現代視覚文化研究会「げんしけん」

アニメ・ゲーム・漫画の視覚文化が日本を元気する!
コラボカフェ☕大好き❤️で2020年にブログ復帰します‼️

はるまの願い。

2006年12月16日 23時38分50秒 | アニメ・映像全般
 『ごめんね・・・はるま・・・いもうと、だめになっちゃった・・・』

 1人きりの朝食。何気ない日常。そこには彼女の姿はなかった。『お兄ちゃんの妹』はその隣にはいない。出逢ったみんなが、どことなく憶えているんだけど、心に穴が開いたような感覚の世界。だからこそ【はるま】にだけは、はじめに思い出して欲しかった。【ちょこ】の事を・・・。大切にすると誓った妹を・・・。その涙も笑顔も忘れて欲しくないのだ。
 違和感。何かを忘れている・・・。ふと見る机の上にある大学ノートの下に、学習帳。その何も書かれていない絵日記帳に【ちょこ】の生きた証があった。涙のあと。そして【はるま】が彼女の為に残した走り書き。幼き頃の神様への願い事。その時だった。【はるま】は【ちょこ】を・・・思い出した。まだ【ちょこ】の笑顔を取り戻せる。必死に捜し始める。
 夕方。【はるま】は公園内の遊具の中にいた。自分を責めて泣いていた。あの軽率な言葉に後悔し泣いていた。【ちょこ】がどれだけ大事な存在だったかを気づいた。いや、気づかされただろう。
 『神様、お願いします。今度こそ、本当に大事にします。だから・・・だからっ!』
 千歳。『ちょこちゃんが待ってますよ』と【はるま】に声をかける。【ちょこ】はお部屋で待っている。【はまる】は何度も心の中で【ちょこ】の名前を叫びながら「つばき荘」に向っていた。
 部屋の前、緊張がはしる【はるま】。ドアを開けると【ちょこ】が夕食の仕度をしていた。何も変わらない。笑顔で迎える【ちょこ】。『おかえりなさい、お兄ちゃん』と言う。抱きしめて、あやまる【はるま】。【ちょこ】も泣いていた。その想いが、またつながった・・・。何も変わらない日常。【ちょこ】を大好きなみんなも笑顔だった。今は【ちょこ】ちゃんがいる。
 夜。【はるま】に【ちょこ】がお願いをする。2人で一つの布団で眠る。そこには温もりがある。【ちょこ】から【はるま】へと体温がつたわり、お互いにその存在を確かめているようにも見えた。安心し、ホッとしたと思いますね。

おかえりなさい、まほろさん。

2006年12月15日 22時22分58秒 | アニメ・映像全般
 『まほろまてぃっく』の【まほろ】さんが帰って来る。ジェネオンの廉価版の話です。私が好きなメイドアニメ作品だと『菜々子解体新書』『ハンドメイド・メイ』『まほろまてぃっく』『これが私のご主人様』ですね。このメイドアニメの原点は「パイオニア」からの流れですよね。
 『エヴァ』以外で「ガイナックス」作品が好きになったアニメが『まほろまてぃっく』からですね。参加されたスタッフも凄かった。監督・山賀博之氏。キャラクターデザイン・高村和宏氏。佐伯昭志氏。鶴巻和哉氏。ワタナベシンイチ氏。花田十輝氏。伊藤良明氏。オープニングアニメーションだけで見ても、庵野秀明氏。今石洋之氏。摩砂雪氏。吉成曜氏などが参加されていた。
 【まほろ】さんは本当に可愛かったです。もちろん【みなわ】ちゃんも可愛かったですが、個人的にプッシュしていたのが【大江千鶴子】でした。「真田アサミ」さんとの声も凄く合っていて好きな女の子ですね。
 私は、発売当時に全て初回版で購入したので、廉価版を購入の予定はありませんが、また観たくなるアニメ作品です。

