しおんの道。あの惨劇から七年・・・そして、彼女は将棋を手にする。

　工事現場から聞こえる騒音。迫る人影。鋭く光るものが次々と生命を奪って行く。将棋の駒が舞う。勾玉のペンダント。幼き女の子は何をそこで見たのか・・・。したたる血。声も出せなかった。ふさがれた口。笑みをこぼす男。【紫音】は生き残った・・・。
　【紫音】が走り急ぐ場所。それは「日本将棋協会」。今は【安岡　紫音】として日々を過している。あの事件のショックから言葉を失っていた。今日は大事な日。クッキーを焼いてくる優しい女の子に成長していた。【羽仁　真】との出会い。彼は「名人」である。どうせ、つまらない将棋さ・・・。【紫音】は筆談にて会話を交わす。女流育成会。あと２勝すればプロになれる大事な対局。全勝中の【紫音】なのだ。女流棋士への厳しい道。読みあいの心理戦。先の先を・・・未来を読む。そして、ライバルとして、友として【斉藤　歩】と【二階堂　沙織】と出会う。ココアが大好きな【紫音】。素直で優しい将棋をする女の子なのだ。
　男性の手の平・・・凝視する【紫音】。血のついた手で駒を触る映像が脳裏に映り込む。養父【安岡　信次】も父として、棋士として【紫音】を心配している。【紫音】なら大丈夫だと・・・。
　ついに【紫音】と【歩】との対局が始まる。その緊張感が伝わる。【歩】は【紫音】のその強さを肌で感じ取っていた。楽には勝たしてくれない相手だと思う。だが【歩】も負けられない・・・。これが、育成会の対局なのか。盤上で展開される【紫音】の戦い。【紫音】は胸の鼓動を感じていた。一手一手と指す事に、ある想いが込み上げて、大きくなる。自分でもわからない、はじめての気持ち・・・。そうか、私は勝ちたいんだ。この人に・・・この将棋に・・・。【紫音】は気づいた。息詰まる主導権争い。やや【歩】に・・・いや、まだわからない。２人の対局を見て【羽仁】は言う。女流なんて言葉、いつかはいらなくなると・・・。それは【沙織】も感じていた。その時【歩】が笑みをうかべる。盤上の手が動き、放たれたその一手に【紫音】は負ける。モニターで観ていた【羽仁】・・・【紫音】はもっと強くなると席を立つ。
　【沙織】はかなりの財閥のお嬢さまである。迎えの車中で【紫音】と【歩】を調べるように言う。２人を棋士として認めているかもしれない。【歩】には秘密がある。【神園　修】九段。鬼人と言われた指し手。【歩】はその門下生である。鬼人との対局・・・わざと負けた。【歩】が男性であると見抜く・・・小僧だと。棋士は騙せないのだ。女流を目指す理由。俺にはそんな時間ありません。入院している母の為に・・・。【歩】は、お金の為に将棋を続ける事ができるだろうか・・・。どんなに強くなっても、どんな棋士に出会っても・・・それを忘れた時に自分自身が不幸になると・・・【神園】は言う。
　自宅に帰って来た【紫音】。【安岡夫妻】と食事を共にしていた。決して諦めない事・・・。【紫音】は、納得のいく将棋をできなかった・・・思い出すと自然と泣いていた。感情が表に出たようだ。泣き疲れて眠る【紫音】。見守る【安岡夫妻】。【信次】はなぜか嬉しそうにしている。【紫音】と過す日々。感情の表出。負けて泣く姿。【信次】の方も感謝しているのだった。
　【紫音】の夢。盤上に「将棋の王将」が一つ。【紫音】は自分の手を見る・・・血まみれだった。盤上にも、畳にも・・・広がる血。【紫音】を狙う男・・・写真が無数に飾ってある部屋・・・【紫音】の後をつける男。携帯から聞える無機質なシャッター音。母の病院から出た【歩】がその光景を見る。そして、男が後ろから【紫音】を羽交い絞めにするのだった・・・。

