語る時に一番なのが、第20話「あゆちゃん、アイドルになる」だと思います。この放映回では【歩】の色々な事が描かれている。ごく普通の女の子の幸せを考えたり、【りの】と【香】との第5期生同士の友情、双子の弟の【有楽人】桜梅忍軍との【歩】自身を賭けた戦いなど【歩】の魅力がよく表現されていた。

 『今日は、私の誕生日でしたぁ。知ってました?』

ちょこっとSister 『Let's 温泉』

2006年09月14日 10時01分09秒 | アニメ・映像全般
 『ちょこっとSister』第10話を観させて頂きました。決定的な別れを【一也】から電話口で言われてしまう【綾乃】。携帯を手に持ったまま落胆する。
 夕方。商店街。【ちょこ】と【千歳】はいつものお買い物。【千歳】は今晩のお夕飯を思案中。【ちょこ】は見慣れないものを見つける。それは「福引き所」だった。興味津々な【ちょこ】。【千歳】の持つ福引き券と合わせると一回できます。大喜びでチャレンジする【ちょこ】。力一杯に、がに股で回すと「金色の玉」。響き渡る鐘の音。一等賞。4名様一泊二日の温泉旅行が当たる。嬉しくて2人は抱きついていた(笑)。
 アパートへの帰り道。【はるま】と一緒になり【ちょこ】がいてもたってもいられず、福引きでの経緯を話す。【はるま】も喜んでくれた。【ちょこ】は【千歳】も一緒に誘う。【千歳】は少し遠慮気味です。だが、そこに【真琴】が出て来た。【真琴】のみんなと行きたいオーラが出ています。
 【駆】の銭湯。【真琴】と【ちょこ】は温泉の予行練習に訪れる。いきなり湯ぶねに入ろうとする【真琴】に【ちょこ】が銭湯でのお風呂の入り方を教授します。もちろん、肩まで浸かり100まで数えます。少しのぼせてしまう【ちょこ】でした。一方【千歳】は行き前から妄想が大爆発しております。【千歳】の思い通りになるはずはないと思います。なんと言っても【ちょこ】と【真琴】がいますからね。【はるま】と良い雰囲気になるはずがないと考えながら【千歳】の眠れない夜が過ぎて行く。
 温泉旅行出発。大はしゃぎの【ちょこ】。【はるま】は気づく。【綾乃】のお花屋さんが休業を知らせる張り紙がある事を。
 新宿駅。【真琴】が電車内で食べようと色々買いこんでいると、彼女の携帯が着信を知らせる。内容は急な仕事。さすがの【真琴】も断れない様子。ここで【真琴】とはお別れになってしまう。かなり残念そうですね。逆に【千歳】は嬉しい展開になるが【はるま】本人を見ると緊張気味なようです。【ちょこ】はどこでも大はしゃぎ。トランプしたり、【千歳】がお弁当を買って乗り遅れそうになったりと、電車内の楽しい時間は過ぎて行きます。【ちょこ】の口元についた「ご飯つぶ」で【千歳】の妄想ワールドは広がって行きます(笑)。彼女のため息が切ないですね。
 中之条駅。目的地に到着する【ちょこ】たち。太陽に向って思いっきり背伸びをする【ちょこ】だった。ホテルでのチェックインでも【千歳】の乙女心が描かれる。書き込む用紙に「川越 千歳」と「芹川」を書きません。ご家族の意味で、深い意味はないようです。【千歳】はかなり動揺していましたが、実に彼女らしいと思いますね。
 宿泊する部屋。【はるま】は【ちょこ】と部屋から外を眺めると見慣れた女性が居た気がした。それは、まさかの偶然なのかもしれない。
 夕方。【ちょこ】たちは温泉に入りに行きます。【ちょこ】は素っ裸で部屋の外へ出ようとします。改めて【はるま】が浴衣を着させます。
 露天風呂。【ちょこ】も【はるま】と一緒に男湯へ。もちろん、一緒に入れません。だが、ここは「混浴」。【はるま】は自然と岩陰に隠れます。【ちょこ】と【千歳】の女の子同士の会話が聞えます。【千歳】は眼鏡をかけていないので、よく見えない。出る出れない【はるま】は、かなり赤くなっていた。もう限界らしく立ち上がり【千歳】の方へフラフラと歩いて来る。【千歳】の目の前をタオルに隠れた「ゾウさん」が見えたようです。
 食事中。もちろん【ちょこ】は元気です。その中で様子のおかしい【千歳】。やはり【はるま】の「ゾウさん」を見た事が影響しているようですね。考えただけで、すぐに顔をまっ赤にしてしまう。
 夜。【はるま】は気になっていた。もちろん【綾乃】の事。そして、改めて再認識する。【綾乃】さんが好きだという事を・・・。そんな【はるま】に『眠れないの?』と少し不安そうな【ちょこ】。今度は【ちょこ】が【はるま】の手を握ってあげる。眠るまで手をつないでくれる【ちょこ】。風邪をひいた時のお礼かもしれないですね。『あたしがしてあげる』と強く握る2人。安心した2人は、すぐに眠りにおちました。

