政府は「新型コロナウイルス」による肺炎予防として、「従来のインフルエンザ予防と同程度の対策をするように」と国民に対して通達しました。マスクの着用や手洗いの励行などです。
「国は、発生国の在外公館において査証発給を行う際、病原性が高い場合には、査証審査の厳格化や査証発給の停止等の査証措置を行う。(外務省)」
と書かれています。
今は、「国内感染期」なので、更に厳しい対応が必要なのですが、「封鎖状態にある武漢周辺に帰国できない複数の中国人観光客」に、出入国在留管理庁が訪日に必要な短期滞在ビザの「15日から30日への延長」を認めました。
一方、「新型コロナウイルス対策行動計画」は無いので政府は「従来のインフルエンザ予防と同程度の対策」は無視したようです。国民には有効かどうかが判らない「インフルエンザ対策」を指示し、政府は「インフルエンザ対策」には「コロナウイルス」とは書かれていないので無視をしました。
日本国政府は「日本国民の命」より、ビザの期限が切れる中国人の観光の方が重要と思っているフシがあります。武漢から「帰還」した日本人が検査を拒否すると、人権上の問題だからと言って自宅に帰るのを容認しました。
憲法第一二条
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。
つまり、日本国政府は「公共の福祉」よりも「個人の人権」のほうが重要と考えていると言えます。「公共の福祉」とは、より多くの人権を意味し「少数の人権の方が多数の人権に勝る。」という、民主主義にはあるまじき思想です。
朝鮮民主主義人民共和国は早期に中国との国境を封鎖し、結果として「人民の安全性」を高めました。さすが国家名に「民主主義」と付いている事だけは有ります。
「誰も知らないとは思いますが」、現在の日本の政権政党を自民党と気安く言いますが、実は正式には「自由民主党」と言います。確かに「民主主義」とは書いていないので、北朝鮮ほど「民主主義」で無い事は認めざるを得ません。「立憲民主党」や「国民民主党」と同程度かも知れません。
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新型コロナウイルスは、発症前の潜伏期でも、感染することが報告されています。
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よってチャーターした飛行機の機内に発症していない感染者がひとりでも混じっていれば、機内の全員が保菌者になって帰ってくると考えられます。
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密閉され、乾燥した機内でのウイルス感染力はすさまじいものがあります。5時間もその密室に閉じ込められたら絶対に感染します。
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今回の日本人を帰国させようとする政府の措置は誠に愚かです。
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西欧諸国が自国民を帰国させようとするのは『自国民さえ助かればアジア人など何人死んでも構わない』という自分勝手な考えです。
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そもそも中国政府が行う防疫と治療を信用していないのです(それは当然かも知れませんが・・・)。
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しかし、その行動が中国の行う隔離政策を骨抜きにしてしまい、ウイルスを世界中に蔓延させようとしています。
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日本が真似するべきではありません。帰国しようとする日本人を武漢に留め置き、滞在費用を国家が負担する、これが正しい対処法なのです。
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折角中国が人の移動を制限してパンデミックを防ごうと努力しているのです。
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こと、今回に限っては中国に協力して、隔離による防疫を徹底すること、これが正しい対処法なのです。
WHOが「通常の対策をしていれば危険性は無い」と言っていた時に、WHO職員が自ら中国に入って封じ込め作戦を指導すれば良かったのですが、これをしなかったところを見ると「危険性は知っていた」と思われます。
少なくとも、「引き上げ者の強制隔離」は必須事項だと思います。