ガンダムマイスター ガンダムだ・・・俺が、ガンダムだ・・・。

　西暦2307年。エネルギーの枯渇から生まれた3基の軌道エレベーターと太陽光発電システム。ユニオン。人類革新連盟。AEU。己の威信と繁栄の為に・・・。２４世紀になっても人類は一つになれなかった。そこに、現れたのが私設武装組織「ソレスタルビーイング」。民俗・国家・宗教を超越した存在。それは、変革なのだから・・・。平和の為の武力行使への矛盾とも気づかずに・・・。
　全ての人類への宣戦布告が流れる東京。自分の利益にならないのに・・・。3大超大国話題の中心にいるのが、モビルスーツ・ガンダム。世界の警察にもなれるのか・・・。誰かが、彼らを裁けるのか・・・。【王 留美】からセカンドミッションが告げられる。そして、ここにガンダムの魅力にとりつかれた男が一人いる。あの光・・・特殊な粒子。好意を抱く存在だった・・・グラハム・エーカー。
　プトレマイオ。ガンダムへの見極め。その強さは・・・若さかもしれない。【アレルヤ・ハプティズム】は「ガンダムキュリオス」で。【ティエリア・アーデ】は「ガンダムヴァーチェ」で・・・地上を目指す。【刹那】も、【ロックオン・ストラトス】も搭乗し出撃をする。GN粒子が散布される・・・。ガンダム・・・あれこそが、ソレスタルビーイングの理念を発言する機体。そのGN粒子を最大に散布すれば、単独でも大気圏を越えられる。目標は、インド南部・セイロン島。ガンダム４機は海上で合流しファーストフェイズへ入る。２０世紀から続く・・・３００年も続く・・・無政府状態の民族紛争に介入する。
　戦争の平和的解決。人革連の介入する目的は、東部の海底に眠る太陽エネルギーの安全確保。【グラハム・エーカー】は進路を変えた。ユニオンフラッグを・・・。
　それなりの戦果・・・。徹底的に・・・。【刹那】は忘れない・・・幼き記憶を。民族紛争・・・内戦。あの光景を・・・美しい光を放つものを・・・。【刹那】は、特別な想いを胸に紛争を根絶する。その強さに圧倒される。「エクシア」の後には、爆音しか残らないから・・・。基地爆破・・・殺人者になった。目標の排除。
　イオリア・シュヘンベルグ。２００年以上前に死んだ人物がここにいる。双方への攻撃は、ただの感情の悪化をさせるだけ・・・。一度の軍事介入では終わらない・・・そんな事はわかっている・・・何度でも。紛争が終わるまで・・・憎しみが私たちに向けられるまで・・・。それが、ソレスタルビーイング・・・私たちは、物事を変える時につきまとう痛みなのだから・・・。
　先に帰等し【刹那】はいない。帰等するガンダム３機に「ユニオン」の輸送機が近づく。ガンダムに心を奪われ、魅せられた【グラハム】と「ユニオンフラッグ」が立ちはだかるのだった。

OVA ToHeart2 第3巻「みんなの学園祭、ささやかな願い」

　『OVA　ToHeart2』DVD第３巻を観させて頂きました。何と言っても初登場の【久寿川　ささら】と【まーりゃん】ですよね。【ささら】をメインに物語は描かれます。【たかりゃん】の1つ年上の先輩ながも凄く可愛い女の子ですね。劇中では、そんなお子様っぽい所がよく表現されておりました。学園祭の前日。【まーりゃん】先輩の暴走が巻き起こす・・・学園パニック！【まーりゃん】の傍若無人な振る舞いを止める事は誰もできない・・・のか。【ささら】と【貴明】が立ち向かいます。【まーりゃん】先輩の蹴りを喰らい誘拐されてしまった【貴明】を必死に捜す【ささら】の姿・・・。【まーりゃん】と【ささら】の屋上での対峙。地味だけど・・・自分なりの・・・学園祭をしようとしていた。制服を汚しながらも・・・【ささら】も強くなりましたね。【このみ】や【タマ姉】たちも総出演していますよ！【まーりゃん】の仕掛けた前夜祭で疲れて寝ている【ささら】も可愛かったですよ！