ゼロの使い魔 『ルイズの結婚』

2006年09月13日 22時17分55秒 | アニメ・映像全般
 一人の少女は、憧れ、尊敬し、恋していた男性に裏切られた。今はもう、幼き頃の思い出は悪夢になろうとしていた。そして、泣いていた。だが、少女の目の前には異世界から青年が居た。彼女を守る為に居る。彼女の小さな心は泣いていた。今度は、その青年から少女にくちびるを重ねた。少し戸惑い、表情を赤くしながらも、少女は受け入れるのだった。彼女は「虚無の末裔」なのだ。
 その絶大な力を欲する「レコン・キスタ」の【クロムウェル】。【ルイズ】の許婚【ワルド】も従っている。その立場を利用し【ルイズ】と【アンリエッタ】も騙していた。【ワルド】の狙いは、【ウェールズ皇太子】の暗殺。【アンリエッタ】の密書。【ルイズ】自身も気づかない虚無の魔法使いの力。その目的はほとんど達成されてしまう。【才人】と【ギーシュ】は【土くれのフーケ】の妨害もあり、アルビオン行きの船に乗り損なってしまう。【ルイズ】は【ワルド】からの求婚を受け入れるも、残る違和感。もう、心の中には【才人】が居た。【ワルド】は【ルイズ】の「虚無」の力が欲しいだけだった。そして【ルイズ】は知る。【ウェールズ皇太子】も警戒する「レコン・キスタ」の存在を・・・。その中でも【キュルケ】と【タバサ】の活躍は目立っていた。【フーケ】のゴーレムに苦戦していた【才人】を助け、【ワルド】が放つ攻撃で燃え盛る中から【才人】と【ルイズ】を浮遊(レビテーション)の魔法で救う。何とか脱出する【ルイズ】と【才人】だった。【アンリエッタ】の任務は遂行できなかったが、2人は生きて帰れた。【ルイズ】も【才人】と失わず、【才人】も【ルイズ】を失う事もなかった。今回は、お互いの気持ちを知る良い機会になったと思います。特に良かったのが【ルイズ】を傷つけた【ワルド】に怒りを表した【才人】が心を奮わせて『デルフリンガー』で戦う場面が印象に残っています。好きな人を守りたいと願う力は無限大ですね。

赤ずきん 『草太と恋する魔法使い』

2006年09月12日 00時09分11秒 | アニメ・映像全般
 『赤ずきん』第11話を観させて頂きました。今回は【赤ずきん】の母校の魔法学校が舞台。みんなの足手まといにならない為に【いばら】に「空を飛ぶ魔法」を教えて貰う【りんご】。そして、1年に1度の「エレメンタルフェスティバル」にての演劇「王子と七人の姫」に【草太】たちも劇に参加してしまいます。そこに【ランダージョ】と【グレーテル】も現れ、舞台上は大混乱の修羅場になってしまうのであった。ラストでは「恋という名の魔法」にかかり【草太】に本気になる【白雪】の姿が描かれています。