 『えっちなのはいけないと思います!』

リーダーのバカブラックこと綾瀬 夕映さん

2006年12月14日 16時31分22秒 | アニメ・映像全般
 【ネギ】と仮契約をする行為が「キス」をする事だと知って、逃げ出した【ユエユエ】。まあ、いきなりだとね。【夕映】の性格を考えると理解できますよね。また、そこが【のどか】と違って可愛い所でもあるのですがね(笑)。【ハルナ】が、かなりフランクにキスをして契約を済ませたのも影響しているかもしれないです。私個人として【ハルナ】の好感度がアップしましたよ。原作では【ネギ】に恋する【のどか】を応援し、同じ【ネギ】を好きになり悩んでいたが、今作ではどのように【のどか】と【夕映】を描いて行くのかにも期待しております。

 『油断大敵、バカブラック!』

BLEACH-ブリーチ- THE BEST 期間限定盤

2006年12月13日 20時20分47秒 | 暴走!物欲アニメ番長
 劇場版の公開間近『BLEACH-ブリーチ-』ベスト盤CDを購入して来ました。劇場版、本当に面白そうですね。【茜雫(センナ)】に「斉藤 千和」さんですか、観たいですね。ダークワンとの戦い。世界崩壊まで、一時間。運命を握る少女を守れるか・・・。この世界より、大切な人を守れるか・・・。かなり観たいアニメ劇場作品です。

貴子の想い・・・。まりあの想い・・・。

2006年12月12日 22時39分31秒 | アニメ・映像全般
 二人のジュリエット。【貴子】と【まりあ】のそれぞれの想い。【貴子】は【瑞穂】の本心が知りたい。【まりあ】は【瑞穂】への心の奥底にある本当の想いに気づいてしまう。【瑞穂】も【まりあ】との気まずい関係に悩んでいた。【貴子】は、だんだんと【瑞穂】に惹かれて行く。舞台『ロミオとジュリエット』を通して距離が近づいて行く。そして、可愛く変わって行く。逆に【まりあ】は【瑞穂】と距離を取り、遠ざけようとする。【瑞穂】との演劇の練習でもセリフを忘れてしまう【まりあ】。近づく顔に意識してしまう。【瑞穂】の部屋をとび出しての【まりあ】が言う「痛い・・・」の言葉は壁にぶつけた顔ではなく、心だったと思います。【奏】の演技は【まりあ】の心に響いた。「自分に正直でいたい・・・」と。
 ロミオとジュリエット。演劇は進む。【貴子】と【まりあ】の想いをのせて・・・。やはり、気になり【まりあ】は走る。舞台上ではクライマックスが近づいていた。熱演の【瑞穂】と【貴子】。すると、セットに衣装を引っ掛けてしまいやぶけてしまう【貴子】。泣き出しそうになる瞬間だった。【瑞穂】と【貴子】は口づけをしていた。
 夕方。【貴子】は頬を夕陽色に染めていた。彼女の鼓動は【瑞穂】を想う度に激しくなるのだ。【まりあ】『自分を追い抜いた瑞穂ちゃんが嫌なの・・・みんなに優しい瑞穂ちゃんが嫌なの・・・違うよね・・・あたしだけに優しくして欲しかった・・・あたしは瑞穂ちゃんの事が好き・・・なの・・・』。【まりあ】は寂しいのだ。恋のライバルとしての2人。降誕祭でのダンスパーティーで【貴子】と【まりあ】の2人の想いは・・・どちらに【瑞穂】は微笑むのだろうか・・・。

アナちゃんと茉莉ちゃん・・・可愛いですね。

2006年12月11日 11時16分17秒 | アニメエキスプレス
 『苺ましろま』OVAも2月23日に決定し発売を待つばかりです。徐々に第1巻の情報もちらほらと聞えて来ましたね。今作はOVAなので、放送コードを超えての【美羽】のトラブルぶりにも期待大です。【千佳】も普通に可愛いからな・・・いつも一緒にいる【伸恵】が羨ましいと思っております。後は【笹塚くん】かな・・・楽しみにしております!

草太の為にりんごも加わっての四銃士!