いつもの風景・・・「いつも」と少し違う事をしてみませんか？

　【空】は「いつも」よりも早くに家を出て学校に向います。家を出るその足で踏む１歩から何かが始まっている・・・そんな気にさせる【空】である。「いつも」の右足からではなく左足で・・・いつもをやめてみた。
　バス。今日は「いつも」より手前のバス停で降りてみる。朝の商店が並ぶ街並み。「いつも」と違う風景が広がる。「いつも」の猫たちもいない。ヌクヌクの日なたもない。けど、初めて会う猫もいる。【空】の猫たちとの触れ合いがここにはあるのだ。そんな素敵な寄り道をしてみたいですね。
　教室から見上げる空。雲は「いつも」違う形をしている・・・。「いつも」はあまり使わない辞書のページをめくると四つ葉のクローバーが出て来ましたよ。それだけも「ほわーん」としてしまう【空】であった。
　【夏海】と【鳥ちゃん】とのお弁当タイム。「いつも」の中庭ではなく、美術室へ行く事にします。部室に入ると【神谷 朝霞】先輩がいました。【神谷】先輩は、フォアグラの絵を見ながらクリームパンを食べております。見ながら食べるとクリームパンがフォアグラ味になるらしい・・・おためしあれ。誰もフォアグラを食べた事がなかった・・・もちろん【神谷】先輩も。
　この美術室には一週間ほど前から一匹の「ザリガニ」が暮らしている。【空】は、自分の食べているサンドイッチからかけらを取りあげてみる。【夏海】も玉子焼きをあげてみた・・・食べただけでみんなでの歓声が聴こえます。
　部活動。大事な食パンですよね。大切に使いましょう！さすがは【神谷】先輩です。木炭つきの食パンを食べてますけどね。よく笑う【神谷】先輩なのでした。日が沈みかける・・・【春日野】先生がずっと言っている秘密兵器とは、一体何でしょうか？ニワトリのピーちゃんを抱いた【春日野】先生は、それが到着するまでは【空】たちを帰す気はないようです。【夏海】が、ジュースを買いに行ってもよかですか・・・。すると【春日野】先生は、ピーちゃんの分も買って来てと・・・ニワトリって何を飲むのでしょうか？
　【佐々木 樹々】先輩と【栗原 渚】先輩。ザリガニのエサを鯖だけにすると青くなると話しながら歩いている。【根岸】は青くならねえと牛乳を飲んでいた。もう、一週間あげているが青くならない。なぜか、鯖を食べないと怒っていた・・・みんなが色んなモノをエサとしてあげているから食べる訳がなかった。
　青くならない鯖よりも【空】は【ミケ】の事が心配で校内を捜し始める。「いつも」は空き地にいる【ミケ】。いつもをやめた、いつもじゃない日・・・。【ミケ】もいつもをやめたのかもしれない。でも、【空】・・・焼却炉の中にはいないと思いますよ。いつもじゃないとこ・・・。
　どうして、ミケはいつもをやめたんだろ・・・。【春日野】先生の秘密兵器は、石膏像だったが・・・ピーちゃんを踏み、倒れて、壊してしまう。いきなり、ゴミ袋行きになりました。そして、ザリガニはメスで青い卵を産みましたよ。
　【空】は【夏海】と【鳥ちゃん】と別れて「いつも」の空き地へ。【空】は逆さにのぞき込んだ・・・逆さに見える「いつも」の景色がそこにある。見る景色の中に【ミケ】がいた。【ミケ】をなでると「いつも」通りホクホクしていた。【空】は【ミケ】に語りかける。

　もう、いつもに戻ったの・・・。

　いつもと違うを楽しめるのは・・・。
　
　それは、すぐそこに「いつも」が待っていてくれるからで・・・。
　
　私も、そろそろ戻ろうかな・・・。

　私は、いつも左足で一日を終える・・・ただいま。

　安心できる自分の居場所・・・お帰りなさいって言ってくれる自分の居場所。
　
　ちゃんと、あると嬉しいなあ・・・。

暴走！物欲アニメ番長。 夏だ！まなびだ！強化合宿だ！

　本日は、アニメDVD『がくえんゆーとぴあ まなびストレート！ STRAIGHT VII』を購入して来ました。
　テレビ未放映の夏休み特別編が収録されております。深夜のアニメにして置くのはもったいないと感じたアニメ作品の最終巻です。制作サイドのこんな心遣いが大好きですね。