 【りんご】は森の中で【赤ずきん】たちからはぐれ迷っていた。【りんご】を捜す【赤ずきん】たち。この辺りは魔族のモンスターがはびこる場所。【りんご】に近づく足音。【草太】の名前を呼び続ける【りんご】。逆に、この行為が身に危険を招くのだった。【ヴァル】の鼻でも、咲き乱れる花の香りに邪魔されてダメらしい。【白雪】は魔法で【りんご】の居場所を捜すのだった。【りんご】に迫る危機。モンスターに襲われ、逃げる【りんご】。【白雪】の魔法書に示された場所に急ぎ向う【赤ずきん】たち。そのピンチを救ったのが【ハーメルン】だった。だが、助けられた【りんご】に【ハーメルン】からの厳しい言葉。『いずれ邪魔になる・・・エルデに帰れ』と。これが現実。
 【赤ずきん】たちも到着する。【白雪】の『足手まといですこと』との言葉に【りんご】は表情を曇らせた。【ハーメルン】の目的。『あそこで調べたい事あって』と示す場所は霧の中。霧の中心には【赤ずきん】が通った魔法学校がある。【白雪】と【いばら】とはまた違う魔法学校のようです。【赤ずきん】の「スウィートフォン」で魔法学校への道が開かれた。
 校長先生に会い【サンドリヨン】の事を聞くが、何も手がかりはつかめなかった。現時点では【ハーメルン】でさえもつかめていない。外から聞える賑やかな生徒たちの声。明日は「エレメンタルフェスティバル」。その事を聞いて大喜びの【赤ずきん】。明日のお祭りは護衛も兼ねて参加する。【りんご】は窓の外でほうきにまたがる生徒たちを複雑そうな表情で見ていた。
 エレメンタルフェスティバル当日。【赤ずきん】と【ヴァル】は大はしゃぎです。1人楽しめない【りんご】。【草太】が【白雪】に連れて行かれても、気がつかない程に思い詰めていた。【りんご】は【いばら】に「魔法を教えて」とお願いをする。【りんご】は【ハーメルン】に言われた事を気にしていた。【いばら】に教えて貰う。今の【りんご】は【白雪】と比べるまでも行かない。【白雪】は魔法のエキスパート。ですが【りんご】には人一倍の【草太】を想う気持ちがある。【草太】の為に頑張る【りんご】だった。ほうきにまたがり、集中し「フライ」を唱える。もちろん、飛べる訳もなく、落ちてしりもちをつく。ヒザを擦りむきながら【りんご】のチャレンジは続く。
 その頃、学校の門に近づくマント姿の2人。【ランダージョ】と【グレーテル】。【ランダージョ】のひげレーダーが【草太】たちを探知したらしい。しかも、半径5メートルしか使えない(笑)。【グレーテル】も【ヘンゼル】の為に名誉挽回をしたいと思っていた。
 学校内を歩く【赤ずきん】たちの耳に困っている生徒たちの声が聞えて来た。演劇の主役が腹痛を起して倒れて困っていた。ここは先輩【赤ずきん】の出番。その舞台「王子と七人の姫」に出演する事になってしまう。もちろん【草太】が王子役。姫役に【赤ずきん】【白雪】【ヴァル】までも。【赤ずきん】が赤ヘルメットをはずしたお姫様の格好も可愛いですね(笑)。演劇をしているホールに【ランダージョ】と【グレーテル】も来ます。舞台上の【草太】を見て【ランダージョ】が悪だくみを考えます。
 【りんご】は熱心に飛ぶ魔法を練習していた。だが、成果は現れない。【いばら】は止めさせようとするがあきらめずに頑張る【りんご】。『草太の・・・力になりたいの、そう思ってここまで来たんだもん。エルデに1人で帰るのはいや』。黙って見守る【いばら】。その沈黙をやぶったのが演劇を催しているホールに向う生徒たちだった。「三銃士」の言葉に反応をする【りんご】と【いばら】。
