オメガねこ

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「菅義偉」 と 「アイヌ新法」

2021年09月05日 | 政治
 菅首相は、最初から「今期限りの自民党総裁」を引き受け、ワクチン接種の推進とオリパラの実施を約束しました。未だ、パラリンピックは終わっていませんが、「総て約束通り」に遂行します。

 また、菅首相は「新型コロナウイルス、この感染拡大を防止するために私は専任をしたい」として、今月に予定されていた自民党総裁選に立候補しないことを表明しましたが、今日(無事に)オリパラが終わるので「当然の発言」です。また、ワクチン接種率も「アメリカ:111.9」「日本:105.4」と、アメリカを追い越す勢いです。

 報道界隈では、これを「国民を無視し、自民党の内紛を押さえきれずに突然の辞任表明」と、いつもの様に騒ぎ立てています。テレビや新聞がこの様に騒ぎ立てる事で、報道を信じる国民の脳ミソを「自民党一色のミソ漬けにする狙い」が成功したようです。

 あとは、総裁候補にいつものメンバーを引き立て役として舞台に上げ、そこに目立つ異色な人材を登場させる事で「衆院選の自民勝利」は見えてきます。そこには難題が一つ。その異色な人材は、「Nアッチ系」や民放連とは犬猿の仲で、ほゞ総てのマスコミとは敵対関係にあり、弱小ネット以外では、良い方向に取り立てる事が期待できません。

 それは兎も角、「新型コロナ対策に専任をしたい」と首相が言った事に対して、「今までは、片手間にコロナ対策をしていたのか?」などと、意味不明な疑問を持つ人がいるようですが、これは逆で「一つ事に専任するするのなら、既に首相の任に非ず」と責めるべきです。今、尖閣が攻撃を受けたら、首相を無視して「防衛専任の防衛大臣」が独断で命令を下す事になります。

 菅氏は、過去にも様々な「怪しげな動き」を見せました。アイヌ新法の時も「定義の無いアイヌ民族」に対して先住民族認定を下し、「この法律は、日本列島北部周辺、とりわけ北海道の先住民族であるアイヌの人々・・・・」として法制化されました。

 「日本列島北部周辺、とりわけ北海道」の先住民は、一万年以上前から本土と同じ「縄文人」、或いはそれ以前の少なくとも三万年ほど前から暮らしていた、無名の旧日本人です。歴史上、アイヌの存在が知れたのは13世紀以降なので、平仄が合いません。

 現代のあらゆる科学的手法を駆使しても、13世紀以前の(北海道の)アイヌ民族の存在を証明することが出来ないにも拘わらず、菅氏は「アイヌは先住民族説」を政治的に決定しました。まさに類稀なる「仕事師」です。

 科学を捻じ曲げたければ、「菅義偉」の政治力によって、どうにでも曲げてくれます。但し、最初から曲がった「政治」を、曲げ戻す事で真っ直ぐにする事もしてくれます。「日本学術会議会員の任命(承認)拒否」では、法律を曲げて政治を真っ直ぐにしました。

 今のところは「首相辞任」は当然の成り行きですが、菅氏は「総裁選に立候補しない」と発言しただけであり、何れの地位をも「辞任する」とは言ってないと思います。有り得ないとは思いますが、自民党綱領が変わって「総裁でなくても首相を継続できる」のなら、首相を継続します。未定は決定では無いので何とも言えません。

 この「菅の陰謀」が上手くいけば、「衆院選」での自民の大敗は免れそうです。




2 コメント

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Unknown (mobilis-in-mobili)
2021-09-06 20:03:05
『言い間違い』
『新型コロナ対策に専任』ぢゃないだろ❗
『新型コロナ対策に専念』だろっ❗
日本語を正しく使えない首相なんて、それだけで恥ずかしい❗すぐさま消えろ❗
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Unknown (yk-soft-85)
2021-09-06 21:40:46
確かに「コロナ対策に専念する」ならば、「コロナ対策に、より一層熱心に力を注ぐ」なので言葉としては問題は無いと思いますが、「コロナ対策に専任をする」が言い間違いでは無い場合は、「コロナ関係以外の仕事は、他の大臣に任せる」と云う意味になり、それが本心の様にも思えます。
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