珠姫VS外山、ルール無用の剣道デスマッチ！ お父さん、、、お母さん、、、高校生になりました。

　小さな女の子が目を輝かせながらテレビを観ている。超剣戦隊ブレードブレイバー。正座をして観るほどに楽しみしていた特撮番組。そして、憧れている。正義の味方に・・・。
　タマちゃんVS外山。部長【キリノ】にも【外山】に対する様々な悔しい想いがあります。男女の力の差など色々な苦労がたえない。【タマちゃん】には用意された袴が大き過ぎますね。かかとを踏んでしまう・・・だが、そんな事はハンデにもならない。カーボン竹刀・・・相手が苦しむ姿が見たい。【珠姫】の眼光が鋭くなる。【勇次】は言う。【タマちゃん】は、いつでも正義の味方だと・・・。攻める【外山】と守る【珠姫】。当たらずに本気を出す・・・。そのスキを見逃さない・・・「胴」の掛け声が剣道場に響く。【外山】は終わらない・・・一本を取られたのに・・・礼儀を軽んじている行為も許されない。これは、もう剣道ではなくなっていた。相手を倒す為ではなく、自分自身を高める為に・・・【珠姫】の父親の言葉。【珠姫】は、正々堂々と剣道で【外山】に立ち向かう。次々と打突が決まるが・・・【外山】は竹刀をわざと投げつける。もう引けないのだ・・・力任せの相手に【珠姫】は冷静だった。どうしようかな・・・力だけでは勝てない状況。ならば「突き」しかない。あまりにも強力な為に封印されたもの。父親にも止められているが・・・今、使用するその時が来ていた。男・年上・経験者。そして【珠姫】は高校生になりました。【珠姫】の脳裏に母の姿が浮ぶ・・・次の瞬間、鋭い突きが【外山】の喉付近に決まる。去った【外山】たち・・・【キリノ】たちは素直に嬉しく、喜んでいた。また【外山】たちがやって来た時に、なんとかできるのは【タマちゃん】だけだと・・・なりゆきでも、それがきっかけになり【珠姫】は剣道部に入部する事になりました。朝。【珠姫】は「ブレードブレイバー」を見て、自転車で登校します。剣道の荷物を積んでね。悪から正義を守るために・・・。
　お弁当。【キリノ】も【ミヤミヤ】も彩りがあるお弁当を広げているが・・・【タマちゃん】は大変に男らしい「日の丸弁当」。お米と梅干にはこだわっております。しかも、食べるのすごく早いし・・・みんなとわける事ができないんですけど。あまり、【タマちゃん】に食べ物を与えないで下さいね。みんなに餌付けされている【タマちゃん】なのでした。それに、太っちゃう・・・。【勇次】・・・【タマちゃん】が飲んだペットボトル。意識しているようですね。良いなあ。
　みんなの剣道での成績や大会の事に華が咲いております。【勇次】もかなり経験者なのですね。最近の剣道部に対する【石田 虎侍】のやる気に喜ぶ【キリノ】。顧問の動機はどうあれ、剣道部らしくなって行く。【石田】も徐々に剣道への情熱がよみがえりつつあるようです。【タマちゃん】との勝負では一瞬で負けてしまうけど・・・。剣道が好きなんだ・・・。それぞれの想いが、色んなものを変えて行きます。
　【タマちゃん】は、送られて来た母の米と父の梅干に頭を下げます。明日は、みんなでわけられるサンドイッチにします・・・友達ができました。仲間たちとの触れ合いが少しずつ【珠姫】を変えて行くのですね。