2006年12月10日 22時30分10秒 | アニメ・映像全般
 『おとぎ銃士 赤ずきん』第24話「草太のおかあさん」を観させて頂きました。【草太】をいつでも笑顔にできる存在が母である【小夜】。だが、これは【草太】の優しい心を利用した【サンドリヨン】の罠でもあった。もしかしたら【ランダージョ】の襲撃も計算された事かもしれないですね。【草太】の目の前で「ナイトメアリアン」に傷つく【小夜】を見れば、【草太】も【小夜】と元の世界「エルデ」に帰りたいと言うのもうなずけるだろう。【赤ずきん】たちとも引き離す事など容易なのだ。雨の日にいきなり現れた【小夜】。気配がない・・・【ヴァル】だけは気を抜かない。
 わがまま。【草太】は【小夜】と【りんご】と帰る事を決断する。【フェレナンド】を救い【サンドリヨン】を倒す使命を・・・。もう失いたくなかった。【ヴァル】たちは納得できないが【赤ずきん】は【草太】を理解し受け入れた。だって【赤ずきん】も両親を・・・。それでも、別れはつらい。【草太】に顔を見せない【赤ずきん】。彼女の表情は窺う事はできない。たぶん【草太】を見たら泣いてしまうだろう。【赤ずきん】だって別れたくないよ。そんな三銃士たちの想い。【草太】を慕う気持ち。彼女たちの心情がここに描かれている。
 小夜。もともとどんな母親だったのだろうか?【サンドリヨン】がなりすましてしたが【白雪】には「性格が悪い」と言ったり、意外と斬り捨てる言葉を持っておりますね。ちょっと怖いお母さんなのかな(笑)。年齢を聞いてはいけないと思います。
 りんごを加えた「四銃士」。優しい【草太】を傷つけた事は【赤ずきん】【白雪】【いばら】【りんご】の女の子たちをすごく怒らせる理由になりますね。みんな【草太】が大好きなのだから。【白雪】だけは【小夜】に言われた事に対して根を持っているようですが・・・。さすがは【サンドリヨン】ですね。戦い方は「鏡」を使い、自身の心との戦いになります。みんな自身の同じ攻撃を「鏡」から受ける。「鏡」には醜い自分の姿が映る。【赤ずきん】には関係ないですが、彼女に裏表なんてある訳ないでしょう!みんなで「ずっきゅ~ん!!!」です(笑)。今回の一件で【草太】と【赤ずきん】たちの絆が強くなった。仲間として、友人としてね。再び勇者たちの旅は続くのだ。

暴走!物欲アニメ番長。 ひぐらしのなく頃に 灼眼のシャナ

2006年12月08日 12時17分17秒 | 暴走!物欲アニメ番長
 本日『ひぐらしのなく頃に 第5巻 初回限定版』『OVA 灼眼のシャナ 特別編 恋と温泉の校外学習! 初回限定版』の2タイトルを購入して来ました。
 『ひぐらしのなく頃に』は予約・購入特典でミニCDが付いて来ましたよ。【圭一】と【知恵先生】とのカレー対決が描かれているようですね。『ひぐらし』は第2期シリーズも決定し、ゲームの発売を待つばかりです。一方『シャナ』は期待のOVAですよね。【シャナ】と【吉田さん】との対決が楽しみです。

いっ・・・いるわけないだろう・・・妹なんて・・・ by はるま

2006年12月07日 22時05分13秒 | アニメ・映像全般
 【はるま】は、まどろみの中である夢を見ていた。妹が欲しいと、大切にすると願う夢を・・・。病室の謝る母の言葉を思い出す夢を・・・。久しぶりだった。存在の否定。それは【ちょこ】をどれだけ裏切り、どれだけ傷つけた事だろう。その場を取り繕う為の何気ない一言だけど【ちょこ】には言ってはいけない。【はるま】。君は、この嘘に後で、どれ程後悔するのだろうか・・・。『お兄ちゃんの妹』としての存在。ただ、それだけが【ちょこ】の全てなのだから・・・。【ちょこ】は泣いていた。力なく歩いていた。存在を否定された彼女は、この世界にいる意味がなくなってしまう・・・そして、消えてしまうのだった。
 『あたし、お兄ちゃんの妹なのに・・・お兄ちゃん・・・妹なんていないんだ・・・だったら、あたしもいないんだよね・・・』
【はるま】はもう1度願うだろう・・・妹の笑顔を取り戻す為に・・・叶わぬ夢ならば忘れてしまったままではいけないのだから・・・。