 舞台上では、王子役の【草太】が緊張でセリフをかんでいた。目の前に現れた姫。それは【グレーテル】だった。強引に近づき【草太】に暗示をかける。【赤ずきん】は様子の変化を感じ取る。【白雪】は『ベタベタしすぎ』と我慢できずに【草太】の方へ向う。【白雪】も近づき、その姫が【グレーテル】だと気づく。ホールにいる観客の事を考えるとうかつに動けない。あんまり【白雪】は話を合わせる気はないようで【グレーテル】と【草太】の取り合いになる。そこに【りんご】も加わって修羅場になって行く(笑)。その隙に【草太】を連れて行こうとする【グレーテル】。だが【りんご】に肩をつかまれ、正体が【赤ずきん】たちにもわかってしまう。【グレーテル】も巨大な剣「ミッシググレイヴ」で粉砕しようする。【赤ずきん】が剣術で応戦し、【いばら】が「ガーデン・オブ・エデン」、【白雪】が吹雪の魔法で対抗する。徐々に劣勢になる【グレーテル】。そこに、スーパーブラックヒーロー【ランダージョ】が現れる。ライトは手持ちの懐中電灯。とびおり、転んでしまう。そして、煙幕を放つ。煙がはれると舞台上に王子が倒れていた。【白雪】が真実の愛を確かめ、抱きしめると王子は【草太】ではなく【ランダージョ】。乙女の純情を踏みにじったと【ランダージョ】は氷の中に閉じ込められた。
 学校の屋根。【グレーテル】が【草太】を連れ出した。【りんご】が追いついたが助ける事ができない。【グレーテル】は【草太】を連れて空中に浮いてしまう。【りんご】は本気で飛ぼうとした。それを止めたのが【ハーメルン】。連れ去ろうとする【グレーテル】が分銅つきの鎖で捕まえようとするが、そのはずみで【草太】が地面に向って落下してしまう。そこに飛び込んだのが【りんご】だった。空中で受け止めた。『フライ』を何度も叫ぶが地面が近づく。『お願い・・・魔法かかってよ。あたしだって草太の役に立ちたいの』と心の中で叫ぶ。その想いに応えるかのように【草太】と【りんご】の周囲が輝き出す。無事に着地する事ができた。何とか舞台も成功したようですね。【りんご】の『ふん、いつか気が向いたらね』のセリフも良かった(笑)。
 後夜祭。校庭にはキャンプファイヤーが焚かれている。その光景を座って見ている【白雪】。【赤ずきん】と【いばら】が声をかける。2人とも【りんご】の魔法ではない事に気づいていた。空中で2人の人間をコントロールできる高度な魔法を使用できるのは【白雪】だけだった。そこに【草太】が『さっきは助けてくれてありがとう』とお礼を言いに来る。【草太】も気づいていた。そして【りんご】への気遣いも忘れていない。『りんごには、内緒にしておいてくれるかな、魔法を使えたって凄く喜んでいるから』と言う。【白雪】の『どうして、わかったんですの?』の問いに黙って笑顔で走って行ってしまう【草太】。その背中を見て【白雪】は顔を赤くする。キャンプファイヤーの炎のように燃えていた。
 
 『私(わたくし)も草太さんに魔法にかけられたしまったみたい・・・恋という名の魔法ですわ。私、本気になってしまいそう』

【ハーメルン】は1000年前に【サンドリヨン】を封じた「7人の賢者」を捜す。【赤ずきん】たちは【フェレナンド】を助ける旅を続ける。【りんご】の【草太】を想う強き気持ちが【草太】を助けると思います。そして【白雪】と【りんご】の【草太】を巡る女の子同士の戦いも続くのだった。