テレビ埼玉 『こどものじかん』の放送中止に関する斑目のひとり言。

　あくまでも、私個人としてのひとり言として書きますね。特に「テレビ埼玉」が放映しなくても「チバテレビ」「AT-X」など色々と観る機会はあると思いますし、その点は触れないですが、やはり『こどものじかん』の制作スタッフと作品自体には、何にも落ち度はないですね。今のアニメの流れが「極端な演出」に向っている事には危惧しております。『スクイズ』『ひぐらし』など、マスコミ関係から指摘には当てはまるかもしれないです。別に、殺人行為を推奨している訳もありません。だが、そう取られても仕方ないと思われます。そして、イメージ先行型の考え方も問題あると感じ取れます。だが、作品の中身を観る人は少ないでしょう・・・。今の日本は観る方ばかりで創る側の人はいない・・・。少し脱線しましたね。
　私も『こどものじかん』を楽しみにしている一人としての前提です。確かに『こどものじかん』のアニメ化に関しては「奇跡」だと思います。映像化をする事が・・・小学生の女の子たちが題材なのでね。しかし、原作をよく読むと、その年齢の女の子たちのリアルな感情。母に対する想いと寂しさ。担任との絆。読むと納得する所が多くあります。そんな良い所を描き、そして、その中で楽しみとしての「エッチ」な演出があったら良いですね。もちろん、制作サイドはわかっていると思いますよ。「テレビ埼玉」は明日（１０日）が放映予定なので、そろそろ何かしらの検討した結果が出ると思う。放送局のプライド・・・世間情勢・・・何だかな～そんなの関係ねえって言いたいかもしれないですね。

ぽてまよ ２０００％増量中・・・そして【ぽて子】が増殖する。

　『ぽてまよ』DVD第１巻を観させて頂きました。内容は「ぽて1　ぽてまよ」「ぽて2　来襲！謎の生物!!」「ぽて3　愛しのあの子」「ぽて4　日曜日」とDVD用完全新作オリジナルアニメ1話「2000%増量中」が収録されております。
　ある朝【素直】が目覚めると【ぽて子】が大きくなっていた。小さくて、可愛い【ぽて子】が・・・あんなにも、デカク、オモクなるとは。【素直】の頭にも乗れません。家からも出れません。玄関からはみ出した顔が怖いよ。
　大きくなったモノ・・・。その事を【みかん】と【哉純】に相談する。【哉純】は抜けばいいと・・・。何を抜けば良いのか・・・空気？水分？【みかん】はわからなくて良いと思います。でも、大きくなった【ぽて子】の膝枕は気持ち良さそうですね。
　そして、【素直】が朝目覚めるとハダカの【ぽて子】が目の前にいます。もとに戻ったようですが・・・ベッドの下には、たくさんの【ぽて子】たちが・・・。私も一匹欲しい所でした。

