手が届くなら、手が届きそうなら、一度は達成してみたい「サブスリー」、いわゆる3時間切り(フルマラソンを2時間台で走る)。幾多のランナーたちが挑戦し、達成し歓喜したものもいれば、いつしか走れなくなり...という人も。多くのランナーさんを見てきて、その違い、どこに違いがあるのか、そして達成するためには何が必要なのか、ここをもう一度みなさんと一緒に考えていきたい。今回は、まだサブスリーをしたい、いつかサブスリーを達成したいと考えているみなさんへの文章となっています。
フォームはそんなに重要か?
まず、マラソンを走る人にとって、避けて通れないのが「ランニングフォーム」の話。今や、ブログはもちろん、ユーチューブなどでも多くの理論を拝見することができる。共通するのは、やはり速い人はみな「美しい」というところ。それでは何が美しくて、どうすれば美しくなるのか、また美しいと速い、怪我しないとの因果関係はどうなのか、ここに着眼していきたい。
まず、みなさんは何を美しいと捉えているのでしょうか。私は「一切無駄のない全身の躍動感あふれる動き」が美しいと考えています。しかし、自分が現役の頃、頑張って走っていたフォームとは、果てしなくかけ離れている。巷で言われている通り「胸を張って」「顎を引いて」「しっかり腕を振って」「腰高をイメージして」「接地時間は短く」「つま先で」「上下動を少なく」を意識しているのに。加えて、毎日、腕立て腹筋背筋、さらには歩く時も意識しているのに。
つづく
最新の画像もっと見る
最近の「骨格ランニング®」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事