南さんちの三姉妹。 夏奈、千秋、春香たちを見やがって下さい・・・。

　この物語は南家三姉妹の平凡な日常を淡々と描く物です。過度な期待はしないでください。そして、これは活発で元気なトラブルメーカーな姉【夏奈】とぶっきらぼうの妹【千秋】を見守るアニメでもある。
　南家の日常は変わらない。何気ない日曜日だとか、晩御飯の準備など・・・ただ【夏奈】の作る料理は恐ろしい事はわかった。【千秋】は出前を取る・・・【夏奈】の姉の立場などあるはずはないが・・・。その絶望の中でホットケーキを焼く事にする。これは【千秋】も賛成してくれる。だが、これで終わらないのが【夏奈】なのだ。フルーツ缶詰。ヨーグルト。ジュース。生地が固まる訳がない・・・粉もないし・・・甘いクリームシチューが完成した。【春香】が帰って来ると【千秋】の前であやまっている【夏奈】の姿があった。
　【千秋】には、キスはまだ早い？【春香】は姉として心配なのです。そこで【夏奈】が姉としてキスを教える事になるが【千秋】はわかっている。その行為がお茶の間を気まずくさせる事を・・・キスのどこがいけないのか？【夏奈】もした事がなかった・・・してみるか？【夏奈】は【千秋】とのキスを欲しているのだ。逃げ惑う【千秋】。追う【夏奈】。姉妹でも、やって良い事と悪い事があるのだ。本気で嫌がる妹とキスを・・・【千秋】の必死の抵抗。今度は止める【春香】と【千秋】をキスさせようとする【夏奈】。ちゃんと教えてくれると・・・キスを待っている【千秋】がいた。その隙を待っていた・・・【夏奈】がキスを・・・【千秋】のワンパンチが飛んだのは言うまでもないだろう。
　お腹を出して寝ている【夏奈】は遅刻する寸前。起す【千秋】のくちびるをまだ狙っているのか・・・枕で叩く【千秋】・・・朝から元気な２人である。空腹の【夏奈】に朝食はない・・・【春香】の優しさで、おにぎりが一つ。【千秋】は言う。学校へ行けば、給食という確実な食料源があると・・・。教室で【夏奈】は、自分をバカだと思っている。【千秋】に踊らされている事に気づいた。給食は、一時間目が終わったばかりでは出ませんよ・・・フォークとナイフを手にしている【夏奈】だった。そんな【夏奈】を見つめる男子【藤岡】がいる。その憂いの横顔にトキメク【藤岡】はある行動を起すのだった。
　次の日。【夏奈】の学校の靴箱にラブレターが入っていた。【夏奈】は飛んで自宅に帰宅する・・・【夏奈】もそんなお年頃になりました。【千秋】がくしゃくしゃに握り潰された手紙を読む。【夏奈】の魅力は、その活発さ。【夏奈】はほくそ笑む・・・サッカー部のレギュラーで、女子に人気がある男子。自慢できると・・・だが【千秋】の解釈は違っていた。目立っている・・・邪魔者がいないリング・・・。それは【夏奈】のハートに火をつけた。ラブレターは果たし状へと変わってしまう。放課後に【藤岡】が待っている教室へ向う【夏奈】。【藤岡】の利き足をローキックする。戦いに勝利した【夏奈】は【千秋】に笑顔で報告をする・・・【千秋】のアドバイスは恐るべし。【藤岡】は【夏奈】の素敵なダンナ様になれるのだろうか・・・。

ソレスタルビーイング・・・この世界に神なんていない・・・。

　この聖戦は神に捧げられる・・・銃を手にした子供たち。荒廃した世界が広がる。転がる死体の山。そこに一人の少年がいた。死への恐怖。その息づかい・・・。その少年が死を悟った時だった・・・天から裁きの矢が罰を与えに堕ちて来る。その美しさ・・・GUNDAM。それは、神か・・・悪魔か・・・未来は誰にも撃ち落せないのだから・・・。
　AEU。モビルスーツでの開発を急ぐ。式典に合わせた新型の披露。そこに神が舞い下りる。ファーストフェイズを開始する。どこにも、所属しない機体が迫る。あの光を持つモビルスーツの舞。模擬戦・・・これは実戦だろ。目標を駆逐する・・・わからないのは、お前だろ・・・パトリック。そして、セカンドへと移行する。これは、AEUへの警告なのだろうか・・・。
　プトレマイオス。ソレスタルビーイングの輸送艦。【スメラギ】は、酒でも飲んでないとやってられないのだ。実戦だ・・・ハレルヤ。その頃、天柱では、記念パーティーを催している。ここから、全てが始まる・・・。
　AEUとの交戦をする【刹那】と「ガンダムエクシア」。数ばかりだな・・・地上かのロックオン。AEUへの牽制と取るべきか・・・。人類革新連盟のステーションの異変。テロリストの自爆攻撃・・・第三国の暴走なのか。式典への被弾・・・そこに「ガンダムキュリオス」が舞い下りる。テロ行為も許さない・・・。
　翌日のニュースは、正体不明のMSが話題となっている。映像に流されるビデオメッセージ。そこには、一人の男性が座っていた。そして、地球人類全てに対する報告なされる。ガンダムを所有する私設武装組織。この世界から戦争行為を根絶する事・・・利益では動かない。領土、宗教、エネルギー。どのような理由があろうとも、全ての戦争行為に対して、武力での介入を開始すると・・・。戦争をほう助する国、組織、企業も同様。全世界へ宣言する。

　世界が変わって行く・・・。

　戦争を戦争で解決されるだ、なんて・・・。

　それは、矛盾する存在。人類の変革。人類は試される。それは、悪行なのか？

　始めちまった、もう止められない。俺たちは世界に喧嘩を売ったんだ。

　それが、ソレスタルビーイングのガンダムマイスターなのだから・・・。